管内の概要

（１）管内区域
　当事務所の所管区域は、県の中西部に位置し、北西は四国山地を背にして、南東は太平洋に面した須崎市、津野町、梼原町、中土佐町、四万十町の１市４町からなり、総面積は^※①１４０，５１４ｈａです。また、主な河川として、中央部を南西に流れる四万十川や、東部を南流する新庄川等が挙げられます。
　※①　全国都道府県市町村面積調べ（令和３年10月１日　国土地理院調査）

                   　　　
（２）気象
  　管内各市町の気候は、梼原町、津野町旧東津野方面では冬季の積雪があるものの、年平均気温が１３～１７℃、年降雨量が２，３００～３，０００ｍｍと全体的には温暖多雨で、樹木をはじめ植物の生育に適した気象条件に恵まれています。

（３）森林の概況
　管内の森林面積は^※②１２２，６９６ｈａで、県総森林面積の^※②２１％を占めており、森林率は８７％です。また、民有林の面積は^※③９６，６８６ｈａで、うち人工林の面積は^※③６１，１１１ｈａ、人口林率は６３％です。この人工林の７３％は植林後５０年以上を経過し、本格的な利用の時期を迎えています。
　※②　高知県の森林・林業・木材産業（令和２年度版）
　※③　森林資源構成表（2021年度版）

業務概要

　当事務所では、振興課、森林土木課で業務を分担し、森林の持つ公益的機能や木材供給機能等の維持増進、県産木材の需要拡大、山崩れや土石流等の山地災害から県民の安全な暮らしを守るための工事等の事業を行っています。

組織体制