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平成21年2月のトピックス

公開日 2009年02月28日

〔平成21年2月27日〕 中小企業の年度末の資金繰り相談について

 昨年10月から県が実施しております「安心実現のための高知県緊急融資」は、多くの事業者の皆様のご利用をいただいており、2月20日までの実績は1,549件、約260億円に達しており、当初の予測を大きく上回っています。この結果、幸いにも平成20年の県内の企業倒産は、四国の中で唯一、件数、負債総額ともに前年を下回りました。また、年が明けてからも同様の傾向が続いています。

 しかしながら、戦後最大の経済危機といわれるなかで、依然として景気回復の兆しは見えません。 このため、事業者の皆様にとって大変厳しい状況が予想されます年度末の資金繰りの相談に応えるため、3月中は土曜日と日曜日ともに、県庁に相談窓口を開けることとしました。金融機関など関係機関とも連携を取りながら、早め早めの対応をとってまいります。

相談時間 午前10時から午後4時まで
相談窓口 商工労働部経営支援課(県庁舎5階東)
電話番号 088-823-9695(直通)


 なお、2月27日から、緊急融資の対象となる指定業種がこれまでの698業種から760業種に拡大されました。緊急融資の詳細については、こちらをご覧ください。
    ⇒「安心実現のための高知県緊急融資」について (経営支援課ホームページ)

〔平成21年2月24日〕 「土佐・龍馬であい博」を県民あげた取組に

土佐・龍馬であい博のロゴマーク 大河ドラマ「龍馬伝」の放送にあわせて開催します「土佐・龍馬であい博」では、「花・人・土佐であい博」で芽吹いた様々なイベントを更に磨き上げますとともに、坂本龍馬や中岡慎太郎、岩崎弥太郎、ジョン万次郎など幕末の先人にゆかりのある新たな観光資源の発掘、魅力ある旅行商品づくり、首都圏をターゲットにした積極的なPR展開など、400万人観光、1000億円産業へ向け積極的に取り組んでまいります。

 JR高知駅前の県有地への設置を予定していますパビリオンには、ドラマの舞台の再現や出演する俳優や舞台裏の紹介などライブ感のある展示を行い、ドラマと本県観光を盛り上げていきます。また、この場所が公共交通の結節点で、県内観光地への起点であるという立地条件を活かし、県東部や西部など県内各地のイベントや観光情報を一元的に扱う「コンシェルジュ(総合案内)」の機能を担う「情報発信館」も設置し、県内各地への誘客を図ってまいりたいと考えています。

  本県は、「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」全国都道府県ランキング2位、「地元の人のホスピタリティを感じた」4位と、来ていただいたお客様からは高い評価をいただいています。しかし、本県の観光地は残念ながら十分に全国的には知られていない、観光資源を活かしきれていないというのが実情かと思います。この情報発信館では、県内各地に「もう一歩」足を伸ばしていただくため、高知に来なければ分からない「旬の食べ物」や「レアな観光情報」などを積極的に発信し、観光客の皆様に触れていただく、そうして高知のファンになっていただき、リピーターとなって再び来ていただくようにしたいと考えています。

  「龍馬伝」の放送まで10ヶ月あまりとなりました。このたび、「土佐・龍馬であい博」のキャラクターとロゴも決まりましたので、放送開始までどんどん盛り上げていきたいと思います。

  安芸市や土佐清水市、北川村、奈半利町、檮原町では、地域の皆様が協議会を立ち上げ「龍馬伝」を活かした様々な取組を計画しています。全県的にも、来月24日には第3回土佐・龍馬であい博推進協議会を開催し、21年度の事業計画などを決定する予定です。 「龍馬伝」の放送で全国から注目を集めるこの機会を徹底的に利用し、「自然」や「食」、「歴史」、「文化」、「おもてなしの心」など全国に誇れる魅力を発信し、地域の元気に繋げていきます。
キャラクター 右から岩崎弥太郎、お龍、坂本龍馬、中岡慎太郎、ジョン万次郎

〔平成21年2月10日〕 四国8の字ネットワークの整備・利用促進について語り合いました <四国4県知事「四国8の字・車座談議」>

竹林での車座談義の様子 4県知事と石田教授 1月24日に、「四国8の字ネットワーク整備・利用促進を考える会」主催の「四国8の字・車座談議」が竹林寺(高知市五台山)で開催され、私を含め四国4県の知事、四国経済連合会の大西会長をはじめ、四国各地から約150名の方々が参加しました。

