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知事の記者発表(平成22年9月17日)

公開日 2010年09月22日

知事の記者発表(9月議会関係ほか)

平成22年9月17日(金曜日) 9時00分から9時53分  第一応接室

9月補正予算案の概要
副知事二人制
高知駅前の県有地の活用
財政収支の見通し
高知駅前での新しい観光施設
新資料館
新しい県立図書館
新総務大臣

配布資料 平成22年度9月補正予算の概要 [PDFファイル/13.72MB]


(知事) 

 皆さん、おはようございます。 県議会9月定例会を今月24日に招集することとしました。

 提出議案の全体像ですけれども、今回提出します議案は、平成22年度一般会計補正予算など予算議案が3件、条例その他議案14件、報告議案21件、合計38件でございます。 以上についてご審議をいただくわけでございますけれど、平成22年度の9月補正予算案の概要について、冒頭、私からご説明させていただきたいと思います。

(資料 平成22年度9月補正予算の概要により説明)

会見する尾﨑知事 9月補正予算案の概要 

 (資料の1ページを示しながら) 今回の一般会計9月補正予算のポイントでございますけれども、総額は約46億円でございます。債務負担行為約79億円の予算となります。去年の9月の補正予算に比べれば、金額的にそれほど大きくはありませんけれども、内容としましては、かなり重要な内容が、たくさん含まれています。

 まず、第一でありますけれども、「ポスト龍馬博等の推進」ということでございます。産業振興計画、そして日本一の健康長寿県構想をはじめとしまして、重要施策を推進していきます。 

 また、もう一つは、「積年の諸課題(への対応)」、非常に重要な課題でありながらも財政状況等から実施することのできなかった課題に対しての対応を図っていくというのが2番目の柱です。 

 そして、3番目でありますけれども「経済対策(への取り組み)」、こちらに対する対応も速やかに図ってまいります。 「ポスト龍馬博等の推進」では、まず第一に、こちら「1 バージョンアップした産業振興計画の柱であるポスト龍馬博の推進」と書いてあります。「志国高知『龍馬ふるさと博』(仮称)」こちらを「土佐・龍馬であい博」の後継として実施していきたい。今回、それに必要な準備をしていくための経費を補正予算に計上させていただいております。

 その次が、「2『日本一の健康長寿県構想の推進』」ということでございます。地域医療再生臨時特例基金を活用しまして、平成23年3月からドクターヘリの運航開始を目指すということと、もう一つは、高知大学の医療技術研修支援施設の設置、こちらの準備を進めていきたいと考えています。これは、他の県に比べましても、医療技術の習得が(できることが)、魅力的な県になっていくということ、医師確保のためには非常に大きなポイントだと考えているところでございまして、そのために必要な施設を導入しようとするものであります。

 図書館でございますけれども、県立図書館と市民図書館の本来機能を充実する。そして県民市民の皆様の利便性を高める。箱物にかかる予算を削ることによって、毎年の運営経費の合理化を図ることによって、機能の充実を図り利便性を高めていこうという発想でもって、今、県立図書館と市民図書館の合築を進めていこうと考えておりますけれども、それをさらに、基本構想という形で検討を深めていくための経費を計上しております。

 あともう一つ。県民の皆様から強い要望がありますナイターの設置です。全国で唯一整備されていないという状況がずっと続いてまいりました。このナイター設備を高知球場に設置するための経費を計上させていただいております。

 「経済対策への取り組み」の関係でございますけれども、こちら、二つあります。 一つは、県独自の事業ということでございます。こちらは、地域活力基盤創造交付金事業を使いまして1.5車線的道路整備など必要な公共事業を進めてまいります。木造住宅総合推進事業も行ってまいります。あわせまして、国が補正として実施します公共事業に対応した予算についても計上しています。

 さらに、これまで国が経済対策により積み上げてまいりました様々な基金があります。雇用関係の基金もありますし、耐震化の関係の基金もあります。森林整備、いわゆる間伐を推進するための基金もございます。こども基金もございます。こういうものをうまく活用していくことで、喫緊の経済課題に、いろいろな諸課題に対応するとともに、経済対策としての実もあげていこうと考えておるということでございます。

 (資料の2ページを示しながら) こちら、補正予算額でございますが、先ほど申し上げましたように、今回の補正額45憶7,546万6,000円ということでございまして、総計しますと約4,332億円。これが平成22年度の補正後の予算ということとなります。

 歳出でございますけれども、こちらにございますように、例えば人件費なども含めた経常的経費は、補正後の金額で対前年度比5.8%の減ということでございます。投資的経費、こちらにつきましても、22%の減ということになっておるわけでございます。これは、国のほうで公共事業等を大幅に削減されたことを受けているものでありまして、対前年でいきますと31%の公共事業の減ということでございます。しかしながら、その分、単独事業費を積み増していきますことで単独事業は、ほぼ前年と同レベルの1.8%の減にとどめておるところでございまして、全体としまして投資的経費の金額について、県としてできる限りの対応を図ろうとしたところでございます。 県債残高の推移でございますけれども、臨時財政対策債を除きます県債残高は、ずっと減少の一途をたどっております。ピークが7,423億円を計上しました平成12年でございますけれども、平成22年の推計までで5,526億円まで減少しておるということでございます。

