セカンドオピニオンへの協力

~セカンドオピニオンに協力します~

 セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当者とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。セカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。まず、ほかの医師に意見を聞くことがセカンドオピニオンです。
 担当医から説明された診断や治療方針について、納得のいかないこともあるかもしれません。「別の治療法はないのか」と思う場合もあるでしょう。セカンドオピニオンを受けることで、担当医の意見を別の角度からも検討することができ、もし同じ診断や治療方針が説明された場合でも、病気に対する理解が深まることもあります。また、別の治療法が提案された場合には選択の幅が広がることで、より納得して治療に臨むことができます。
 当院では、セカンドオピニオンを積極的に勧めております。希望される方は遠慮なくお気軽にお申し出ください。

窓口:各診療科担当医師、担当看護師、医療相談室(がん相談支援センター)

セカンドオピニオンの手順

セカンドオピニオンを受ける時の流れと心がけておきたいこと!!

①まず、担当医の診断と治療方針(ファーストオピニオン)を聞きましょう。

②セカンドオピニオンを受けたいという希望を担当医に伝えて、紹介状を受け取りましょう。

③希望先の医療機関のセカンドオピニオン外来に申込みをしましょう。

④あらかじめまとめておいた、聞きたいことや自分の希望を伝えましょう。

⑤セカンドオピニオンを受けたら、担当医に必ず報告して、今後のことを相談しましょう。