奥田川意見交換会

公開日 2009年03月27日

更新日 2014年03月16日

日  時:平成17年10月15日土曜日9時から12時
場  所:奥田川・高知青少年の家
出席者:地域住民・学校関係者等18名

議題
(1) 本会の趣旨説明
  「奥田川かがやきの水辺」構想などの紹介

(2) 奥田川散策(現地視察)
  工事完了区間・未着工区間の見学
  奥田川の自然環境の説明(絶滅危惧植物の生育状況・植生・生息魚類・水質など)

(3) 意見交換

主題 意見 事務局コメント
河川改修一般 緊急性を要する問題 冠水等は改善されているが、近年の突発的・集中的な豪雨を考慮すると、改修は必要。ただし、計画は見直せるところは見直す。
笹尾橋まで進んだら、目標は95%程度達成
ポンプがうまく効いて、冠水し難くなっている
後背地の地形・土地利用の変化に応じて、適宜計画を見直すべき
川の中に適宜石を置くと流れの変化が起き、曝気作用も期待されるため、水質の維持等にも効果があると思う。 大坪橋より下流で一部試みている。流れを複雑化する効果がある。
貴重種の保全 笹尾橋−萩ノ尾橋間の土砂の堆積、陸地化の進行は、堰き上げによるものでは? 早急に対処する。
早く河道内の草刈りを実施しなければ、絶滅するのでは?
「守る会」を結成して、予算を補助して貰いながら、「保全目的」の草刈りが可能ではないか? 「子どもの水辺協議会」内にそのような組織があってもよい。活動に助成金が下りる可能性もある。
分水路 学校裏手から取水するなどして、支川的なものにした方が良いのでは?奥田川の汚水が貴重植物に与える影響が危惧される。 検討に値する提案。
維持管理を容易にする構造とすべき
遊歩道 維持管理に掛かる労力を考慮すると不必要 階段を短い間隔で設置するため水辺へのアプローチは確保でき、不要と考える。
石で舗装するならば、安全のため丸い石を使うべき
維持管理 住民だけで草刈をするのは困難 草刈りに対価を出すという制度を県がつくろうとしている。「水辺の楽校」等の制度を用いて国から助成金が下りる可能性もある。
雑草の生物的排除を試みたらどうか(例えばシバザクラ)
維持管理を祭りのようなものに組み込んだらどうか
住民・行政・大学の連携で、計画・設計・維持管理のシステムを作り上げる必要がある。
桜を植えるなど、集える場所があったら維持管理に参加しやすいのでは? 分水路をつくる場所に自由に使える空間がある。そこを利用して貰えたら良いと思う。
意見交換会の様子 <屋内> 意見交換会の様子 <奥田川>

この記事に関するお問い合わせ

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