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平成20年仕事納め式 知事あいさつ

公開日 2008年12月29日

平成20年仕事納め式 知事あいさつ

平成20年12月26日(金曜日) 16時から(県庁正庁ホール)

 どうも皆さま、この1年間本当にお疲れ様でございます。この仕事納め式、しばらくやってなかったそうでございますけれども、本当にこの1年間、皆さま方大変に頑張っていただいたことを、是非とも私の口から直接、皆さま方に本当にお疲れ様でございました、本当に頑張っていただいてありがとうございました、ということをお伝えしたくて、この仕事納め式を久々に開催させていただいた、そういうわけでございます。

 思い起こせば、この1年間、この1月から12月まで本当にいろいろなたくさんの仕事をしていただきました。私が就任してから1カ月少しで始めた予算編成、こちらも正直、突然変なガイなやんちゃな奴がやってきて、この予算編成自体大変ご苦労いただいたというふうに思います。

 また4月以降、産業振興計画の策定ということで従来の各部の枠を超えた、さらに言えば、この県庁の建物の枠組みを超えた全県下にわたる、多くの市町村の方々、多くの民間の団体の方々を巻き込んだ、かつてないほどの多くの人々を巻き込んだ形で策定を行ってきた産業振興計画。この過程は本当に大変なものであったというふうに思います。

 また社会福祉の分野におきましても、いろいろな課題がございました。安芸・芸陽病院の見直し、積年の課題に正面から取り組んでいただきました。また大学の改革の問題についても女子大の事案、こちらも工科大学と併せてということでございましたけれども、積年の課題でございました。こちらについても改革の道筋を付けていただいた。

 そして教育の課題、こちらにつきましても学力テストの結果を受けて、学力向上、いじめ問題等対策計画の策定をはじめ、非常にスピード感を持って取り組んでいただきました。またインフラ整備の観点につきましても、道路財源をめぐる一連の議論の中で、むしろ高知県の主張を通す。全国的に通すという大きな仕事をしていただきました。危機管理の問題についても、条例制定から速やかにアクションプランを策定していただくなどの仕事もやっていただいたところでございます。

 企業誘致についても、いろんな実績が上がってきておるところでございます。観光についても「花・人・土佐であい博」一見地味に見えますけれども1年を通じて振り返ってみれば、地域地域でさまざまな観光についての新しい取り組みが芽生えてまいりました。「龍馬伝」に向けて大きな素地ができつつあるのではないのかな、そのように思っているところでございます。産業技術部の方も会計管理局の皆さんも、それぞれそれぞれ大きな仕事をしていただいたというふうに思います。文化環境部においても、全国をリードするような仕事をしていただきました。

 これらをまとめて考えてみれば、私はこの1年間、本県が抱えておった積年の課題というものに、がっぷり4つで正面から取り組んだ1年ではなかったかと、そのように思います。建前を捨て、何かをやらないことで行財政改革を進めるということではなくて、むしろこれらの課題に対して、それを乗り越えていくために新しいものを作り上げていこうではないか。そういうことに取り組んでいただいた1年ではなかったか、そのように思います。

 正面から取り組んだということと、そして物事を作り上げようとしていくことと、そしてまたこれらの動きが、この高知県庁だけに止まることなく、県民の皆さま方とともに進めようとしたことと、そしてまた全国区での取り組みを進めようとしてきたことと、これら大きな成果ではなかったかというふうに思います。

 知事室におきましても深夜に至るまで本当に徹底して議論をさせていただきました。知事室での議論というのは、私は単に最終的にそうですね、という形で承認をするだけ、そういう平和な時代がいつか来ればいいなというふうに思いますけれども、残念ながら今の県下の厳しい状況を見ました時に、やはり侃々諤々の議論をしていかなければなりません。ガイなことを言うて大変申し訳ございませんでしたけれども、かなり本音の議論をさせていただけたのではないかと、そういうふうに思っております。本当に皆さま方、大変な1年でございましたけれども、頑張っていただきました。本当にありがとうございました。知事として心よりお礼を申し上げたいと、そのように思います。

 残念ながら来年もこのように頑張っていただいたのに、来年度も給与カットを継続せざるを得ない状況でございます。やらなければならない仕事は非常に多い。他方で歳入の見通しについて、いろいろ2次補正とか交付税とか、そういう対策は取られておりますけども、これらはみな県民の生活のためにお使いしなければならない、そういう用途として配布されているお金でございます。県税収入の大幅な減少も見込まれる中、先々の財政状況が厳しさを、この不透明感が引き続きある中、そして、また100年に1度の未曾有の不景気という状況の中で、引き続き県民の皆さま方とともに痛みを分かち合っていただかなければなりません。大変心苦しいことではございますが、来年度も給与カットを継続させていただかざるを得ないという苦渋の決断をさせていただきました。本当にこの点については申し訳ございませんが、ぜひともこの給与カットについても職員の皆さま方のご理解を得たいと、そのよう考えておる次第でございます。本当に申し訳ございませんが、ご家族の皆さま方にも大変なるご苦労をおかけしますけれども、ぜひともご理解を賜りたいと、そのように思う次第でございます。