 ちなみに、臨時財政対策債を含めて地方債残高を計算して、県債残高が増えておると主張される場合がありますが、これは大きな間違いであります。臨時財政対策債は、地方交付税の代わりとして交付をされるものでございますので、本来、これは国が交付税として計上すべきものであった金額が積み上がっているということでございまして、国がその償還に責任を持つものでございます。 「地方交付税を確保しろ」と言っておいて、「臨時財政対策債が増えるのはおかしい」と地方に言うのは、それは全くの誤りであります。

 現在の構造の中では、地方交付税等を確保しようとしますと、必ず臨時財政対策債との組み合わせで交付されることとなります。ですから、地方がその仕事をしっかり成すために一般財源を確保しようとして地方交付税等を確保しようとすると、必ず臨時財政対策債が拡大するという構図になっておるわけでございまして、地方交付税等を確保すべきだという主張と臨時財政対策債を増やすなという主張は、「東に行けと言いながら西に行け」と言っているようなものでありまして、全くおかしい主張であります。

 それと同様に、県債残高の推移を考える時には、この臨時財政対策債を除いた金額が、どう推移するかというのが正しい考え方だと、私は思っております。現在、5,526億円まで減少を続けているということでございます。

  (資料の3ページを示しながら) 今後の財政収支の見通しについて、去年の9月議会でもお示しをさせていただきましたが、今回の議会でもお示しをさせていただきたいと考えておるところでございます。毎年9月に財政収支の見通しについては発表をさせていただいております。 従来より申し上げておりますように、高知県においては、この中長期の見通しをもちながら、毎年度、毎年度の予算編成をしていくということを心がけてきたところでございます。

 そうすることによって、先々の安全性を担保しながら、後になって振り返って、「あの時あんなことをやったんで、今、大変なことになった。」というようなことにならないように、先々の見通しを常に持って毎年の財政運営をしていこうとするものでございます。 図書館でありますとか、山内家宝物資料館でありますとか、積年の課題でありましたけれども、このような形で財政状況上成し得なかったいろいろな事業に踏み出すこととしました。

 「それであっても財政は大丈夫なのか。」ということでございますけれども、大丈夫だという見通しをつけたうえで、その大丈夫であるという金額の範囲内で諸事業を実施することとしております。

 平成28年度までの財政収支の見通しでございますが、平成21年9月の推計の段階では、基金残高が、平成22年末の133億円から始まって、一時、財政調整的基金は底をつくという形でございました。ただ、単年度収支につきましては、平成26年度に黒字化することができるので、先々この傾向が続いていけば、この赤字の部分も消えていって最終的には大丈夫になるであろうと。

 この財政調整的基金というのは、ちょっと簡単に言いますれば、累積赤字か黒字かということを示しておるものでありまして、一種の貯金のようなものになるわけですが、一時的にマイナスに落ち込むことがありますけれども、単年度収支は黒字ということでございます。

 今回の推計でございますけれども、平成22年度までの財政運営の結果としまして、平成22年度末で基金残高が大幅に積み上がることが予想されております。その結果もございまして、先々基金が枯渇することなく運営ができるであろうと。 単年度の財政赤字でございますけれども、こちら、交付税をかなり前の年よりも堅めに見込んでいくということが第一の要因でございますが、もう一つは、基金の残高を維持するか、県債の発行をするかという二律背反するところがあります。

 前回の推計以上に地方債発行の抑制を行って財政運営をしていこうという方針もありまして、単年度収支につきましては、去年より若干大きな規模になることが、平成25年度まで予想されますけれども、先々その人件費削減の効果なども出てまいりまして、平成26年度以降につきましては、引き続き黒字を維持できる見通しでございます。

 そして、もう一つでございますが、平成21年度9月の推計では、財政調整的基金がこういうふうにマイナスになりますことからもおわかりいただけますように、特定目的基金を取り崩すしかないというところがございました。しかしながら、今回の推計では、特定目的基金を取り崩すことなく対応をしていくことができるという見通しが、今の段階では立っているということです。

 県債残高の推移でございますが、臨時財政対策債を除くものでございますけれども、こういうかたちで引き続き減少傾向というのを維持できるという見通しを立てておるところでございます。若干、県債残高の減り方につきましては、4,655億円ぐらいまで毎年度、毎年度減らしていけるという見通しが立っているわけでございますが、一時的に事業を実施する時、それからもう一つ、これは先々になってくると出てくる傾向なんですが、一時的に教員の退職者の数が非常に増えるという時期があったりすることなどもありまして、県債残高の減りのペースが、ちょっと鈍るという時期もございますが、一貫して県債残高の減少傾向というのはキープすることができるという見通しでございます。

 中長期のポイントということでございますが、歳入面におきましては、地方交付税の確保、経済対策にかかる国の予算の獲得。歳出面におきましては、行革によるスリム化、無駄の排除などによりまして財政健全化は一層進んだ形となっております。 新図書館や新資料館など積年の課題であった事業を実施した場合におきましても、持続可能な財政運営の見通しを立てることができたと思っております。逆に言いますれば、持続可能な財政見通しを立てることができる範囲内でしかこういうものはやっていかないということであります。

