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平成22年9月のトピックス

公開日 2010年09月30日

 

[平成22年9月30日]室戸が世界ジオパークの国内候補地に決定!

 

 今月14日、「室戸」が世界ジオパークに申請できる国内候補地に決定されました。

 ジオパークとは、「科学的に見て特別に重要な地質遺産など貴重な資源が多くある一種の自然公園で、大地と人の関わりがわかるエリア」です。室戸は、プレートの動きや地震による隆起で、海から新しい陸地が誕生する最前線であり、世界に誇れる地質や地形をはじめ、雄大な自然、多くの天然記念物、情緒溢れる古い町並み、海洋深層水、豊富な食材、海洋レジャーなど、素晴らしい地域資源がたくさんあることから、一昨年の12月に日本ジオパークに認定されました。

※ジオパークについては日本ジオ室戸の海岸段丘パーク委員会のホームページ http://www.geopark.jp/

 世界ジオパークは、各国のジオパークの中から、世界的に価値がある地域を認定するもので、世界に66カ所、日本では、「糸魚川」「洞爺湖・有珠山」「島原半島」の3カ所が登録されています。室戸ジオパーク推進協議会では、この世界ジオパークへの認定に向けた国内申請を行っていましたが、このたび、国内候補地に決定されたことで、世界の仲間入りに大きく近づいたことになります。

 推進協議会の事務局を務める室戸市では、昨年11月からジオパーク推進室を立ち上げて運営体制を強化し、ホームページ、案内看板、遊歩道、ギャラリー、インフォメーションセンターといったソフト・ハード両面の整備を進めてきました。また、室戸こどもジオパークアドバイザー、関係施設担当者、ガイドスタッフをはじめ多くの関係者や市民の皆様が認定に向けて取り組んできました。

 県は職員を室戸市に派遣するとともに、産業振興計画の地域アクションプランに位置付け、これらの取組を人的、財政的に支援してきたところです。

 世界ジオパークの候補地決定のための日本ジオパーク委員会による現地審査は、8月17日と18日の両日、鯨館、新村海岸、深層水関連施設、インフォメーションセンター、室戸岬の乱礁遊歩道、吉良川の町並みなど市内9カ所で行われましたが、審査員からは、「ジオパークを住民のものにしてきている。」「住民から真剣な言葉が聞けて、これほど世界ジオパークになりたいと思っているところはないのではないか。」「住民と行政のトップが一体となってジオパークを推進しようとしている。」といった評価をいただきました。

 世界ジオパークの国内候補地決定を受け、今後は世界ジオパークネットワークの審査を受けることになりますが、現地審査で指摘された、観光客の周遊性を高めるためのストーリー性の再構築や、ガイドのレベルアップ、全体のコンセプトの周知などに取り組んでいくほか、小中学校、高校への「ジオパーク学」の導入、関連商品の開発などを進めることになります。

 ジオパークの取組は、地域の皆様が地域資源を保護し、活用していくことで「ジオツーリズム」という新たな観光分野が生まれたり、様々な分野にわたる教育効果が表れたりと、大きな拡がりが期待できます。

 ジオパークを地域の持続的な発展につなげようとする「室戸」の挑戦を全面的に支援していきたいと考えています。

〔問い合わせ先〕 観光政策課 電話 088-823-9708 電子メール020101@ken.pref.kochi.lg.jp

 室戸ジオパーク公式サイト http://www.muroto-geo.jp/www/  (室戸ジオパーク推進協議会事務局:電話 0887-22-5161) 

 

高知県 総務部 秘書課

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