認知症高齢者と家族への支援について

公開日 2013年04月02日

認知症に関する相談窓口

■認知症コールセンター

 認知症の方の介護や家族の精神的な悩みなど、認知症に関する様々な相談に介護の経験者(認知症の人と家族の会世話人)がお答えする、認知症の専門相談窓口(コールセンター)を設置しています。どうぞお気軽にご相談ください。

Tel/Fax 088−821−2818

・曜日 月曜から金曜(土・日・祝日、年末年始を除く)
・時間 午前10時から午後4時

(認知症の人と家族の会 お問い合わせ先)
〒780-0870 高知市本町4-1-37 高知県社会福祉センター内

■地域包括支援センター

 地域の様々な社会資源を使って、高齢者の生活を総合的に支えていくための拠点です。地域の身近な相談窓口として総合相談・支援や介護予防を行います。

  地域包括支援センター一覧表[XLS:35KB]

■認知症疾患医療センター

 認知症の医療相談や初期診断を行う、認知症疾患医療センターについては下記を参照してください。

 障害保健福祉課ホームページ「認知症疾患医療センターの設置による認知症医療支援体制の充実について」

 

認知症について

 

■認知症とは 

 認知症は単なる老化ではなく、脳の機能障害により生活する上で支障が出ている状態のことです。
 厚生労働省の研究班による推計では、平成24年には認知症の方は462万人とされており、高齢化が進んでいる高知県では、今後も認知症高齢者の数が増加していくと予想されます。

 優しい社会へ こうち認知症ネットへのリンク

 

 

■認知症の早期発見 

 認知症は、老化による単なる物忘れとの区別がつきにくい病気である、とよく言われますが、日常生活の中で「あれっ?おかしいな…」と感じたり、本人や家族に困ることが増えてきたら、認知症の可能性があります。
 下記に示した「認知症早期発見のめやす」は、実際に認知症の方を介護した経験のある家族が考えられたものです。
いくつか思い当ることがあれば、最寄りのかかりつけ医や地域包括支援センター、認知症コールセンターなどに相談してみましょう。

★認知症コールセンター (088)821−2818 月曜から金曜 10時00分から16時00分(祝日、年末年始除く)

(認知症早期発見のめやす)

□今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる

□同じことを何度も言う・問う・する

□しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている

□財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

□料理・片付け・運転などのミスが多くなった 

□新しいことが覚えられない

□話のつじつまが合わない

□テレビ番組の内容が理解できなくなった

□約束の日時や場所を間違えるようになった

□慣れた道でも迷うことがある

□ささいなことで怒りっぽくなった

□周りへの気遣いがなくなり、頑固になった

□自分の失敗を人のせいにする

□「この頃様子がおかしい」と周囲から言われる

□ひとりになると怖がったり寂しがったりする             

□外出時、持ち物を何度も確かめる

□「頭が変になった」と本人が訴える                  

□下着を替えず、身だしなみに構わなくなった

□趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった            

□ふさぎこんで何をするのもおっくうがり、いやがる

 

■認知症の症状とその対応
 認知症の症状は、脳の機能障害によって直接起こる「中核症状」と、本人の性格や人間関係、生活環境などによって出てくる「行動・心理症状(BPSD)」の大きく2つに分けられます。

●中核症状の例 (記憶障害)
 中核症状としては、例えば脳の一部の細胞が壊れ、そのはたらきを失うと、覚えられない、すぐ忘れる、といった記憶障害がおこります。

●対応 
 認知症の方に一度にたくさんのことを話しかけると混乱してしまうので、ゆっくりと分かりやすい言葉で話しかけることが大切です。
 また、認知症の方は、昔よくやったことや本人の得意だったことは比較的よく覚えていることも多いものです。ご本人の力を引き出し、その人らしい生活を送ることができるための支援が必要です。



●行動・心理症状(BPSD)の例 (今いる場所が分からない)
 認知症になると、場所や状況が分からなくなり、道に迷ってしまうことがあります。
いまがいつなのか、ここがどこなのかなど、自分がどういう状況にいるのかを理解する脳の働きが著しく低下してあらわれる症状を「見当識障害」といいます。
 

●対応

 この「見当識障害」のため、慣れたところでも迷ってしまったり、とうてい歩けそうもない距離を歩いて行ったりしてしまうことがあります。また、自分が何をしてよいか分からなくて不安になり、うろうろしたり、夕暮れ時に「家に帰る」と言って家族を驚かすこともあります。本人なりの何らかの目的があって外出したい場合もあるので、なぜ迷ってしまうのか、原因を考えて対応すれば防ぐことは可能です。


 まずは、一緒にお茶を飲むなどして本人の気持ちを受け止め、安心感を与えるよう努めてみましょう。それでも外出したい気持ちが強い場合は、一緒について出かけ、落ち着いたところで家に帰るよう話しかけてみてはいかがでしょうか。外出することで満足することもあります。


 また、万が一行方が分からなくなった時のために、可能であれば近所の方に事情を伝え、見かけたら連絡または保護してもらえるよう依頼をしておきましょう。

 

認知症サポーター

 

●認知症サポーターとは?
 認知症の方が記憶障害や認知障害から不安に陥り、その結果まわりの人との関係が損なわれてしまい、家族が疲れきってしまうことがしばしばあります。
 しかし、周囲の理解と気遣いがあれば、地域の中で穏やかに暮らしていくことは可能です。
 認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を地域で温かく見守り支援するのが認知症サポーターの役割です。


●認知症サポーター養成講座(認知症の人にやさしい企業)を開催しています
 県では、県内の企業・団体を対象に認知症に関する基礎知識や認知症の方への対応について学ぶ講座を開催しています。
 認知症の方が直接関わりのある企業・団体の方々に認知症サポーター養成講座を受講していただき、さりげない声掛けや手助けをしていただくことによって、認知症の方が安心してお店を利用することができるようになってきています。
 平成25年度までに、県内258企業、4,503名に受講いただき、「認知症サポーター」として対応をしていただいています。
 講座は1回あたりおおむね90分程度で、講座を修了された方には、認知症を正しく学んだ応援者としての目安となる「オレンジリング」をお渡ししています。
 また、講座を受講、修了した企業には、「認知症の人にやさしいお店」ステッカーをお渡ししています。このステッカーを店先などに貼っていただくことで、認知症の方にやさしいお店であるという安心感を持っていただき、また、地域の方々にも認知症について考えるきっかけになることを期待しています。

認知症の人にやさしいお店ステッカー [PDFファイル/6.04MB]


認知症サポーター養成講座受講企業名簿(21年度)[PDFファイル/37KB]
認知症サポーター養成講座受講企業名簿(22年度)[PDFファイル/38KB]
認知症サポーター養成講座受講企業名簿(23年度)[PDFファイル/29KB]
認知症サポーター養成講座受講企業名簿(24年度)[PDFファイル/112KB]
認知症サポーター養成講座受講企業名簿(25年度)[PDF:102KB]

連絡先

高知県 地域福祉部 高齢者福祉課
住所: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 代表 088-823-9630
調整担当 088-823-9630
介護保険担当 088-823-9681
地域包括ケア推進担当 088-823-9627
介護事業者担当 088-823-9632
ファックス: 088-823-9259
メール: 060201@ken.pref.kochi.lg.jp

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