 3番目でございますが、本県の財政状況というのは、今後の地方交付税の動向等々によって大きく左右されるわけでございます。そういうことでございますから、引き続き、気を引き締めて財政運営に当たっていくということが必要であろうかなというふうに思っております。

  (資料の4ページを示しながら) こちら、9月補正予算の概要ということでございまして、5つの基本政策ごとに整理をさせていただいたものでございますが、もう一回言います。経済の活性化。産業振興計画の推進ということでございますが、こちら、ポスト龍馬博の推進、そして産業成長戦略など。今回は、特に林業系について補正予算を追加しております。

 5つの基本政策の2番目「インフラの充実と有効活用」いうことでございますが、1.5車線的道路の整備推進等を図ることとしております。

 (3番目)「教育の充実、スポーツ環境の向上と子育て支援」ということでございますけれども、図書館、そして、子育て支援機能を、これは図書館整備を行う前であっても速やかに必要なものとして実施します。ナイターの整備も実施します。

 (4番目)「(県民の)安全・安心の確保(に向けた地域の防犯、防災の基盤づくり)」ということでございますが、耐震化を大幅に進めていきたいと考えております。

 5番目「日本一の健康長寿県づくり」についてでございますけれども、救急医療体制の確立ということでドクターヘリの導入を図り、そして、地域医療再生事業ということで、高知大学に若手医師の研修施設を整備していきたいと考えております。 

 そして、横断的にかかわる事業としまして、「雇用対策の推進」。こちらを図ってまいります。これは、緊急雇用創出臨時特例基金とふるさと雇用再生特別基金を活用しまして、3年間で7,000人の雇用を生むというのが現在の目標でございますが、この9月補正予算後の段階で約7,700名の雇用の創出ができるのではないかということで、一応、今回の段階で目標に達することとなります。実際に雇用するようにしっかり仕事をしていかなければなりませんが、今までのペースからいけば何とかいけるのではないかという見通しでございます。

 (資料の5ページを示しながら) ポスト龍馬博について少し詳しくお話をさせていただきたいと思います。 ポスト龍馬博の対策は、5つの柱で成っておるところでございます。 「志国高知『龍馬ふるさと博』(仮称)を開催」でありますけれども、「1 龍馬をはじめとする土佐の偉人にスポットを当てた誘客のための拠点施設を整備」というふうに書かせていただいていますが、どういうことかというと、今、高知の駅前にメインの会場があって、「とさてらす」がある。県内(各地)にお客さんを送り出すハブの機能を持っています。

 そして、県内3ヵ所のサテライト会場、安芸、梼原、そして土佐清水に持っていますが、このハブ&スポーク、メインとサテライトの関係というのを、引き続き、ふるさと博でも維持しようということです。 高知駅前に一定の集客コンテンツを置きます。その横に「とさてらす」が観光情報発信機能を引き続き発揮することとします。それとあわせまして、各地域に拠点となる施設を追加する。現在のサテライト機能を充実強化ということでございまして、安芸、梼原、土佐清水のサテライト会場をそのまま維持するとともに、新しくサテライト機能を持った会場を募集し、サテライト機能を大幅に強化していきたいと考えているところです。

 そして、もう一つでございますけれども、今回引き続き、龍馬さんというものを基軸に据えていきたいと考えています。他の大河ドラマのいろんな主人公がいらっしゃると思いますが、龍馬さんの場合は、別に大河ドラマがあったから有名になった方ではなくて、もともと有名でかつ人気があられた。大河ドラマでさらにその人気の裾野が広がり、深みと人気を増したということではないかと考えております。

 多くの旅行関係者・専門家の方々にご意見を伺いましたけれども、「引き続き、坂本龍馬さんを軸として据えていくことがよいであろう。」、「いきなり、来年からポスト龍馬博ということで、龍馬さんを一旦打ち切ってしまって、全く別のコンテンツで打っていくということではちょっとよくないんじゃないか、もったいないんじゃないか。」ということを盛んに多くの方から言われました。「引き続き、龍馬さんというのを軸に据えていくべきだろう。」ということを言われたわけでございます。

 しかしながら、やはり、坂本龍馬から、さらに幅広く、より高知の魅力を知っていただきたいという気持ちもございます。そういうことでございまして、龍馬を一つの引き出しとしながら、他の偉人、これは幕末の他の偉人ということもありますが、歴史的にいけば長宗我部、自由民権運動とかいうかたちで前後の広がりも持たせていきたい。こういう広がりを持たせていく一連のイベントを実施していく。龍馬さんと食、龍馬さんと花絵巻、龍馬さんと体験ということで、龍馬さんを一つの引き出しとしながら、食、花絵巻、そして体験ということを実施していただくことを考えているところです。

