所長挨拶

 
 第4期産業振興計画の最終年度を迎える本年度、県では「付加価値や労働生産性の高い産業を育む」と「社会経済構造の変化に対応した持続的な成長の促進」という2つの大きな方向性を掲げ、アフターコロナ時代の成長の原動力であるデジタル化、グリーン化、グローバル化の視点から各種施策の強化を図ってまいります。

 当センターではこれらと連動し、AI・IoT活用によるデジタル化支援研究、石油代替エネルギー・プラスチック代替材料・CO2排出削減技術開発などのグリーン化関連産業支援、科学的マーケッティングに基づいた土佐酒輸出拡大などのグローバル化支援に技術面から積極的に取り組む予定です。

 また、労働生産性と技術力向上支援のため、昨年度多数の皆様にご参加いただいた技術人材を養成する研修会を更にブラッシュアップして開催し、より多様なニーズに応えられるよう、オーダーメイド方式の研修も随時実施してまいります。

 基幹業務である技術支援では、RoHS試験(ISO17025国際認証)等に加え、EMC試験の強化など、品質面での競争力担保の支援にも引き続き取り組んでまいります。
こうした取り組みを通じまして、これからも企業の皆さまのニーズに適切に対応しますとともに、信頼される工業技術センターであり続けたいと思っていますので、今後ともご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 


令和5年4月1日
工業技術センター所長 川北 浩久

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