「コロナに負けるな!50年目を迎える西島園芸団地の取り組み」

公開日 2021年03月28日

令和2年度 地域の皆さんの活動(地域支援企画員からの報告)

南国市の取り組み(物部川ブロック)

<(株)西島園芸団地(以下「西島園芸団地」の概要)>
 西島園芸団地は一年中メロン・スイカが食べられ、冬~春にかけてはイチゴ狩りが楽しめる観光農園です。
 新型コロナウイルス感染症拡大前は多くの団体客が観光バスで訪れる南国市でも有数の観光地でした。
西島園芸団地入り口全景

メロン栽培の様子(園芸用ハウス内で栽培されるメロン)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響>
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、特に4月から5月にかけて観光客が激減してしまいましたが、
 ネット販売に力を入れ、魅力的なセット商品を販売したり、県内の企業とのコラボ商品を発売するなど、
 新たな取り組みにより危機を乗り越える企業努力を自ら進めています。

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西島園芸団地と(株)コミベーカリーとのコラボ商品
((株)コミベーカリーパンフレットより)

<高知県産業振興アドバイザー制度の課題一貫支援型を活用>
 南国市から西島園芸団地を支援する方法は何かないかと相談があり、南国市、西島園芸団地との協議により高知県の産業振興アドバイザー制度(課題一貫支援型)を活用し、短期・中期の事業計画の策定と、新たなお土産品の開発を行うことになりました。

<今後の展望>

 西島園芸団地は令和3年7月8日に設立50周年を迎えます。
 50周年の節目の年に何か新しいことが出来ないか、検討を重ねているところです。

 

<地域支援企画員の活動>

 課題一貫支援型のアドバイザーから事業計画を策定するにあたり、SWOT分析を行うべきとの話があり、地域支援企画員自らがファシリテーターとなり、全従業員を対象に、いくつかのグループに分けてSWOT分析を行っています。

 また、新たな商品開発やブランド戦略のワーキンググループに南国市の職員とともに入り、一緒に考え、情報の収集や関係機関と事業者との繋ぎを行っています。

 ブーゲンビリアの花と椅子と机

打ち合わせはブーゲンビリアの花の下で行っています!
 

 さらに、西島園芸団地では月に1度月例会を開き、経営状況や部門間の課題の共有を行っています。
 アドバイザー制度の活用が決まって以降は、月例会に参加し、何が課題なのか、何に困っているのかを把握し、必要な支援制度の紹介や県の関係部署の紹介などを行っています。

 

【この記事に関するお問い合わせ】
 南国市地域支援企画員 電話:088-864-6320

この記事に関するお問い合わせ

高知県 産業振興推進部 産業政策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 企画調整担当 088-823-9333
成長戦略担当 088-823-9049
地域産業担当 088-823-9334
ファックス: 088-823-9255
メール: 120801@ken.pref.kochi.lg.jp
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