 もう一つ。オフシーズン対策ということでございますけれども、こちらにつきましては、特に、オフシーズンといわれる時期に、県立施設などを中心としまして、様々な一定集客力のあるイベントを打っていきたいと考えています。「花・ひと・土佐であい博」の時に一定の実績のございます五台山の花絵巻。これを来年も実施します。さらに、歴史民俗資料館などにおきましても龍馬の真筆展などというかたちで、集客力のあるイベントをオフシーズンに実施をしていきたいと考えておるところです。 

 このように、ハブ&スポークの関係というのをしっかり維持をしていく。そして、その時には龍馬さんを基軸に据えていく。そして、その龍馬さんから広がりを持たせていくような仕組みを打っていこうとするところが一つの大きな流れでございます。

 そして、もう一つが、こちら、「その3」でございますけれども、広域ブロックごとに1泊以上できる観光地づくりというのを推進していくということであります。 私は、従前より、東部、中部、西部それぞれで1泊できる観光地づくりをしていきたいということを申し上げてまいりました。そのための準備を、アドバイザーのお力も得て、また地元の方々のお力も得て着々と進めてきたところでございます。東部で1泊するためにはどのようなコースで周っていただければいいかというモデルコースを策定しまして、この10月から旅行エージェントに対して、強力に売り込みを図ってまいります。

 サテライト機能を持っているこの地域に行っていただく。そして、ここを始点と終点として、その地域で一泊できるようなモデルコースを観光客の皆さんに行っていただこうと。この二つはそういう連携を図っていく予定です。9月議会でご理解を得られますれば、この予算でもってこの10月から来年以降、ポスト龍馬博ということで全国的な営業活動に回っていきたいと思っているところです。

  「外国人観光客(の積極的な誘客活動)」、11月にまた、私は、台湾にお伺いする予定ですが、韓国、台湾、中国を対象としまして外国人観光客の積極的な誘客活動を展開していく。その他の取り組みも、ツイッターを使ったりとか、いろんなかたちでの発信とかも行っていきたいと思います。

 (資料の6ページを示しながら) 県立図書館でございますけれども、現在築37年という状況でございまして、改築の必要性に迫られております。収蔵能力が何といいましても限界を超えております。30万冊の計画に対して現在58万冊を収蔵しておるところでございまして、今のままでは、収納をこれ以上増やそうにも増やせないという段階にきているわけでございます。そして、施設の老朽化が進んでおります。新耐震基準以前の建物でもございます。バリアフリー対応施設にもなっておりません。そういうことで、この図書館の改築をしなければならないというのは積年の課題であったわけでございます。

 高知市民図書館も時期を同じくして、新しい図書館の整備が必要な時期にきておるところでございます。 そういうことで、県と高知市で協力ができないかということで、平成22年5月から県市のワーキンググループによって、県市で協力をしていく案について、選択肢の一つとして検討を重ねてまいったところでございます。

 その結果、これで非常に良い案が作れるだろうということでございまして、平成22年8月24日の高知県・高知市連携会議において、追手前小学校敷地に県市一体型の図書館を整備するということで、私と岡崎高知市長さんとの間での合意が成ったところでございます。 県市一体型図書館でございますけれども、二つの図書館が同居をしますが、一つの窓口で利用者サービスを提供することができる図書館ということになります。完成すれば、県と市が一体となるということもありまして、四国最大規模の面積と、そして、四国最大規模の蔵書数、中四国・近畿でいきましても、大阪、岡山に次いで3番目の大きさを持つ図書館が整備できることとなるわけでございます。ここに来れば、それだけのサービスがいっぺんに得られるということを意味しております。

 県市一体型図書館のメリットということでございますが、一言で言えば、箱物にかける経費を削減したお金で大幅に機能の充実を図って、利便性を増すことができるということです。経費の節減効果も、毎年、毎年図ることができます。これによって利便性を高める、そして、機能を強化することができるわけでございます。 現在、県市合計で2万冊の図書の整備をしておりますが、開館後は、経費の削減効果を生かしまして、この1.5倍、毎年約3万冊を超える図書の整備をすることが可能となってまいります。最終的には、地方では最大級である205万冊(となります)。現在、県市あわせて100万冊ですから、この2倍強の蔵書能力を誇る図書館とすることができるということでございます。

 この205万冊に達するのに、約30年くらいかかるわけでございますけれども、一応こういう大きな図書館ができるということであります。もう一つは、何といっても、毎年の冊数が3万冊ということです。図書館は、専門書として保存して置くものもあれば、毎年新しく入れ替えていくもの、いろいろありますでしょう。新陳代謝を図らなければいけない要素というのも出てくるわけでございます。しっかりとストックをする。そして、新陳代謝もしっかり図っていく。両面が非常に重要であります。毎年の整備冊数が多いということが、両方を達成するために非常に大きい力となります。そしてもう一つ、収蔵能力があるということが、その両方を達成するために非常に大きな要素となってくるわけでございます。

 これによりまして、一つの図書館でポピュラーな本から専門書まで1ヵ所で借りられるなど、利用者の利便性は大幅に高まっていくこととなります。 また、県市それぞれの役割が強化できることとなります。直接貸出し等の重複する機能を整理統合し効率化するということで、県は市町村支援などの全県的な図書館政策の推進に、大きく力を入れることができるようになるわけでございます。

