~集落活動センター「チーム稲生」~

公開日 2015年09月24日

平成26年度 地域の皆さんの活動(地域支援企画員からの報告)

南国市の取り組み(物部川地域ブロック)

 

『稲生地区とは~世界遺産も稲生から~』

 南国市の南西部に位置する稲生地区は人口約1700人、高齢化率37%の地域であり、明治時代から稲作が盛んであり、「二期作発祥の地」と言われています。

 良質な石灰の産地としても有名で、なんと世界遺産である姫路城の白壁には稲生の石灰が使用されています!

 稲生地区の田園風景
稲生地区の田園風景
 姫路城
姫路城

『稲生地区のさまざまな活動~PTCA活動~』

 平成17年から、稲生小学校が取り組みを始めたPTCA組織づくり(PTAに地域を意味するC(コミュニティ)を入れた組織)が契機となり、稲生小学校を中心に地域住民の連携が図られ、ラジオ体操や食育の推進等が行われてきました。

 また、稲生びわ研究会や健康づくりの会など、稲生地区ではさまざまな地域団体が積極的に活動しています。

 野菜の収穫
野菜の収穫(PTCA)
 朝のラジオ体操
朝のラジオ体操(PTCA)

『集落活動センター立ち上げに向けて』

 平成25年2月、知事が「対話と実行行脚」で稲生を訪れた際に集落活動センターの話があり、同年5月から立ち上げに向けての検討会がスタートしました。

 検討会を重ねる中で、中心部に近い稲生地区でも人口の減少や地域の繋がりが希薄になるなど、中山間地域と同じような問題が起きていることがわかりました。

 検討会で出た地域住民のみなさんの様々な意見を集約していくなかで、集落活動センターとしての活動内容が明確となり、平成26年6月に集落活動センター「チーム稲生」が開所しました。

 「チーム稲生」の主な活動内容

  ・サロンの実施   ・健幸感謝祭の開催  ・健康料理教室の開催

  ・防災訓練の情報発信  ・びわ・もも祭りの開催 等

 検討会の様子
検討会の様子
 開所式の様子
開所式典集合写真

『広がる地域の輪~さらなる発展のために~』

 現在は、住民が自由に集うサロン活動を中心に、びわ葉茶やももアイスなどの特産品の開発や、収穫祭等のイベントを行い、少しずつ活動の幅を広げているところです。

 サロン活動の様子
サロン活動の様子
 びわ葉茶 ももアイス
びわ葉茶、ももアイス

南国市地域支援企画員

電話088-864-6320

この記事に関するお問い合わせ

高知県 産業振興推進部 産業政策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 企画調整担当 088-823-9333
成長戦略担当 088-823-9049
地域産業担当 088-823-9334
ファックス: 088-823-9255
メール: 120801@ken.pref.kochi.lg.jp
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