災害への対策

あき総合病院の津波対策について

1 これまでの津波高の想定

◆安芸市の最高津波高さ:14.9m(新病院の建設位置:海抜11.0m)

東日本大震災の発生を受けて、国の中央防災会議による東海、東南海、南海の3連動地震の新たな地震・津波の想定を基に、県の被害想定が見直される方向

2 今回の対策 コンセプト

病院1階が浸水した場合を暫定的に想定した対策
【病院のバイタルパート(最重要区画)の機能維持】
1.北屋外棟をRC造(耐震構造)の2階建てに変更し、1階部分に機械室、2階部分に電気室を配置(本館1階部分から移設)するとともに、非常用発電 機についても2階部分に移設
2.電気室・機械室に関連性の高い中央監視盤室及び消防設備(ポンプ)等も併せて北屋外棟に移設
3.北屋外棟建屋に水密性の高い扉を採用(防水対策)

【上記設計変更に伴う療養環境・周辺住環境対策】
4.北屋外棟南面の壁面緑化(本館北側病棟の患者さんの療養環境への配慮)
※参考:病棟と北屋外棟間の間隔 約8m
5.機械室の防音対策(本館北側病棟の患者さんの療養環境と周辺の住環境への配慮)
・RC造及び内壁に防音材を施工することにより遮音性を確保
・クーリングタワー(空調室外機)の本館屋上部分への残置

今回の対策 コンセプトの図

スケジュール

  • 精神科部門オープン:H24.4月 → H24.8月
  • 病院全体オープン:H25.12月 → H26.4月
  • グランドオープン:H26.8月 → H26.12月

3 事業費

事業費の図

4 今後の検討

○津波浸水予測の見直しの検討状況等を踏まえ、バイタルパートの二重化を図る。<電気室、機械室の二重化等>

災害救急

1災害拠点病院

当院は災害拠点病院に指定されています。
災害拠点病院とは・・・
平成8年に当時の厚生省の発令によって定められた「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」であり、緊急事態に24時間対応し、災害発生時に被災地内の重症の傷病者を受け入れ、また、搬送し、医療救護班を派遣するなど、災害活動において地域の医療活動の中心となる機能を備えた病院のことです。

2DMAT

DMATとは・・・
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」
災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。