 市町村支援を専属的に行っていくような体制をしっかりと整備していくことができるようになります。そして、この205万冊というのを背景として、市町村支援用図書の大幅に充実し、従前にない市町村支援という機能を発揮することができるようになってまいります。 他方、市は、直接サービスに加えて、市民図書館の誇りであります分館・分室ネットワークの機能の充実に、大きく力を発揮することができるようになるわけでございます。

 その背後には、205万冊の大きな蔵書があるということになるわけです。毎年整備するスピードが1.5倍になる。これも大きな背景となってくるわけであります。県は市町村支援機能を強化する。市民図書館は分館・分室のネットワーク機能の充実など、市民図書館として持っている素晴らしい機能の一層の強化に取り組むことができるということであります。

 加えまして、新しい付加機能も整備することができます。県市がそれぞれ単独で整備した場合に比べまして、施設整備費で約18億円を節減することができます。もっと言えば、もし、新しい土地を買うということになれば、その土地購入代も必要になってきます。その土地購入代も浮かすことができているということです。

 運営費も年間1億円程度の節減が可能になるということでございます。市町村支援機能などを強化するとともに、点字図書館(の充実)、そしてもう一つ、「こども科学館(仮称)」、これも高知県にない。こういう付加可能の整備も可能となるところでございます。

 こういうことで、私たちとしましては、県市一体型の図書館の整備をしていくことが最善の選択であると考えておるところでございますけれども、この中身について、よりしっかりとご検討いただくために、基本構想検討委員会を立ち上げたいと考えております。今回の補正予算に計上させていただいておりますのは、この基本構想検討委員会のために必要な経費ということになります。

 基本構想検討委員会におきまして、今後の詳細についての検討を行っていただく。その時には、委員のメンバーとしまして全国的に著名な学識経験者、市町村の代表者、県市の図書館関係者、図書館に関して有識、識見を有しておられる方々にお入りいただいて検討を重ねていただきたいと考えております。

 スケジュールにつきましては、平成22年10月中旬から平成23年3月までの検討会の開催ということを考えております。平成23年1月には中間報告をします。平成23年1月中旬から2月中旬にはパブリックコメントも募集します。平成23年3月に最終報告書を出していただきたいと考えておるところでございます。

 以上、ここから先(資料の7ぺージ以降)につきましては、主要な事業の概要ということでございますので、先日レクをしたと思いますから省略をさせていただきたいと思います。 冒頭、私からは以上でございます。

副知事二人制

(半田:高知新聞記者)

 二点お伺いしたいんですけども。2月議会で検討された複数副知事制ですね。今回の関連議案には出てないんですけども、今、どういう状況でしょう。

 (知事)

 副知事を2人にということにつきましては、私は、引き続き、副知事は2人にしていただきたいと思っておるところでございますけれども、この9月議会には議案として提出はしません。 やはり、私としましても対外的にも対内的にも非常に忙しくなってきている。そしてまた、十河副知事におかれましても、大変忙しいという状況が続いてきている。

 そういう中で、県政に過ちなきを期していきたい。また、私と十河副知事の体力的な限界によって、県政が停滞するということがあってはならない。そういう意味においても、もう1人副知事を置かせていただくということは、私は有用だと思っているんですが、しかしながら、副知事というのは非常に重いポストでございまして、その人選につきましては慎重にも慎重を期していかなければならないと考えておるところでございます。まだまだ私の頭の中でいろんなことを考えさせていただいておるという段階であります。この9月議会には副知事につきまして議案は提出しないということです。

(半田:高知新聞記者) 

 あと任期がですね、1年と少しという状況の中で、もう事実上断念ということではないんでしょうか。

 (知事)

 先ほど申し上げましたように、忙しい中で日々の県政をいかに効果的かつ効率的に推進していくかという観点から必要だということを申し上げさせていただいておるわけでありまして、残りの任期は、1年少しということでございますが、その間においても必要だと思われた時には、提出をさせていただきたいというふうに思っておりますけれど、今の段階でいつ提出させていただくと、はっきりしたことは申し上げられないという感じですね。


高知駅前の県有地の活用

(半田:高知新聞記者)

 あと、もう一点なんですが、高知駅前のパビリオンですね。県有地の観光的な利用というのはどのくらいのスパンで、というのは、いわゆる高知駅の鉄道高架とかですね、周辺の区画整理とかいうのは、新しいまちづくりのビジョンを目指して議論がされてきた部分があるわけです。尾﨑県政になってからですね、当面、観光的活用がまだ続きそうな状況なんですが、知事としては、どういった(考えをお持ちですか)。

(知事)

 余程の必要性というのが出てこない限り、先々にわたって観光目的に使っていくことが私は最善だと考えておるところです。 いくつか理由がありますけれども。まず第一に、かつて(平成18年度に)県民世論調査を行いました時、あそこの用途について一番多かったお答えというのはやはり観光関係でありました。それが第一の理由です。

 そして、もう一つはこの1年間、あそこを観光の関連施設として使って、非常に有効であったということでございます。1年といっても今年の1月からですけれど。この「土佐・龍馬であい博」であそこを観光関連施設として使って非常に有効であったということが、2番目であります。

