ダニが媒介する感染症

公開日 2016年03月16日

ダニが媒介する感染症

 野山に生息するマダニに刺されることで感染症(日本紅斑熱、SFTS等)を起こすことがあります。

 すべてのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、ダニに咬まれないようにすることが感染の予防になります。

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野山や畑・草むらなどに出かけるときは、次のことに注意しましょう。

 ・肌をできるだけ出さないよう、長袖、長ズボン、手袋などをしましょう。

 ・DEET(ディート)などの有効成分が含まれた虫除け剤を使用しましょう。

  (説明書の注意書に沿って使用してください。)

 ・地面には直接寝転んだり、腰を下ろしたりせず、敷物を敷きましょう。

 ・野山などに行った後はすぐに入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。

 ・野山や河川から帰った犬や猫はダニが付着している可能性があるので、よく見てあげましょう。

 


マダニとは

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 家庭内に生息するダニ(食品等に発生するコナダニ、衣類や寝具に発生するヒョウダニなど)、植物の害虫であるハダニ類と全く種類が異なります。

 マダニは硬い外皮に覆われた比較的大型のダニです。主に森林や草地等に生息していますが、市街地周辺でも見られます。

 


マダニに咬まれたら

 吸血中のマダニに気が付いた場合、無理に引き抜こうとすると皮膚にしっかり突き刺さっているマダニの一部が皮膚内に残って化膿する恐れなどがあるので、できるだけ皮膚科などの医療機関で処置をしてもらってください。

 また、マダニに刺された後は、しばらく体調の変化に注意をし、発熱等の症状が出たときは早めに医療機関で診察を受けてください。

 


日本紅斑熱とは

 病原体である日本紅斑熱リケッチア(Rikettsia japonica)をもったマダニに刺されることで感染します。

 マダニに刺されてから2~8日して頭痛、発熱、倦怠感、発疹などの症状が現れます。

 「発熱」「発疹」「ダニの刺し口」は日本紅斑熱の主要三主張で、ほとんどの症例で認められています。

 


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

 重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)ウイルスをもったマダニに刺されることで感染します。

 マダニに刺されてから6~14日後に、発熱、消火器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などが現れます。

 時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が現れることもあります。

 


検査について

日本紅斑熱の検査方法
・急性期血液(投薬前)及び刺し口の痂皮(カサブタ)からの遺伝子検査
・ペア血清(急性期と回復期の血清)を用いた間接蛍光抗体法(IF法)による抗体検査

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の検査方法

・急性期血清からの遺伝子検査

 


日本紅斑熱、SFTS等感染症に関してのお問い合わせ、ご相談につきましては、最寄りの保健所へおねがいします。

  検体受付窓口保健所     

 

●日本紅斑熱

・患者調査票   紅斑熱様患者調査票

・届出基準   日本紅斑熱 届出基準

・発生届   日本紅斑熱 発生届

 

●重症熱性血小板減少症候群

・患者調査票  SFTS患者調査票

・届出基準  重症熱性血小板減少症候群 届出基準

・発生届   重症熱性血小板減少症候群 発生届

 

連絡先

高知県 健康政策部 衛生研究所
住所: 〒780-0850 高知市丸ノ内2丁目4番1号 保健衛生総合庁舎
電話: 総務企画課 088-821-4960
保健科学課 088-821-4963
生活科学課 088-821-4964
ファックス: 088-872-6324
メール: 130120@ken.pref.kochi.lg.jp

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