公開日 2024年02月15日
更新日 2024年02月15日
常設展「公文書館を知ろう!」開催
高知県立公文書館は、令和2年4月に、高知県内では初めての公文書館として、緑豊かな藤並の森の地に開館しました。
公文書館は、県政のあゆみがわかる貴重な情報が記録された歴史公文書等を収集・整理・永久保存をし、後世に伝えていく役割や、県民の皆様に歴史公文書を利用していただくための施設です。
本常設展では、『公文書館』とはどのような施設なのか、『歴史公文書』とは何か、を知っていただくために、実際に移管された歴史公文書等もご覧いただきながら、公文書館で利用できる歴史公文書の世界に触れていただければと思います。
開催期間:令和6年1月15日(月)~令和6年6月28日(金)
9時~17時
※土・日・祝日は休館
場 所:県立公文書館 1階 展示室
( 高知市丸ノ内1-1-10)
入 場 料:無料
常設展 会場入口
公文書館の入口を入った正面の展示室へどうぞ。
公文書館では、どんなことをしているのか。
県政の記録を未来に伝える歴史公文書の保存・利用の仕組みを紹介
公文書が作成されてから、どのような経過を経て、歴史公文書として公文書館に移管されるのか。「公文書のライフサイクル」について、大型パネルでわかりやすく説明しています。
歴史公文書とは、どのようなものか。
公文書館で保存する特定歴史公文書を紹介
令和2年に県立公文書館が開館してから、現在約9,800点の特定歴史公文書を保存し、閲覧などによりご利用いただけます。今回の常設展では、県内で開催された「博覧会」を実施するまでの企画などに関するものや、「高知県の特産物」の消費拡大に向けた取組みなど、特色ある歴史公文書を紹介しています。
~県内で開催された博覧会に関する歴史公文書~
『志国高知幕末維新博』
【資料名:県㉘[財産管理・使用ほか]志国高知幕末維新博ロゴ関係 №1(平成28年度)(識別番号:R5-A-1501)】
平成28年には、平成29年3月から開催された「志国高知 幕末維新博」に向けて、博覧会のロゴデザインが募集されました。245作品の応募があり、そのうち、県内からは123作品、県外からは122作品の応募がありました。選考の結果、最優秀賞に選ばれた、高知市内に在住の方のデザインは、博覧会ののぼり旗やポスター、ガイドブックなど、県内各地をいろどりました。
~高知県の特産物に関する歴史公文書~
『清水サバ』
【資料名:清水さば H6~H14(平成6年度~平成14年度)(識別番号:R5-A-1775)】
清水サバ(足摺岬周辺で漁獲されるゴマサバ)の消費拡大を図るためには、鮮度保持が必要不可欠でした。資料には、土佐清水漁業指導所が実施した鮮度保持試験や試験写真、試験結果の概要、食味試験結果のとりまとめが記されています。清水サバの鮮度をいかに保つかについて研究し、消費拡大につなげようとしていたか、ということが分かります。
展示資料は、ほかにもございます。ぜひお越しください。
この記事に関するお問い合わせ
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メール: | 110202@ken.pref.kochi.lg.jp |