災害への対策

あき総合病院の津波対策について

1 東日本大震災を受けての津波対策

 当初建設予定では、病院本館の1階に機械室を設置することとしておりましたが、東日本大震災の津波被害を受けて想定を見直し、病院北側の敷地(2階高)に北屋外棟(2階建てRC造(耐震構造))を建設することとしました。

病院1階が浸水した場合を想定した対策
【病院のバイタルパート(最重要区画)の機能維持】

1.北屋外棟の1階部分に機械室、2階部分に電気室を配置し、非常用発電機についても2階部分に設置
2.電気室・機械室に関連性の高い中央監視盤室及び消防設備(ポンプ)等も北屋外棟に設置
3.北屋外棟建屋に水密性の高い扉を採用(防水対策)

【上記設計変更に伴う療養環境・周辺住環境対策】
4.北屋外棟南面の壁面緑化(本館北側病棟の患者さんの療養環境への配慮)
※参考:病棟と北屋外棟間の間隔 約8m
5.機械室の防音対策(本館北側病棟の患者さんの療養環境と周辺の住環境への配慮)
・RC造及び内壁に防音材を施工することにより遮音性を確保
・クーリングタワー(空調室外機)の本館屋上部分への残置

今回の対策 コンセプトの図

2 事業費

事業費の図

 

災害救急

1 災害拠点病院

当院は災害拠点病院に指定されています。
災害拠点病院とは・・・
平成8年に当時の厚生省の発令によって定められた「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」であり、緊急事態に24時間対応し、災害発生時に被災地内の重症の傷病者を受け入れ、また、搬送し、医療救護班を派遣するなど、災害活動において地域の医療活動の中心となる機能を備えた病院のことです。

2 事業継続計画(BCP)の策定

 災害等が発生した場合に、重要な業務を中断させないこと、早期に通常の医療提供体制に復旧させるための計画として、事業継続計画(Business Continuity Plan)を平成27年3月に策定しました。
 また、平成31年3月には国土強靱化貢献団体の認証に関するガイドライン(2018年7月改定)に基づく、レジリエンス認証を取得しました。
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3 DMAT

DMATとは・・・
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」
災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。