横倉山の魅力向上に向けて ~地元ガイド養成の取組~

公開日 2017年08月17日

平成28年度 地域の皆さんの活動(地域支援企画員からの報告)

越知町の取組(仁淀川ブロック)

 仁淀川を見下ろす雄大な横倉山。
 牧野富太郎博士が若いころに研究の場として歩き、安徳天皇が逃げ延びたという伝説が残っている、植物・地質・歴史の魅力がたくさん詰まった山です。清流・仁淀川では多くの観光客がカヌーやラフティングを楽しんでいる一方で、横倉山は観光で訪れていただくための体制が万全ではない状況でした。そこで、県の産業振興推進総合支援事業費補助金ステップアップ事業を活用してワークショップを開催し、横倉山活用に関して様々な意見を出し合い、アクションプランを策定しました。
 その取組の第一歩として、現在越知町では横倉山のガイド養成に取り組んでいます。 これまで地元団体や博物館職員によるガイドはありましたが、一元的な窓口による受付や情報発信ができておらず、またガイド内容についても統一できていませんでした。そこで、地元住民の方が集まり、越知町を訪れた方に横倉山の魅力を伝えるべく、観光分野を中心に地域づくりセラピストとしてご活躍の中村雅子アドバイザーをお招きしてガイドの勉強や練習に取り組んできました。
 まずは、ガイドをするにあたって基本となるコースを設定し、実際に歩いて重要ポイントの確認をしながら台本を作成。また、ガイド所要時間や必要な小道具、案内する上で注意しなければならない点などを繰り返し確認しました。

越知町1

 実際に歩く際には、エリアごとに担当ガイドを変えて、ガイド役とお客さん役に分かれ、ガイドする側とされる側の両方を経験することでより魅力的なガイドができるように練習しています。

越知町2

 自分の頭で理解していることを相手に伝えることの難しさと面白さを実感しながら、繰り返し実践することで着実に練習の成果が表れてきています。
  実際に山を歩いたり、意見交換をする度に参加者の皆さんの横倉山への熱い思いがひしひしと伝わってきます。植物や地質に無知な自分も皆さんと何度も歩いて説明を聞くうちに、少しずつではありますが名前や物語を覚えてきました。一人で歩くときにはわからないことや何気なく通り過ぎてしまう箇所もガイドをしてもらうことにより、新たな発見や感動をすることがたくさんありました。
 まだ、歩道上の看板、トイレ等のハード整備や他コースの設定など横倉山を魅力的に見せるための課題もたくさん残っています。引き続き取組を進めていくことによって、横倉山のガイドを越知町の観光メニューとして確立させ、PRしていけるようにお手伝いをしていきたいと思います。  

 

〈この記事に関するお問い合わせ〉
 越知町地域支援企画員 電話:0889-20-1188

連絡先

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