 国土交通省の「道路の将来交通需要推計に関する検討会」の委員長を務められている石田東生筑波大学大学院教授から『「守り」から「攻め」へ ~道路行政の大変革期~』と題した講演をいただいた後、石田教授をコーディネーターに4県知事で「車座談議」を行いましたが、会場全体が一体となった議論となりました。
 ⇒座談会の様子 [PDFファイル/285KB]

 2月4日には、私が、国土交通省と財務省を訪ね、当日の会場の熱気とともに、決議文と「車座談議」の報告書を渡してきました。高規格道路など国が直接行う道路整備が遅れていることへの危惧や、地方の道路整備を着実に進めていくべきだという、四国の想いに一定のご理解をいただけたと思います。決議文の概略は次のとおりです。

 1 国直轄事業予算額の平成20年度並みの確保
 2 「四国8の字ネットワーク」を四国圏広域地方計画及び新たな中期計画の地方版に位置付け、計画的で着実な整備ができるよう措置すること。
 3 本州四国連絡高速道路や四国内の高速道路について、恒久的な料金引き下げを求める


 道路特定財源の一般財源化が現実となった今、単に便利になるための高速道路がほしいと言ったレベルではなく、命を守るための最低限の道路整備さえできていないことを、今まで以上に国や国民の皆様に伝えていかなければなりません。そのためにも、地方の道路整備の必要性を定量的に示すことや、しっかりとした事業評価を行うことが重要だと考えています。

 「命の道」、この思いを全国へ。今後も頑張ってまいります。

〔平成21年2月10日〕 「花・人・土佐であい博」から「土佐・龍馬であい博」へ

バトンタッチセレモニーの様子 昨年3月1日に開幕した「花・人・土佐であい博」も2月1日のバトンタッチセレモニーをもって終了しました。閉幕ではなくバトンタッチとしたのは、「花・人・土佐であい博」は終了しますが、その中で芽生えた地域イベントは今後も続いていきますし、また、来年1月から放映されますNHK大河ドラマ「龍馬伝」に合わせて開催します「土佐・龍馬であい博」にも、つなげていかなければならないという意味を込めたものです。

 「花・人・土佐であい博」は、“土佐がまるごとパビリオン”と銘打って開催しました。県内の各地域の皆様には優れた資源を生かした数多くの地域イベントを行っていただきましたし、夏の「よさこいサマーフェスタ」や冬の「KOCHIキャンドルフェスタ」など、季節ごとの大型イベントも開催し、全国に向けて積極的に高知の観光情報を発信しました。その結果、期間中のイベントには100万人近いお客様に参加をいただき、高知ならではの「自然」や「食」、「歴史」や「文化」などの魅力に“であって”いただけたものと思います。

 この「花・人・土佐であい博」で芽吹きました地域の力を今回限りのものにしてはいけません。産業振興計画でも、地域の強みを磨くと同時に、様々な分野の連携によって地域力を高めていくことを目指しています。その意味でも、今回の「花・人・土佐であい博」の経験を、地域間あるいは地域と行政など様々な連携によって、本県観光の目指す滞在型・体験型観光の確立に生かしてまいります。
 景気後退や雇用悪化など暗いニュースが続きますが、今年度前半の本県の宿泊者数は、4月−6月、7月−9月の2期連続で前年に比べてプラスになっています。半数を超える都道府県でマイナスとなっているなか、また、ガソリン価格の高騰などの悪条件があったことを考えますと、「花・人・土佐であい博」による確かな効果だと思います。

 この地域の力は、次に開催します「土佐・龍馬であい博」へと引継がれます。大河ドラマの放送という、県外からたくさんのお客様に来ていただける絶好のチャンスを生かして、高知の魅力を今以上に全国の皆様に知っていただけるよう、県民の皆様とともに盛り上げてまいります。

〔平成21年2月10日〕 四万十・足摺エリア(幡多地域)観光圏が始動 <滞在型・体験型観光の推進をめざして>

 1月30日に、観光圏整備事業を推進するための推進母体となります『幡多観光圏協議会』の設立総会が、土佐清水市で開催されました。
 観光圏整備事業とは、昨年10月の観光庁の発足と同時にスタートした事業で、一定の範囲の観光地が連携をして、2泊3日以上滞在して快適で充実した時間を過ごしていただく「観光圏」を作ろうとするものです。幡多地域の6市町村はこれまで環境・体験型の教育旅行の誘致に積極的に取りくみ、年間2千人を超える修学旅行生を受け入れています。このため、県では、幡多を先進事例と位置づけて、この観光圏の形成に向けた活動を支援しています。

