四万十川条例による共生モデル地区の取り組み

公開日 2017年11月14日

共生モデル地区について

 高知県では、四万十川流域内において優れた水質や動植物の多様性、良好な景観を有し、人と自然が共生している地域を「共生モデル地区」として指定しています。
 共生モデル地区は、四万十川の保全の方策を重点的に行う「重点地域」に位置付け、自然との共生をキーワードに、地域の住民組織と行政とが協定を締結して、協働で取り組むこととしています。。
 平成18年11月に黒尊川流域において指定され、四万十川流域での住民協働の取り組みとして、黒尊川流域の住民組織「しまんと黒尊むら」と四万十市、高知県との三者で「黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり協定」を締結しました。さらに、同じ時期にこの三者に林野庁四国森林管理局を加えた四者で、「黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり共同宣言」をしました。

 また、流域では共生モデル地区の2例目として、平成25年8月23日に四万十町大正中津川地区と四万十町、高知県との三者で「大正中津川集落の人と自然が共生する地域づくり協定」を締結しました。
 県は流域市町と連携しながら、四万十川流域の保全と振興を推進していくため、他の地域についても共生モデル地区の取組みを拡げていきます。


黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり協定[WORDファイル/48KB]
黒尊川流域の人と自然が共生する共同宣言[WORDファイル/44KB]
黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり協定(第2期)[WORDファイル/20KB]
黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり協定(第3期)[PDF:140KB]

黒尊川流域の人と自然が共生する地域づくり協定(第3期)

中津川流域の人と自然が共生する地域づくり協定[DOCX:22KB] 大正中津川地区との協定

大正中津川地区位置図

黒尊川流域での協働の取り組み

 

 

 「共生モデル地区」に指定されている黒尊川流域は、四万十川流域の中でも、最も透明度の高い水質を誇り、清流と天然林に囲まれた渓谷は、秋の紅葉の名所にもなっています。また、流域に点在する集落は、昔ながらの農山村の景観を今に残すなど、自然の魅力があふれています。これらの点が評価され、黒尊川流域は平成20年6月に環境省の「平成の名水百選」に選ばれ、平成21年2月に文化庁の「重要文化的景観」に選定されました。
 しかし、この豊かな自然環境も徐々に失われつつあることから、流域の住民の方々と行政とが共に保全や地域の活用を考えていく場として、平成17年2月4日に「四万十くろそん会議」を立ち上げ、官民協働の取り組みとして活動をしています。

 

「四万十くろそん会議」の取り組み(「しまんと黒尊むら」の活動)

 

 共生モデル地区に指定された黒尊川流域は、四万十川の中でも特に美しい清流や昔ながらの農山村の景観など、自然の魅力にあふれています。黒尊川流域の環境保全と、利活用を含めた地域づくりを地元住民の皆さんと行政(四万十市、林野庁四国森林管理局、高知県)が協働して、課題を話し合い、方策を検討する場として、平成17年2月に「四万十くろそん会議」を立ち上げました。
 この会議では、(1)山と川のグループ、(2)地域活性化グループ、(3)歴史と文化のグループの3つのグループに分かれて、年間に4から5回程度、会議を開催し、課題の検討や具体的な取組みを進めています。
 また、近年では黒尊地区がシカ等の鳥獣被害が多い地域でもあることから、駆除したシカを解体し精肉を販売する等の有効活用の検討や、地区周辺の国道441号の草刈り作業等、新たな活動も実施しています。

 
しまんと黒尊むらの活動総括(第1期協定)[PDFファイル/97KB]
しまんと黒尊むらの活動総括(第2期協定)[PDF:233KB]

山と川のグループ

 

 森林環境税を活用した水辺林の整備や、川へ遊歩道の整備などの活動を行っています。

 

地域活性化グループ

 

地域資源を活かした体験イベント等の活動をしています。 

 

 

歴史と文化のグループ

 

幡州皿屋敷伝説にちなむ「お菊の滝」や「黒尊神社」等の地域の歴史文化の継承の活動をしています。

連絡先

高知県 林業振興・環境部 環境共生課
住所: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号
電話: 四万十川・清流担当  088-821-4863
牧野植物園整備担当  088-821-4868
環境企画担当     088-821-4554
自然保護・公園担当  088-821-4842
ファックス: 088-821-4530
メール: 030701@ken.pref.kochi.lg.jp

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