めじか曳縄釣り漁業

公開日 2014年08月06日

操業方法

mezikasougyou  全国1の漁獲量を誇る高知県のめじかは、ひき縄釣りという方法で主に漁獲されています。周年高知県の沿岸で漁獲されますが、主な漁場は足摺岬周辺から叶崎沖周辺となっています。
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 冷凍のイワシシラス、イカナゴ、アミ類などを撒き餌に使い、集まってきためじかをメジカカブラで釣る漁法です。
 漁場では、船を左旋回で円を描き、撒き餌が常に円の中心に来るように操船します。

mezikahikinawafig2  撒き餌はプラスチック製の容器に冷凍したままの餌を入れ、これに海水を徐々に流して溶け出していく仕組みになっており、一人でも操業でるようになっています。
 一人乗りの場合は左図のように4~5組の漁具、二人乗りの場合は6~8組の漁具を使用します。

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 「めじか(目近)」とは、「まるそうだ」という小型のかつお類の地方名で、全国1位の水揚げを誇っています。
 このめじかは、蕎麦のだし汁に欠かせない宗田節として加工されており、その生産量は全国シェアーの80%を占め、主産地の土佐清水市では、宗田節加工業が地域の重要な地場産業となっています。
 また、最近では、伝統的な宗田節加工だけでなく、「姫がつお」のブランド名でスティックや角煮といった加工品も製造されています。

 

漁業の概要

漁船規模 5~15トン
乗組員数 1人もしくは2人
操業時期 周年
主な対象魚

めじか(まるそうだ)、すま(ひらそうだ)

 

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高知県 水産振興部 水産業振興課

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