 この観光圏は、「四万十・足摺エリア(幡多地域)観光圏」、サブタイトルは「四万十の恵みと黒潮のかおり~でっかい探検フィールド“はた”~」となる予定です。
 幡多の「売り」は、なんと言っても豊かな地域資源を活かした体験型観光です。これまでの教育旅行の誘致と花・人・土佐であい博で培った体験メニューを数珠つなぎにして、圏域内での広域周遊ルートをつくり、観光客の皆様には「でっかい探検フィールド」を味わっていただきたいと思います。

 また、幡多地域は遠いというイメージがありますが、遠いという不便さを「売り」に変えていければと思っています。どうやって早く行くかではなく、時間をかけなければ幡多には行けませんが、その分、何泊もゆっくりしていただければこんな体験ができますよということを打ち出していく、また、旅行のイメージが膨らむよう東京などから幡多へのルートを示すなど、生きた情報を提供することが鍵になると考えています。

 日本ジオパークに選ばれた室戸をはじめ、龍馬伝がらみの安芸での動きなど、新たな観光地づくりが始まっています。「高知」が再び全国へデビューする、そのときが近づいています。
 ⇒四万十・足摺エリア(幡多地域)観光圏のイメージ [PDFファイル/319KB]

〔平成21年2月5日〕 21年度予算の知事査定 <3,000人雇用を目指して>

 1月26日から29日まで21年度当初予算の知事査定を行いました。
 産業振興、教育改革、1次産業の担い手確保など庁内の各部局が知恵を絞り出した予算案を徹底して議論しました。 前回の政策トピックスでもご紹介しましたが、国の緊急雇用対策を活用した政策や事業も移住・定住を所管する部や1次産業に関連する部を中心に多く提案されています。 この世界恐慌ともいえる不況の中で首都圏を中心に全国には多くの職を失った方々がおられます。関係部に対して「そういう時こそ、我が高知県はピンチをチャンスに変えよう、千載一遇のチャンスと捉えていこう、(全国の)職を失われた方々に高知に来てもらって働いていただこう、ひいては定住してもらいましょう。」と檄を飛ばしました。

 この10年間、県の予算も縮小し続けたために、「とりあえずモデル事業を県内2箇所で行ってみましょう」といった考えでの予算案が少なからず提案されてきた経緯もあります。モデル事業を全て否定するわけではないのですが、「今のこの時期は全ての事業でまさしく実効性が問われている。試しのモデル事業を行って、悠長にものを考える余裕はないのではないか。」とも指示をしました。 この知事査定では新設される産業振興推進部の予算については関係の部長も交えて議論も行いました。複数の部長が知事査定の場で議論したことは初めてではないかと思います。

 「3,000人雇用、定住ひいては人口増」を目指し、実効性のあるダイナミックな予算案を2月の県議会定例会に提案していきたいと考えています。

〔平成21年2月3日〕「東京から一番遠い」を逆手にとって ~宿毛市・大月町・三原村の座談会から~

宿毛市の座談会の様子 1月16日に、30回目となる「対話と実行座談会」を宿毛市で、翌17日にそれぞれ31回、32回となる座談会を大月町、三原村で開催しました。
 
  参加者の皆様からは、集落の再生のための取組などについてお話を伺いました。東京から時間距離が日本で一番遠いのが幡多地域だと言われています。来るにもお金がかかります。これを克服するには、ほかの地域よりもはるかに高いハードルを越えなければならないわけですが、座談会では、参加者の皆さんがこぞって幡多にはどこにも負けない美しい自然があると胸を張っておっしゃいました。そうです。幡多地域には、山があって、川があって海があります。水と大気の循環を一連で見渡せる自然を持っており、山の体験、海の体験が両方できます。これが幡多地域、そして高知の自然の特徴であり、高知の強みだと改めて感じました。

  幡多地域には宝があるのに、それを売っていく術がないというお話も伺いましたが、他方、地域地域の各資源を組み合わせて、総合力を発揮すれば「遠い」を逆手に取った売り出しも可能だ、との力強い意見もありました。都会からの距離が遠くお金がかかるのであれば、じっくり滞在してもらって、都会では体験できないいろいろなことを味わっていただくことが重要でしょうし、そのためには広域での提携が必要になってきます。幡多地域では、つい先日、広域観光圏の形成に向けた法定協議会が立ち上がるなど、こうした提携の動きが広がっています。県としても、こうした動きをバックアップするとともに、徹底的なPRや2次交通の整備に向けて汗をかかなければならないと考えています。

 このほか、今回の座談会では、生産から加工、物流をはじめ多くの分野で実に専門的なご意見をお聞きすることができ、私自身、いろいろ研究してみたいと刺激を受けた2日間でした。県内の全ての市町村にお伺いするこの座談会も、いよいよ高知市と檮原町を残すだけとなりました。次回の開催も楽しみです。

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