平成26年度 「対話と実行行脚」 第3回 香南市

公開日 2020年01月20日

更新日 2020年01月20日

「対話と実行行脚」 第3回 香南市訪問実績

日時:平成26年9月25日(木曜日)

視察地

  1. 赤岡町商店街/弁天座
  2. 赤岡小学校
  3. ヤ・シィパーク
  4. 東町・東中筋まちづくり交流館「山崎屋」
  5. シャトー三宝
  6. 西川地区集落活動センター

 

視察の様子 

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1.赤岡町商店街/弁天座

赤岡町商店街の町歩きでは、点々と残る歴史ある建物や、好奇心をくすぐる雑貨店などを拝見しました。
続いて、弁天座では、「歌舞伎でまちおこし事業」の取組についてお話を聞かせていただきました。舞台と物見席がこれほど近い芝居小屋は全国でもめずらしく、その強みを生かして、今後全国へ、そして世界へとPRしていきたいとのこと。地域の皆様の熱い思いをお聞きし、この弁天座を中心とした取組が、観光客が行き交う商店街の活性化につながるよう大いに期待したいと思いました。

2.赤岡小学校

地域と協働した学校づくりを目指し、住民ボランティア組織「黒潮子ども応援隊」と連携・調整を図りながら活動を進めている赤岡小学校。現在、ボランティアの登録数は約200名にものぼるそうです。その人数の多さにも驚きましたが、昼休みを利用した「学習タイム」には、児童が取り組んだプリント問題をボランティアの皆さんが採点したり、放課後には算数教室を実施したり、また、シイタケ栽培を通じて食育をしたりと、住民の方が校内外を問わず深く関わっている活動内容に感銘を受け、今後の教育政策に向けて得るものの多い時間となりました。この赤岡小学校で学んだ子どもたちが、将来どのような社会人に成長するのか楽しみです。

3.ヤ・シィパーク

ヤ・シィパークでは、農産物直販所「やすらぎ市」の視察や、関係者との意見交換を行いました。今年3月に開通した高規格道路の影響についてお伺いしたところ、その影響(売上減)は想像より小さかったものの、さらなる活性化に向けて課題は多く見えてきたとのこと。対策として、地元特産品を活用した加工品開発、SNSやブログによる情報発信、県外の直販所との交流などに積極的に取り組まれていることをお聞きしました。また、現在はスペース的に困難な観光バスの駐車についてや、以前から検討を進めている避難施設整備について、現地でお話を聞かせていただき、住民の方々が直面している課題をより具体的に知る貴重な機会となりました。

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4.東町・東中筋まちづくり交流館「山崎屋」

空き店舗を改装し、誰もが集える交流の場として、今年3月1日にスタートした交流館。月1回のサロン開催ほか、パークゴルフや料理教室、地域の危険箇所の点検など、毎月イベントを開催し、交流を深めているそうです。この日はサロンを再現していただき、皆さんが生き生きと活動されている様子が伺えました。また、定期的に発行している広報チラシをゴミステーションに貼り、地域の方に情報発信をされている取組は、とても良いアイデアだと感じました。街中の交流スペースのモデルとして、今後の幅広い活動を期待しています。

5.シャトー三宝

三宝山の山頂にそびえたつ西洋の古城風の建物「シャトー三宝」。現在、この三宝山周辺を観光拠点として活用する計画が香南市で進められています。一般募集により、レストランやプラネタリウム、映画館などたくさんのアイデアが集まっており、多くの方に注目されている場所であることを実感しました。
今回、久々に建物に入らせていただきましたが、屋上からは東西に広がる太平洋を望むことができ、その雄大な眺めに感銘しました。そして、近隣の龍河洞やのいち動物園、アンパンマンミュージアム等との連携も視野に入れた観光拠点としての可能性を大いに感じました。

6.西川地区集落活動センター

平成25年4月、県内で8番目に開所した「西川地区集落活動センター」。地元産品を使った商品開発や休耕田の再利用を担う「夢部会」、高齢者の暮らしのサポートや生きがいづくりを担う「支え合う部会」、西川花公園等で地区内外の人々の交流の場づくりを担う「集う部会」の3部会で活動されています。
この日、住民同士が知恵を出し合い、商品開発やイベントの企画に取り組んでいることを伺いました。さらに、「イベント参加者の固定化が強みでもあり課題だ」、「老人福祉施設を作れば、若者の雇用の場にもなる」といった率直な意見も聞かせていただきました。今後、地域おこし協力隊の方や交流のある大学生などの力も借りながら、地域活動の拠点としてさらなる活動につなげていただきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ

高知県 総合企画部 広報広聴課

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