平成20年10月県議会臨時会における知事の提案説明

公開日 2009年11月26日

更新日 2014年03月23日

平成20年10月県議会臨時会における知事の提案説明(平成20年10月24日)

 本日、議員の皆様のご出席をいただき、平成20年10月県議会臨時会が開かれますことを厚くお礼申し上げます。
 
 ただ今提案いたしました議案についてご説明を申し上げます。

 この議案は、先般、総合経済対策として成立しました国の補正予算に呼応して、必要な補正予算案を提案するものでございます。

 予算案では、まず、県民の皆様の生活や産業の振興に欠かせない道路整備といたしまして、北川奈半利道路の整備など24億2千万円余りを計上しております。

 また、地域の安全と安心を確保するための河川改修や地すべり対策事業として約3億2千万円、さらに、港湾や海岸の整備に3億6千万円を計上するなど、総額で32億7千万円余りの予算案となっております。

 依然として低迷する本県の経済情勢を踏まえ、早くから国に働きかけてまいりました結果、これらの事業が国に採択されることとなったものでございます。今回補正予算として緊急に対応しますことで、立ち遅れているインフラの整備を進めますとともに、県内の景気を下支えしてまいりたいと考えております。

 現在、世界的な金融危機の影響などを受け、国では、さらなる追加経済対策が検討されております。生活必需品などの物価の上昇に加え、景気の停滞感の拡大によりまして、県民の皆様は、生活に不安を抱えておられると思っておりますので、今後とも、国の事業を積極的に、かつ、タイミングを逸することなく、活用してまいりたいと考えております。

 何とぞご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。

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