化学物質過敏症について

公開日 2014年01月16日

化学物質過敏症とは

(厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」パンフレットより引用)

 化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。最初にある程度の物質に曝露(化学物質を浴びること)されると、アレルギー疾患でいう“感作”(一度侵入してきたアレルゲンをその時に体が記憶し、二度目に侵入してきた時すぐ攻撃できるようにしておくこと)と同じ様な状態となり、二度目に同じ物質に少量でも曝露されると過敏症状を来します。時には最初に曝露された物質と二度目に曝露された物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。
 化学物質過敏症は、アレルギー疾患様の性格だけでなく、低濃度の化学物質に反復曝露されていると体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。
 化学物質過敏症は未解明の部分が多い疾患ですが、このようにアレルギー性と中毒性の両方にまたがる疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑に絡み合っている疾患であると考えられています。

どんな症状が現れるの

 頭痛、全身倦怠感、不眠、便秘、動悸等特徴のない症状が多いようですが、このほかにも様々な症状を訴える人がいるようです。

どんなものに反応を起こすの

家の中では
 洗剤、漂白剤、芳香剤、建材、接着剤、ホルマリン、防ダニグッズ、防菌グッズ、塗料、カビ、シロアリ駆除剤等

屋外では
 排気ガス、殺虫剤、除草剤、大気汚染物質等

食べ物では
 食品添加物、残留農薬、保存料、着色料、甘味料、香料等

診断とアドバイスができる高知県内の医療機関

化学物質過敏症外来について

医療機関名 独立行政法人国立病院機構高知病院
所  在  地 〒780-8077 高知市朝倉西町1丁目2番25号
連  絡  先 088-844-3111
診  療  日 毎週木曜日 14時00分から15時30分(予約制)
そ  の  他

内科外来で事前予約が必要

(088-844-3111に電話し、内科外来とお伝えください)


私たち一人ひとりにできることがあります

 身の回りで普通に使われている化学物質に反応して症状の出る方の中には、学校や公共の場に入ることも困難で困っている方もいます。
 化学物質過敏症という疾病で不便な生活を強いられ困っている方がいることを理解し、公共の場等では原因となる物質をできる限り控える等、身近にできる配慮が大切です。

関連情報

●NPO化学物質過敏症支援センター

 http://www.cssc.jp/index.html

●化学物質過敏症・ゆるゆる仲間

 http://yurunakama.blog90.fc2.com/

●厚生労働省「化学物質安全対策室のホームページ」

 http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/seikatu/kagaku/index.html

●環境省「保健化学物質対策のホームページ」

 http://www.env.go.jp/chemi/


お問い合わせ先

健康政策部健康対策課
電話:088-823-9678


連絡先

高知県 健康政策部 健康対策課
住所: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: がん・企画担当 088-823-9674
難病担当 088-823-9678
感染症担当 088-823-9677
周産期・母子保健推進室 088-823-9659
ファックス: 088-873-9941
メール: 130401@ken.pref.kochi.lg.jp