久通漁港のウニ除去

公開日 2009年03月20日

更新日 2014年03月16日

ウニ除去による藻場の再生(2007年6月28日)

 平成19年6月28日に、水産試験場が実施している研究課題「里海づくりを目指した藻場再生手法の確立」の一環で海洋高校、高知大学、久通漁協と協働で港内のウニ類を除去しました。今回は、久通漁港の中にたくさん生息するウニ類を素潜りでつぶして除去しました。当日は、2時間半程度で約4,500個体のウニを除去しました。今後も海藻類の生育状況を定期的に観察する予定です。

 高知県沿岸においては,すでに4カ所でウニ除去が行われています。今回の久通での取り組みは、5カ所目となります。私たちが取り組み始めた新しい磯焼けの対策は,まだ小さな点のようなものでしょう。この小さな点がやがてつながり線となり,高知県沿岸一帯に広がる取り組みとなるよう願っています。

     
除去前のウニの生息状況                 ウニ除去作業の様子

     
ウニ除去作業の様子                    作業終了後の記念撮影


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