ごみのはなし

公開日 2017年01月20日

食べ残しについて考えてみよう

食膳家での食事や学校の給食のときにでる食べ残しについて考えてみましょう。
たいていのおうちや学校では食べ残しが出ますね。
これを日本全国で集めてみたらどのくらいの量になるでしょう?
日本全体で一年間に500から800万トンの食べ物が捨てられており、これは一年につくられるお米の量850万トンと同じです。すごい量ですね。
日本では、食べられる食品のうち約8%が捨てられているそうです。
使われないまま捨てられてしまう食品が約5%、食べ残しが約3%です。

ホテルやレストランの食べ残し、スーパーマーケット、コンビニの売れ残りが生ごみ全体の3分の1、あとは、家庭や学校の食べ残しということになります。

世界では貧しいために毎日の食べ物に困っているところがまだまだたくさんあります。
日本人は農地を住宅や工場にかえたりして、農業をする人が少なくなってきています。
農作物が採れなくなった分は、お金でたくさんの食べものを世界中から買っていますが、これらを全部食べているでしょうか?

農林水産省では平成21年度の食べ物を捨てる理由のアンケート調査をしました。(農林水産省平成21年度食品ロス統計調査結果より)

廃棄した理由

食べきれないくらいの食べ物をわたしたちは買って、そして捨てているのですね。
その生ゴミはどうやって処理されているのでしょうか?

ごみ処理ステップ

生ごみは、燃えるごみとして市町村のごみ焼却場(しょうきゃくじょう)に運ばれて燃やされることが多いのですが、水分が多い生ごみを燃やすには燃料(ねんりょう)がたくさん必要です。
ごみ処理の費用(ひよう)には税金が使われていますが、少しでも生ごみが減るとずいぶん燃料費が少なくなるといわれています。
燃やされたごみは灰になりますね。この灰はどこにでも捨てられないので、地下水などを汚さない、安全なところに埋め立てていますが、埋め立て場所も少なくなって困っている市町村がたくさんあります。

人と大根まだあまり多くありませんが、生ごみだけを集めて堆肥(たいひ)にし、農業用肥料として利用している市町村があります。生ゴミ堆肥化
堆肥にすると、燃えるごみとして焼いてしまうよりも費用がかからず、リサイクルできるという良い点があるからです。
レストランやホテル、コンビニの売れ残り、食品加工業、学校の給食など、たくさん生ごみが出るところでは収集が効率よくできるので、大量の生ごみを堆肥センターに集めて堆肥をつくるのですが、農地がだんだん少なくなってきている日本の状況では全部の生ごみを堆肥にしても使い道がないことになります。

家庭用の生ごみ処理機に市町村が補助(ほじょ)をするところもあります。
家庭ごとに生ごみを処理する人が増えてくると、全体の生ごみ量が減って、税金を節約(せつやく)できるからです。

でも、一番効果があるのは!食べ残し

  • 買いすぎ、食べ残しをしないこと。
  • 食べる量だけ買って、食べる量だけつくり、好ききらいせずになんでも食べる。
  • 野菜も魚も、食べられるところはぜんぶ食べる。

 

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