高知家健康経営アワード2019決定!

公開日 2019年12月16日

 高知新聞主催の「こうち健康企業プロジェクト」の一環として、「高知家健康経営アワード2019」を実施し、より多くの企業に健康経営の取組への一歩を踏み出してもらうため、職場の健康づくりの事例を募集しました。今年度は、業種や事業所規模を問わず、県内どの事業所でも取り入れられる「職場での健康づくりのユニークな取組」を選考のポイントとして、以下の5社を「高知家健康経営アワード2019」に選定しました。

国土第一警備保障株式会社 須崎営業所

四国パイプ工業株式会社

株式会社四国パイプクリーナー

四国管財株式会社

・四国開発株式会社

 

※こうち健康企業プロジェクトとは従業員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に実践する「健康経営」について、新聞紙面特集やセミナーを通じて普及促進を図り、職場による働きざかり世代の健康づくりを応援することを目的としたものです。

(主催:高知新聞社 共催:高知県、高知県商工会議所連合会、協会けんぽ高知支部 特別協賛:アクサ生命保険株式会社 協力:四国銀行)

 

【選定委員のコメント】

[総括]

各社がそれぞれの職場の特性、社員の健康課題に応じた取組を工夫されているユニークさは素晴らしいです。また、高知家健康パスポートをはじめ、必要に応じて地域資源を上手く活用されていますし、自治体、保険者、民間などのサービスや専門職のアドバイスを取り入れることで、取組の実効性を上げることにもつながっていると考えられます。

今後は、このプロジェクトで、健康経営を実施したことによる社員の変化や効果を定期的に確認し、どのような健康課題にはどのような取組が有効かといった実践知を蓄積し、高知県内の企業の取組の一層の推進につながることを祈念します。

 

国土第一警備保障株式会社 須崎営業所

~食生活を改善するために社員食堂の設置と管理栄養士による相談を導入~

(会社データ)

業務内容:交通誘導警備・雑踏警備事業・各種イベント・臨時警備

創業:平成15年1月

社員数:40名

 国土第一警備[JPG:2MB]

社内バナー広告[JPG:2MB]

 

【取組に至った経緯】

 警備という職業は、不規則な勤務体制であるため、食生活が不規則になったり、食事の栄養バランスが偏ることで、生活習慣病のリスクが高くなりがちであった。

 

【職場での健康づくりの取組内容・成果】

生活習慣病のリスクを考えて、社員食堂を設置し、管理栄養士を配置することで社員への健康的な食事の提供と社員の食生活改善に取り組んだ。また、外部カウンセラーによる健康相談体制を整備するとともに、飲酒習慣の見直し会を開き、週1回の休肝日を導入することで会社全体の健康意識が高まった。

 

【選定委員のコメント】

警備業という働き方の特徴を背景とした健康課題(食習慣)を解決するための取組内容としている点が素晴らしいです。

具体的には、不規則になりがちな食生活の改善のために、社員食堂、管理栄養士を配置し、毎日の食事という職場の動線で働きかけをしています。飲食習慣の見直し会による休肝日の制定は、個々では取組が難しい課題に対する有用な方策と考えられます。また、労働時間の把握精度を高める仕組みも社員に寄り添う一歩となっています。今後は取組による効果、社員の変化などを定期的にモニタリングすることを通じた、さらなる進化を期待しております。

 

【受賞のコメント】

 「社員は大切な家族。家族の健康を見守り合おう。」をスローガンに経営者主導、そして職員と一緒になって、健康経営への取組をしてきました。

 昨年は、高知県須崎福祉保健所の「職場の健康づくりチャレンジ表彰」で「大賞」をいただき、今年は「高知家健康アワード」を受賞と、日頃の取組を評価していただいたことで、職員にとっても励み・誇りとなりました。今後も、小さくてもできることを一歩一歩取組、着実に職場の健康度をアップして「働きたいと言われる警備会社」を目指します。

 

四国パイプ工業株式会社

~健康に関わる費用は投資と考え積極的に取組を推進~ 

(会社データ)

業務内容:衛生設備工事、空調・換気工事とそれに伴うメンテナンス業をはじめ、一般住宅の改修・改造等の建設工事に加え、次代が求める環境に優しい省エネ・防災・防犯対策として、LED灯や飛散防止エコフィルム等の取り付けに至るまで、幅広い環境整備を提供し、安心で快適な住環境を創造・提供しています。

創業:昭和44年2月1日

社員数:15名

 

【取組に至った経緯】

社員の高齢化が進み、退職年齢も上がってきているなか、全国的な人材不足も懸念されており、社員全員が長く元気で働けるように、職場の環境づくりに取り組むべきだと考えた。

