地域連携

地域連携パス

地域連携パスとは?

近年、医療の質の向上を図るために医療提供体制の見直しが行われ、機能の分化と医療の連携が必要とされてきています。脳卒中においても入院から退院までを一つの病院で治療するのではなく、急性期(疾患中心の治療やケア)、回復期(機能障害に対してのリハビリテーション)、慢性期(日常生活の援助やケア)と質の異なる医療を地域の医療機関や関連施設全体で役割分担しながら連携していくという医療が求められるようになりました。
そこで、切れ目のない継続した医療が提供できるよう他の病院と協力する手段として地域連携クリニカルパスが作られました。幡多地域では急性期病院である当院で治療を行い、地域の回復期、慢性期病院で機能障害に対するリハビリテーションを行うというような流れになります。

地域連携パス


脳卒中再発予防パンフレット

脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)は再発しやすい病気です。
1年で10%、10年で50%の方が再発し、特に不整脈(心房細動など)が原因で起こる心原性脳塞栓症は10年間で70%以上の再発率といわれています。
それにもかかわらず、抗血栓薬を処方された脳梗塞患者の4人に1人が、薬の服用を自分の判断で中断、もしくは中止していたといわれています。

再発を繰り返すと、新たな後遺症ができたり、さらなる症状の悪化を招く可能性があります。
幡多地域では、脳卒中の再発予防について皆さんに理解して頂き、再発予防のための生活習慣や健康管理ができるように、
今回、地域の医療機関と協力しパンフレットを作成しました。
これまでの生活習慣を見直し、健康管理をしっかりとして脳卒中の再発を防ぎましょう。

脳卒中再発予防パンフレット第2版[PDF:1.85MB]


二次性骨折予防パンフレット

大きな外力が入らなくても簡単に骨折してしまう人がいます。それは骨が弱いために起きます。そのような状態を総称して骨粗鬆症と言い、骨粗鬆症による骨折を骨卒中と言います。今、日本では未曾有の高齢化が進んでいます。骨粗鬆症は加齢と非常に強い関係があります。また、骨粗鬆症による骨折を起こすと余命が短くなります。これは社会にとっても、個人にとっても非常に深刻な問題です。

幡多地域では、二次性骨折の予防について皆さんに理解して頂き、骨卒中予防のための生活習慣や健康管理ができるように、今回、地域の医療機関と協力しパンフレットを作成しました。
これまでの生活習慣を見直し、健康管理をしっかりとして二次性骨折を予防しましょう。

二次性骨折予防パンフレット[PDF:6.81MB]

二次骨折予防ノート[PDF:2.59MB]

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