 私は就任当時、いくつかの基本方針を示させていただきました。対話と実行の県政を進めていくということが第1。そしてもう一つ、県政と市町村政としっかりと連携をしていくんだということが第2でございました。そういうことの大きな表れとして、「対話と実行」座談会、先日、東洋町にお伺いさせていただいたので、丁度28団体にお伺いをさせていただいたわけでございます。多くの県民の方々とお話しをさせていただく機会を得ました。いろんな回答を書いていただいた、さらにそもそもアレンジをしていただいた、これは本当に大変だったかと思いますけれども、それぞれお話しをさせていただいた記録自体が、私にとっても県政の今後の推進にとっても一つの宝ではないかとそのように思っております。

 その中で4月ぐらい、5月ぐらいの最初の頃、回らせていただいた時には、いかに今の県の状況が大変なのか。日々の暮らしが大変かと、そういうお話をたくさんいただいておったかというふうに思います。しかしながら8月、9月、10月と日を追うごとに、私には非常に前向きなご意見がたくさん出てくるようになったというふうに思えて仕方がございません。地域の産品を活かして今後こういうことをやろうと思ってるんだ、ああいうことをやろうと思う、これについて県としてはどうか。そういうご意見がたくさん出てくるようになったように、私は思っております。それにつれて、会の時にご紹介をしております出先の職員の一人ひとりのご紹介の時の拍手にも段々温かさが増してきたように思いますし、また地域支援企画員の皆さんをはじめとして、相手の方々からお誉めをいただくことが多くなってきた。そのように思っています。

 対話と実行の県政と申し上げました。私一人が対話をするのではなくて、県庁職員の皆さんがぜひとも、この対話の姿勢でお願いしたいという話を申し上げましたが、産業振興計画の策定等々を通じて、県庁の職員一人ひとりが、県民の皆さまと真剣に向き合い、対話をしてくださっている。その姿勢が徐々に徐々に県民の皆さまに伝わってきているのではないか、そういう私は手応えのようなものを感じた次第でございます。今後とも県民の皆さんのために、今の厳しい状況に慣れることなく、必ず成果は出せると信じて、そして課題に正面からぶつかり、そして作り上げていく、対策を作り成果を上げていく、そういう仕事を今年1年やっていただいたこの姿勢、これをぜひとも堅持していただき、来年度以降、県勢浮揚に向けた、県民の皆さまとともに汗をかく年として、県勢浮揚への具体的な第一歩となる年となるように頑張らせていただきたいとそのように思います。

 作り上げる仕事というのは、その過程過程では苦労もあろうかとは思いますけれども、しかしある意味、非常にやりがいのある仕事ではなかろうかというふうに思います。県庁職員の皆さま方とともに、前向きな仕事をしていく喜びというものを、嬉しさというものを分かち合っていきたいと考えている次第でございます。ぜひとも、来年1年も私とともに県勢浮揚に向けてご尽力を賜りたい。また私に対してもご指導ご鞭撻をしっかりと賜りたいと、そのように伏してお願いを申し上げます。

 年末年始、今年は9日間のお休みということでございます。非常に雇用対策の関係などで、30日まで商工労働部では仕事をしていただくということでございますし、また2次補正予算への対応ということで、この年末年始も非常に忙しい職員の方もたくさんいらっしゃるのではないかと思いますが、少しでも多く、ゆっくりと休んでいただき、この1年間の疲れを癒していただきたいと思います。年明け、大いに前向きな形で仕事をしていきたいと思っています。ぜひともこの年末年始に鋭気を養っていただきたいと思う次第でございます。

 本当に皆さま方、この1年間、大変お疲れ様でございました。また、今日直接お会いすることはできませんが、東京事務所、大阪事務所、名古屋事務所の皆さんも大変にご活躍をいただきました。また、上海事務所、シンガポール事務所の皆さま方にも大変にお世話になりました。フィリピンでお会いしたことは本当にいい体験となりました。また県下に今おられる出先機関の皆さん、地域支援企画員の皆さん、本当にこの1年間お疲れ様でございましたと申し上げたいというふうに思います。

 最後になりますけども、改めてこの1年間の皆さま方のご活躍に心より感謝を申し上げます。年末年始ゆっくり休んでいただいて、また来年以降、共に頑張ってまいりましょう。本当に1年間お疲れ様でした。

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