ツキノワグマに注意してください!

公開日 2009年03月12日

更新日 2014年03月16日


 剣山山系にはツキノワグマが生息しており、三嶺の登山道沿いなどではツキノワグマによるものと思われる樹木への皮はぎ跡が多数確認されたりしています。
 ツキノワグマと人間が仲良く共存していくためには、クマの生息環境を守ることと共に、人間と出会うことにより起こる事故を未然に防ぐ必要があります。
 クマは臆病な動物で、人間がその存在を知らせていれば、ほとんどの場合、自分から人間を避けてくれます。


 登山者の皆さんは、次のことに注意して安全な登山を行ってください。



クマに出会わないために

○音で知らせよう
 一人での入山や山菜採りはツキノワグマに遭遇する危険度が増します。
 山に入るときは、なるべく複数人数で入り、鈴を付けるなどして、音でクマにこちらの存在を知らせましょう。
○クマの糞や足跡を見つけたら
 クマの糞や足跡を見つけたら、近くにクマのいる可能性がありますので、すぐに引き返しましょう。
○特に早朝や夕方に注意
 クマは夜行性と思われていますが、通常は日中に活動しています。
 中でも特に早朝や夕方は活発に活動していますので、細心の注意を払いましょう。

 
もし、クマに出会ったら

○遠くのクマを見つけたら
 静かにその場を立ち去りましょう。
○クマがこちらに気づいたら
 
まず、落ち着いて静かにしていれば、ほとんどの場合、クマは立ち去ります。
○クマが近づいてきたら
 クマの動きに注意しながら、ゆっくりと後退してください。
 走って逃げたらダメです。
 クマの走る速さは人間よりずっと速く、逃げるものを追いかける習性があります。
 大声や投石は、クマを刺激して危険です。
○子グマに注意
 子グマのそばには、必ず親グマがいます。
 近づくと危険ですので、落ち着いてその場を離れましょう。  
 
クマを近づけないために 

○ゴミはクマをおびき寄せます
 残飯や生ゴミは、クマのエサになり、味を覚えると人に近づくようになります。
 ゴミは放置せず、必ず持ち帰りましょう。

 

ツキノワグマの特徴

○全 長
 120センチメートルから140センチメートル

○体 重
 50キログラムから100キログラム

○視 力
 あまり良くない 

○聴力、嗅覚
 非常に優れている

○走る速度
 人間よりずっと速い

○食 物
 木の実、山菜、蜂蜜

  
クマを目撃したり、痕跡を見つけた方は、

 最寄りの役場
 香美市役所 (0887−58−3111)
 大豊町役場 (0887−72−0450)

または、
 高知県鳥獣対策課(088−823−9039)まで、ご連絡ください。
 


この記事に関するお問い合わせ

高知県 総合企画部 中山間地域対策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎3階)
電話: 088-823-9739(企画調整担当)
088-823-9600(集落活動担当)
088-823-9602(人づくり支援担当)
088-823-9622(生活環境担当)
088-823-9039(鳥獣対策室 被害対策担当)
088-823-9042(鳥獣対策室 担い手担当)
ファックス: 088-823-9258
メール: 080601@ken.pref.kochi.lg.jp
Topへ