先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージ(試験区分:行政・TOSA)

試験区分:行政・TOSA(平成27年度採用)
所属:南海トラフ地震対策課
異動歴:なし

行政職員の仕事風景

1. 現在の担当業務を教えてください。

 現在は、災害時の支援物資配送に関する計画の作成を担当しています。南海トラフ地震が発生した場合に、被災地に支援物資を確実に届けるために、学識経験者、行政機関、民間物流事業者の方とともに協議会を立ち上げ、物資を配送する仕組みづくりに取り組んでいます。

2. なぜ、この職種を志望しましたか?

 私は県外の建設会社で技術職として、8年間勤務した後、32歳で入庁しました。建設会社で現場や支店勤務を経験するなかで、東日本大震災の災害復旧にも携わる機会があり、出身地の高知県でも、南海トラフ地震への対策が急務となっていることを知りました。ものづくりで社会に貢献する醍醐味も感じていましたが、より広い視野を持って、地元高知県に貢献したいと思い志望しました。

3. 採用前のイメージと採用後のイメージは違いましたか?

 入庁前後でイメージはだいぶ変わりました。事務作業が中心だと思っていましたが、私が現在所属している南海トラフ地震対策課においても、各種計画の策定、補助金交付事務、イベントや訓練の開催、広報パンフレットや啓発ドラマの制作、津波避難シェルターの建設に至るまで、多種多様な業務を行っています。

4. 『やりがい』について民間企業とはどんなところが異なりますか?

 行政は、民間企業が1社で担うことが出来ないソフト事業とハード事業が入り組んだような複合的な事業を行います。南海トラフ地震対策もその一つであり、県民の命に関わる事業ですので、やりがいというよりも責任を感じることの方が多いです。事業の規模が大きいことから、全てを担当することはできませんが、利益優先の枠にとらわれず、施策に集中して取り組むことができるのが民間企業と異なるところです。

5. 仕事上で困った時、どうやって解決しましたか?

 私は、民間から行政に転職したと同時に、技術職から行政職に職種が変わりましたので、最初は会計処理のひとつも自己完結できない状態でした。即戦力どころか、行政職員としての基礎知識に乏しい私をサポートしてくれた先輩方には本当に感謝しています。

6. これから受験される方へのメッセージをお願いします。

 民間企業での経験を経て、受験される方は、自分が行政組織になじめるかという不安があるのではないでしょうか。自分もそういった不安がありましたが、「民間企業の社員」が一括りにできないように、「県職員」も一括りにできません。高知県庁は、知事部局だけで3千人を超える職員がおり、多種多様な業務に取り組んでいます。業務の多様さに応じて、職員にも多様さが求められますので、民間や行政の立場の違いを必要以上に意識することなく、自分の強みを生かして業務に取り組むことが大切だと思います。同じ職場で働けることを楽しみにしてお待ちしております。