安全安心 まちづくりニュース みんなで始めよう!犯罪のない安全安心まちづくり 2015年度 第4号 県内の犯罪の発生状況について  平成27年の県内の刑法犯認知件数は5,665件で、前年から45件減少しましたが、総認知件数の7割以上を占める窃盗犯罪は176件増加しました。  オレオレ詐欺や還付金詐欺をはじめとする特殊詐欺の被害は、前年から被害件数(-25件)、被害額(-4億3,900万円)ともに減少しましたが、新たな手口の発生や、詐欺グループによる集中攻撃などで、今後も被害が連続発生する可能性があります。  不審な郵便物が届いたり、儲け話等の怪しい電話がかかってきても、決して一人で悩むことなく、まずは家族や知人、最寄りの警察署に相談されるか、警察相談電話「♯9110」までご連絡をお願いします。 ○防犯対策を万全にして、みんなで安心なまちづくりを進めましょう! 地域で子どもを見守ろう!  昨年も不審者による、子ども・女性に対する性犯罪等の前兆とみられる声かけ、つきまとい行為が県内各地で発生しています。  冬場は、日暮れも早くなりますので、保護者の方は、普段から子どもとその日にあったことを話し合い行動を把握して、「明るく人通りの多い道を通る」「早めに帰宅する」など危険を回避する方法について教えてあげてください。  児童の登下校時間帯に玄関前の掃除や散歩、買い物を行うことは、人の目が確保され、地域で子どもを見守ることに繋がりますので、ご協力をお願いします。  不審な人や車を見かけた際は、人相や特徴、車のナンバーなどをメモして警察や学校へ連絡してください。 防犯標語「いかのおすし」を覚えよう! ・ いか =知らない人についていかない ・ の  =知らない人の車にのらない ・ お  =「助けて!」とおおきな声を出す ・ す  =すぐに安心なところ、大人がいるところに走って逃げる ・ し  =どんな人が、何をしたのか、家の人や学校の人などにしらせる ※防犯ブザーは、外から見えやすく、また、子どもが危険を感じたらすぐ鳴らせるような場所に持たせてください。 鍵かけ運動を進めよう!  左の表は、乗り物に関する盗難と、持ち家やマンションなどの住宅を狙った盗難のうち、被害時に施錠をしていなかった割合をあらわしたものですが、オートバイ盗を除くと、7割以上が施錠をしていなかったことが分かります。  被害防止対策の基本は、やはり「鍵かけ」です。  自転車やオートバイを止めるときは、頑丈な鍵などでしっかりと施錠してください。  外出する際は、家中の施錠をしっかり確認し、旅行などで数日間家を空ける場合は、「近所の人に留守にすることを伝える」「不在が分からないよう新聞を止める」などの対策をお願いします。