 観光バスを100台以上さばくでありますとか、そういう物理的な能力もあります。それに、やはり駅前に立地をしていることで、その立地の良さ、アクセスの良さというのが、いろんな観光商品に組み込んでいただくことに大きく力を発揮したんじゃないかと思っております。

  「とさてらす」との連携。「とさてらす」への入館者が、240日くらいで100万人を超えました。土佐コレクションとか、一連の観光の資料についても、多くの方が持って行っていただいていることが、その残部数と発行部数を比べればわかるわけです。非常に観光発信機能というのも力を発揮しているということでございまして、引き続き、あの場所を観光の地として使っていくということが非常に有効だと、この240日間の経験から思っているところです。

 そして、3番目ですが、他にあそこを何々に使おうという強いニーズがあるのかといった時に、今、観光ということを覆すほど、強い声が出ているわけではないのではないかなと、私たちとしては認識させていただいておるところです。 最後のものは、消去法的選択ということになりますが、1番目と2番目の理由によって、私は、あそこは観光の拠点施設として特段の事情が無い限り使い続けていきたいと考えております。

 (半田:高知新聞記者)

 今度のパビリオンですね。今の施設は建築基準法上1年の年限があるわけですけども、どれくらいのスパンといったらおかしいですけど、どういう施設で運営していくと(お考えですか)。

 (知事) 

 今のパビリオンは、5メートル四方のテントを全部で19個ぐらい積み重ねて作っているような、いわばテントのかたまりだと思っていただければと思います。今のイベントが終われば、撤去することとなります。もう既に、十分以上に効果を発揮してくれたし、分解したものは、それぞれ県内各地で使っていくことになりますので、それはそれで、大きく有効に使っていると思っています。ただ、今回造っていくものに関して言えば、先々まで永続して使っていくことのできるものとして整備させていただきたいと考えております。

 ただ、鉄筋コンクリートで大きな大規模なものを造るというわけではなくて、あくまでパビリオンとして使える程度の建物を造るということになるわけでございますから、撤去すること自体について、ものすごく大変なことになってしまうものになるわけではありません。

 そういう意味では柔軟性のある施設ということになるかもしれませんが、必要なことは、「土佐・龍馬であい博」の後継として「龍馬ふるさと博(仮称)」というのをしっかりと行っていく。さらには、その後においても高知県の観光の一つの拠点となり得るような施設を整備していくということでありますから、永続的に使っていくこともできる施設として造っていきたいというふうに思っています。

 (半田:高知新聞記者)

 いわゆるその観光がまちづくりではないという意味ではないんですけれども、前県政の時に、図書館とか県民文化ホールも含めた複合施設という案が出たりした経緯があるわけですけれど、そういうような根本的なですね、あそこの土地の使い方の検討組織みたいなのは、知事は考えてないですか。

 (知事)

 あの土地の使い方の検討組織ということでございますけれど、あの土地の使い方については、「土佐・龍馬であい博」の実績も踏まえ、過去の世論調査の結果も踏まえ、それから、先ほどおっしゃられた県民文化ホールだとかその他の施設をどう整備するのがいいのかという結果なども踏まえ、ほぼ特段の事情がない限り、先々にわたって、県の観光施設として使わせていただくのがよいのではないか、ということを今回9月議会にお諮りをするということにもなりますね。私たちは、それがベストだと考えさせていただいております。

 複合施設の案があったと言いますけど、県民文化ホールは、やはり、今の場所がいいだろうということで耐震工事を進めております。図書館という案もあったかもしれませんが、図書館については、こういうかたち(県市一体型)で追手前小学校の跡地がベストだという結論を出させていただいておるところです。そういう中で、駅前の土地については、観光用に使っていくということが一番ベストだという考えを私たちは持っております。執行部の案として、それを提示させていただきたいと考えております。

財政収支の見通し

(半田:高知新聞記者) 

 もう一点。収支見通しなんですけど、6年のスパンで地方交付税を、ほぼフラットで設定してるんですけども、ただ、制度的にはですね、ひもつき補助金の一括交付金か何かと言われていまして、6年大丈夫だよ。だから、資料館も図書館もできるよということなんですけれども。根本的に、ここ1、2年の間にそういう設定というかですね、それが変わってくるんじゃないかと思うんですが、知事のお考えは、どうですか。

 (知事)

 二つあります。 パーンと変わってきた時に、まず変わらないように声をしっかり上げていくことは非常に重要で、三位一体の改革の時のような誤りは犯してはならない。それは、しっかり、今後も強く主張していかなければならないということが、まず第一点だと思いますが、二つあると思っています。 短期的な大きな変動に対して備えられるだけの体力というのは持ってないといけません。

 (資料の2ページを示しながら) それは、こちらです。基金残高。他方、先々についてどう対応をするかというと、先々になればなるほど対応の可能性、いわゆるいろんな対応をするための選択肢・手段というのは増えてくるわけでありまして、短期的にいろんなショックにも耐えられるだけの体力という点において、この基金残高をしっかり持っておくことが大事です。これを持っておる結果、先々に一定の見通しが立っていて、先々の安全性が高ければ高いほど、先々何か物事が起こった時、対処するだけの年数がある分、対応することができるということになるんだというふうに思っています。

