1 高知県医師確保計画について

　医師の偏在は、地域間、診療科間のそれぞれにおいて、長きにわたり課題として認識されながら、現時点においても解消が図られていません。

　平成20年度以降、地域枠を中心とした全国的な医師数の増加等が行われてきましたが、医師偏在対策が十分図られなければ、地域や診療科といったミクロの領域での医師不足の解消にはつながりません。
　このため、「医療従事者の需給に関する検討会医師需給分科会」において、早急に対応する必要のある実効的な医師偏在対策について検討が行われ、平成29年12月に第２次中間取りまとめがなされました。平成30年３月には、この取りまとめで示された具体的な医師偏在対策について、「医療法及び医師法の一部を改正する法律案」（以下「改正法」という。）が第196回通常国会に提出され、同年７月に成立しました。

　改正法に基づき、国において全国ベースで三次医療圏ごと及び二次医療圏ごとの医師の多寡を統一的・客観的に比較・評価した指標（以下「医師偏在指標」という。）が算定され、都道府県においては、三次医療圏間及び二次医療圏間の偏在是正に資する医師確保対策等を、医療計画の中に新たに「医師確保計画」として策定することとなりました。

　このため、本県においては、医療法第30条の4の医療計画に定める事項の規定に基づき「第7期高知県保健医療計画」の一部（別冊）として位置づけて策定することとし、また「日本一の健康長寿県構想」などの県が策定する各種構想や計画との整合性や確保を図ったうえで、県民への意見公募（パブリックコメント）を経て、このたび「高知県医師確保計画」を策定いたしました。

２ 高知県医師確保計画（全文） 

　高知県医師確保計画[DOC：12MB]

   高知県医師確保計画[PDF：6MB]

３ 高知県医師確保計画（概要版） 

   高知県医師確保計画の概要[PDF：298KB]