ウエストナイル熱

公開日 2016年11月10日

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ウエストナイル熱とは?

  

 

 ウエストナイルウイルスは1937年に初めて、ウガンダのWest Nile地方で発熱した女性から分離されました。このウイルスは鳥と蚊の間で感染環が維持され、主に蚊を介してヒトに感染し、発熱や脳炎を引き起こします。
 従来アフリカ、ヨーロッパ、西アジアでの患者発生報告で、アメリカ大陸での患者発生はありませんでしたが、1999年アメリカ合衆国のニューヨーク市周辺での流行が報告されたことから、大きな注目を集めるようになりました。
 日本では、2005年に厚生労働省がアメリカより帰国した30歳代の男性が、ウエストナイル熱に感染していたと発表しました。

 

感染経路

 

・ ウエストナイルウイルスは自然界においては、トリと蚊の感染サイクルで維持します。
・ ヒトはウエストナイルウイルス感染蚊に刺されることにより感染します。
・ 媒介蚊は、イエカ、ヤブカ等です。
・ ヒトからヒトへの感染はありません。

潜伏期間・症状・治療等

潜伏期間
 2から14日(普通2から6日)

臨床症状
 ・突然の発熱(39度以上)で発症し、発熱は3から6日間続きます。
 ・頭痛、背部の痛み、筋肉痛、食欲不振などの症状がみられます。症状は通常1週間以内で回復します。
 ・脳炎は上記症状とともに重篤な症状として、激しい頭痛、方向感覚の欠如、麻痺、意識障害、痙攣等の症状を示します。

治療
 対症療法を行うこととなります。

経過・予後
 ・感染例の約80%は不顕性感染に終わり、重篤な症状を示すのは、感染者の約1%といわれている。重篤な患者は主に、高齢者にみられ、致命率は重症患者の3から15%とされています。
 ・ウエストナイル熱は予後良好。通常1週間以内で回復するが、その後倦怠感が残ることがあります。

ウエストナイル熱対策

媒介蚊の捕集及びウイルス検査の実施

 

 平成16年から保健所とともに高知県下に現在生息しているウエストナイルウイルス感受性蚊の種類及びウエストナイルウイルスが侵入していないかどうかの調査を行っています。

調査期間
 毎年5から10月まで各月1回実施します。

調査方法
 ドライアイスを用いたライトトラップによる採集方法で行います。
 適当な設置場所を選定しトラップをしかけます。高さは約1.2から2mとし、その脇にドライアイス(1Kg・24時間)を置きます。設置時間は午前中から24時間とします。

蚊の同定
 日本には130種類の蚊が生息しています。このうち、人家周辺や公園、里山など、一般市民が日常生活で訪れる機会が多く蚊との接触が予想される場所で採集されるのは16種類で、そのうち人にウエストナイルウイルスを橋渡しするのは野鳥と人の両方を吸血する11種類であり、主としてこれらの種類を同定します。

 

 

連絡先

高知県 健康政策部 衛生研究所
住所: 〒780-0850 高知市丸ノ内2丁目4番1号 保健衛生総合庁舎
電話: 総務企画課 088-821-4960
保健科学課 088-821-4963
生活科学課 088-821-4964
ファックス: 088-872-6324
メール: 130120@ken.pref.kochi.lg.jp

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