第1回高知県南海地震条例づくり検討会会議要旨

公開日 2009年03月12日

更新日 2014年03月16日

1 日時
 平成18年5月22日 月曜日 午後2時30分から午後5時30分まで

 

2 場所
 高知城ホール 二階中会議室

 

3 出席者
 12名全委員出席

 

4 内容

 
(1) 開会
 

(2) 委員委嘱
  知事から委嘱状を各委員にお渡ししました。

 

(3) 知事あいさつ
  南海地震条例づくりを始める理由と、県民の皆様に参加していただき、条例づくりを通して、南海地震に向き合い、どのような解決策がふさわしいかを互いに話し合っていくことが大切だと考えていることなどを述べました。委嘱した委員に対しては、それぞれの活動や経験などを活かしながら、南海地震の備えのより所となる条例の作成にご尽力いただきたいとお願いしました。

 

(4) 委員自己紹介
  各委員から、経歴、これまでの地震との接点、抱負等について自己紹介がありました。

 

(5) 役員の選出
  役員については次の方が決定しました。
   会長 岡村 眞 氏
   副会長 青木 宏治 氏
   副会長 上田 瀧雄 氏

 

(6) 議事

ア 会議及び議事録の公開について
  会議の公開について「傍聴要領」が了承されました。
  議事録については、委員全員に内容確認し、ホームページ公開していくことが了承されました。(議事録公開には、約一ヶ月相当かかる予定)

イ 南海地震条例の作成のねらいについて
  事務局から「なぜ南海地震条例が必要なのか?」、「県民が南海地震条例づくりに参画するメリットは?」及び「どのような地震条例をつくるのか?」について別添資料のとおり説明をしました。
  

ウ 南海地震条例づくりの流れと全体のスケジュールについて
  事務局から「スケジュール案」として別添資料を示しました。
 

エ 県民からの意見を条例に反映する仕組みについて
  平成18年7月・8月・9月にワークショップを県内10箇所、400名以上を集めて開催することについて、そのワークショップの手法等について特定非営利活動法人高知NPO(高知県南海地震条例ワークショップ実施等委託業務の受託者)から説明がありました。
  シンポジウムは、平成18年11月26日(日曜日)県民文化ホールオレンジホールで開催することについて了承されました。

オ 条例に盛り込むべきテーマについて
  事務局から他都県条例の内容と、南海地震条例づくり検討会のテーマ出しの検討順序(たたき台)を説明しました。
  検討順序として、まず、南海地震という災害事象について、委員全員の共通認識をもつことが重要であることから、岡村眞会長からオーバーヘッドプロジェクターを用い、南海地震の特徴についてお話がありました。
  その後、今後の進め方や条例のあり方などについて意見がありました。主な意見は次のとおりです。
・ 無関心、利己心、無知又は理解不足、想像力の欠如が、備えの行動が進まない意識上の問題。これを打開しなければ、いくら条例をつくっても、ついてこない。
・ 今まで条例のない段階において、こういったことが進みにくかったことがあれば伺いたい。
・ 議論の中身をどこまで掘り下げるのか、議論で取り上げるべき項目をどうするのかという点を最初にみっちり議論すべき。

 

第2回検討会の日程は、事務局から各委員と調整させていただき決定していきます。また、それまでに役員会を開催し、本日出された意見などを整理したうえで次回の進め方を決めていくこととなりました。


この記事に関するお問い合わせ

高知県 危機管理部 南海トラフ地震対策課

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