1)津波を正しく理解しよう

■波浪と津波の大きな違い

波浪波浪は海面が風等によって波打つ現象

波浪は海面が風等によって波打つ現象

津波津波は海底から海面までの海水全体が動く(波長が長い)

波浪は海面が風等によって波打つ現象つなみまん「オレの力は、 すごいザブーン!」

■津波の特徴

津波が押し寄せてくると、膝上の高さでも、人は立っていられません。
津波の波長(波の山から山までの距離、南海トラフ地震の場合は約50km)は長いため、深海ほど速く伝わり、浅くなれば速度は遅くなりますが波高は高くなる性質があります。
地震の発生位置(震源)や規模(マグニチュード)により、予想される到達時間や高さは違ってきます。
第一波が最も大きいとは限りません。繰り返し津波は襲ってきます。
引き波で始まるとは限りません。

■津波の脅威

津波は川をさかのぼり溢(あふ)れることがあります。
平野部は注意が必要です。東日本大震災では平野部で内陸に5㎞以上津波が遡上しています。
須崎湾のようなV字湾などでは津波のエネルギーが湾の奥に集中し、波高が高くなることがあります。
引き波は流れが強く、壊れた家や船などは沖に流されます。
地球の反対側からでも津波は太平洋を伝わり、被害を及ぼします。(チリ地震津波)

避難行動要支援者への支援

近所に、自力で避難できなかったり、避難の判断や情報収集が困難な方がいる場合、普段のお付き合いを通じて、できるだけ状況を把握しておきましょう。(高齢者、障害者、傷病者、妊産婦、乳幼児、外国人等)

南海トラフ地震のような大きな災害が起こった場合、こうした方が被害に遭いやすい傾向にあるので、日頃から地域で話し合っておきましょう。