 従前より申し上げていますように、しっかり、ここの基金残高を、毎年、毎年しっかり確保していくということと、もう一つは、一定先においても、その収支がずっと改善していくような、こういうスパンというのを維持することが非常に重要だと考えています。 ショックに耐えられる、それから、先々について一定見通しを立てている分、先々に向けていろんな対応をするための選択肢の幅があるというこの二点において、財政運営は、今のところは大丈夫なかたちになっていると思います。

 ただ、ここにも書いてありますように、油断をしてはいけません。何でもできるというわけじゃありません。 県立図書館と山内家宝物資料館についていっても、ここに積年の課題と書いてあります。ここがポイントです。積年の課題。やらなければならないことを実施する。しかし、どうせやらなければならないことをやるに当たっては、非常に効果のあるものとしてやっていこうじゃないかという発想ですね。やらなければならないことに対応したということでありまして、当然、やらなくてもいいことを無駄にやっているわけじゃないわけでございます。

 図書館の整備のように、大きな財政負担をできるだけ削るようにしましょうという発想を持って、他方で、機能は強化をしようという対応をしていこうとする。山内家宝物資料館にしましても、どちらにしても、今のままにしておくわけにはいきません。山内家宝物資料館は整備をしなければならないわけです。同じ一定の負担をかけてやらなければならないのであれば、最大の効果をもたらすようにやっていこうじゃないかということで積年の課題に対応していく。そういうことだと思っていますけどね。


高知駅前での新しい観光施設

(池:高知新聞記者)

 龍馬博の高知駅前の新しい施設なんですが。主な展示が、NHKから買い取る龍馬伝のセットと記していますが、これの何と言いましょうかね。先ほど、知事から、できれば永続的にというお話もありましたが、その大河ドラマのブームの賞味期限というか、どの程度もつのかということと、それと、セットの購入は7,500万円くらいかかるというようなお話もお聞きしましたが、その観光振興における費用対効果、この二点について知事はどうお考えですか。

 (知事)

 一つだけ。誤解を正しておきたいと思いますが、7,500万円は、そのセットの購入費ということじゃありません。セットを含めた内部のコンテンツ作製一式で7,500万円ということでございますから、ソフト経費も入っているということです。企画料も含めて7,500万円ということですから、この世界ではかなり安い金額だというふうには思いますけれど、いずれにせよ7,500万円かかるのは確かです。それで、その大河ドラマの賞味期限はいくらかということですか。

 (池:高知新聞記者)

 施設整備、観光施設として、そこのスペースを使っていくということの永続性を知事さっき示唆されましたけど、それとですね、大河ドラマのブームのどの程度続くものなのかという見通し。それと費用対効果(についてお聞かせください)。

(知事)

 効果についてということですね。 多分、費用対効果というのが、ご質問からいけば、最後の目的になるんだろうと思いますけど。永続的な箱をあそこに準備をしていきますが、当然、中のコンテンツというのは旬に応じていろいろ変えていくということが非常に重要だろうということは間違いのないことだと思います。

 極端な話が、「大河ドラマ『長宗我部元親』」と言い出したら、それは長宗我部元親の仕様にしていくことが、非常に重要なんだろうと思いますよ。それは、時々の動向に合わせて実施をしていくということかと思いますけれども。 ただ、龍馬関係、さらには大河ドラマから引きずっていったこういう一定の力のあるコンテンツを持つことで、人によって意見は違いますが、専門家の方からは、3年はもつとか、5年はもつとかいうご意見をいただいておるところです。

 ただ、それを本当に3年もたせるか、5年もたせるかというのは、毎年毎年そのコンテンツの磨き上げというのを不断に繰り返していくことによって、その磨き上げをしていくことで成し遂げていくものなんだろうなというふうには思っているところでございますが。 その中でも、特に龍馬伝の生家セットということでお話をさせていただきますれば、高知県はどういう関連があるかというと、龍馬の中でも特に「ふるさと」というところに非常に関連があるんだと。「ふるさと」というのが高知県の姿じゃないか。その「ふるさと」というものを明確に象徴するものが、この龍馬伝の生家ではないかというご意見を専門家の方に強くいただいたところです。

 そして、もう一つは、そもそも生家というものを、高知県の中に復元したりすることができないかという強いご意見も一部ではありました。いろんな方からご意見もあったところでございました。今回の龍馬伝の生家セットは、ドラマのセットですが、かなりの時代考証もしっかりやっておられるということで、一つの説にのっとっているのかもしれませんけれども、生家そのものとしての内容というものも、かなり併せ持った強力なセットだというふうに感じています。

 担当者が実際に行って中身も見ましたし、私も行かせていただきました。その時には生家ではなく、別のセットでしたけれど、これに類するセットというのを実際見させていただきました。中に入ったら、もう、雰囲気そのものからして、そのまま幕末の姿が再現されていますよね。かなり精巧にしっかり作られたセットだというふうに考えておるところです。 そういう内容もお伝えし、実際に旅行会社の方々のご意見も聞いたら、そういうものがあるんだったら必ず旅行商品に組み込みますと言ってくださる方が多数いらっしゃいました。

 そういう事前の調査なども踏まえて、今後「龍馬ふるさと博」(仮称)というふうにやっていく時に、一定集客の目玉として有効ではないかと考え、NHKさんにもご相談をさせていただいて、この度、この生家とそのセットと、いろいろな中身のコンテンツの作り込みについて、先ほど言った7,500万円の経費でやっていただくということで合意をさせていただいたところです。

  「土佐・龍馬であい博」の経済効果は、日銀さんが試算をすると409億円ということですね。もう既に6月末までで234億円といって、当初試算された金額は達成できたというふうに考えているわけです。これを来年においても、何割維持することができるかということがポイントだと考えておるわけでございますけれども、できれば、半分とかそれ以上維持できればいいなと思ってますし、そうできるような作り込みを今、一生懸命しているところなんでございますけれども、B/C(ビーバイシー:費用便益比)という点で申し上げさせていただければ、単年度でもそれは何倍にもなるでしょう。であるのは間違いないと、そのように考えています。 

 また、そうなるものとして全体としてセットを組み上げていかないといけないかなと思っているところでございます。

 (池:高知新聞記者)

 一点だけ。 7,500万円が安いというのはどういう、根拠は(何ですか)。

(知事)

 そういう大河ドラマだとかいろんなコンテンツ、ドラマ関係で組み上げていただく時には、価格的には遥かに高いものなんだそうです。例えば、高知駅前のパビリオンなんか、ああいうので、いろいろ作っていただきます時には、やはり一定の著作権も含めてコンテンツ料というのがかかってまいります。そういうものの中では、比較的ご協力をいただいたかたちで作らせていただいていると思いますね。

(池:高知新聞記者)

 作る時の話はわかるんですけど、根拠としてですね、例えば、県外でもドラマの終わった後にセットを買って施設を造っているところは、あると思うんですけど、そういう何か相場感みたいなものはあるんですか。

 (知事)

 相場感というか、要するに、こういうのを扱っていただいておる会社さんがあるでしょう。そういうところでどういう値段をつけられるかという話なんですよね。そういう値段でつけられているものの中では、今回、いろいろ新しい取り組みでもあるし、ぜひ協力してやっていこうじゃないかと言っていただいて、比較的安価ということだと思いますけどね。

 ただ、7,500万円という金額が県にとって安いとは思っていませんよ。ただし、観光の「土佐・龍馬であい博」、そのあと、「龍馬ふるさと博」(仮称)というのを実施していくというのにあたって、やはり投資も一定必要だろう。大きな費用対効果をもたらすことができるものであれば、ぜひ実施していきたいということだと考えているところですけどね。十分以上にその費用対効果をもたらすものとして、実施することができるというふうに思っています。

 新資料館

(澤本:読売新聞記者) さっきも言った新資料館ですけど、この間、検討委員会で、財務事務所跡とその周辺の土地が良いという意見がまとまりましたけど、正式な執行部でここにするという決定はいつぐらいになりそうですか。

 (知事)

 12月議会ではお示しさせていただくことができるんじゃないかと(考えています)。今の検討委員会で、いろいろご検討いただいておる結果を踏まえて、検討させていただきたいと思っておるところです。


新しい県立図書館

(中田:高知民報記者)

 図書館の運営ですけれども、新図書館の運営で、カウンター業務とかを外部委託するというような議論を高知市さんでやられていますが、県としてはどういうことを想定されていますか。

(知事)

 その合築したあとの機能で、それぞれどういうふうにやっていくかという中身は、この基本構想検討委員会で図書館の関係者の方にも入っていただいて、ご検討いただくことが必要だと思っています。だから、カウンター業務の中身をどうしていくか、どういう方に行っていただくかということを、今、ここで申し上げることはできないということです。

新総務大臣

(渡辺:共同通信記者)

 9月議会とは関係ないことでもいいでしょうか。 先日、菅首相が民主党代表に再選されてですね、今日の午後にも改造内閣が発足するんですが。それで、片山前鳥取県知事がですね、総務大臣として入閣するという話があるんですが、知事としても地方自治に精通した知事の経験者の方が入閣するということをどう捉えられていますか。

 (知事)

 非常に、そこは期待をしております。地方の事情に精通された方が総務省の行政を担っていただくと。地方自治の関係の行政を担っていただくということに関しては、非常に大きい期待感がありますけれどね。大変な高名な方でいらっしゃいますし、地方自治についてもいろいろな識見をもっておられる方でいらっしゃいますから。 本当に入閣ということになるのかどうかわかりませんけれども、入閣ということになられるのであれば非常に期待をしておるということでございます。

 (半田:高知新聞記者)

 片山さんは、増田(元総務大臣)さんより過激だと思いませんか。

 (知事) 

過激なことが必要な時もあるんじゃないでしょうか。

 (中村課長補佐)

 それでは以上で記者会見を終わります。

 

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