 

【職場での健康づくりの取組内容・成果】

社員の運動不足解消のため、活動量計を会社負担で用意し、社員に配布した。保険会社が運営している健康経営プログラムに加入し、社員同士で歩数を競えるようにした。  

また、福利厚生として、休職中のサポートのため傷病手当の上乗せ補償の保険に加入したり、がん検診の受診促進のため、会社ががん検診の予約を管理し、費用全額負担している就業時間内に受診することで受診率を100%とし、再検査・精密検査を要する社員とは個別面談を行い、受診を促している。さらに、働き方改革として、土曜日を隔週休から全休にしたことで、社員の心に余裕ができた。平日の労働時間は、クラウド勤怠管理システムを導入して正確に把握するようにしている。

 

【選定委員のコメント】

職場の高齢化を背景に、社員の健康への投資を経営課題に位置付けられており、具体的には、がん検診の予約管理や就業時間内での受診、費用を補助する仕組みを導入したことで、受診率は100%となっています。また、土曜の全休による働き方改革や、傷病手当の上乗せ補償の導入を機に休職中のサポートも充実しています。

今後は健診結果を経年で確認するなど社員の健康状況の把握で、次に打つべき一手が見えやすくなると思います。

 

【受賞のコメント】

長年に渡って取り組んできたことがこのような形で認めて頂いた事は誠に喜ばしい限りであります。現在検診結果を複数年分データ入力中で、これから健康状態や症状の傾向性が確認出来ると思います。今後は社員とその家族ともデータの共有をしていきたいです。従業員が健康で元気なことが大切だなと、思えるよう対話を増やし、トップダウンが中心ではなくボトムアップによる、健康活動を維持し生涯現役で健康寿命を延ばしていきたいです。

 

株式会社四国パイプクリーナー

~健康パスポートのランクアップを社内賞与で後押し~ 

(会社データ)

業務内容:各種管路施設の維持管理業務および老朽化・耐震化工事

創業:昭和45年

社員数:10名

 四国パイプクリーナー[PPTX:717KB]

 

【取組に至った経緯】

社員の健康が、企業の充実、継続に最も大切だと考えた。

 

【職場での健康づくりの取組内容・成果】

社員全員が高知家健康パスポートを取得し、パスポートがランクアップした際には会社が社内賞与を用意し健康づくりの取組が広がるきっかけとなっている。社内には血圧計と体組成計を準備しており、毎日の計測を習慣化している。禁煙、減煙にも取組、社員1名が禁煙に成功し毎年実施する健康診断は、受診率100%を達成できている。

 

【選定委員のコメント】

社員の健康を企業の継続性の基盤と位置付けられており、具体的には全員が高知家健康パスポートを取得し、歩数ランキング1位を目指すなど団体戦での取組となっています。パスポートのランクアップには独自のインセンティブを導入して、社員の行動を促し、また、毎月の血圧記録は2年以上継続され、健診受診率は100%を達成されています。

社員の平均年齢は30代後半ではありますが、今後は加入する健康保険(協会けんぽなど)と連携して、健診結果を同業他社と比較することで、自社の健康課題を客観的に把握していくといいのではないかと思います。

 

【受賞のコメント】

 高知家健康パスポートの取組が改めて自分達の身体を見直すきっかけとなりました。弊社は管路施設の維持管理専門業者「ライフラインドクター」として、「管路施設にも健康管理は必要!」とのキャッチフレーズで日々業務に取り組んでおります。張り巡らされている管路施設(ライフライン)を人間の血管に例え、メンテナンスの重要性を話す中で、自らの健康管理がいかに重要かも社内で徹底しております。そのため、より客観的、現実的に自分達の身体を見つめることにつながっているように思います。今回の受賞を真摯に受け止め、今後さらにステップアップできるよう、社員一丸となって努力していきたいと考えます!ありがとうございました!!

 

四国管財株式会社

~24時間365日なんでも相談できる環境をつくり、心もサポート~

(会社データ)

業務内容:ビル総合管理及び医療機関へ様々な人的提供サービス

創業:昭和37年6月27日

社員数:620人

四国管財[JPG:15MB] 

 

【取組に至った経緯】

 遅刻や早退が続く人、笑顔が少ない人に聞き取りすると、仕事上だけでなくプライベートの悩みや問題を抱えていることが分かった。

 

【職場での健康づくりの取組内容・成果】

心身ともに健康になってもらうため、どんなことでも24時間365日相談できる体制を整えたスタッフと会社の信頼関係が深まると、些細なミスなども正直に報告してもらえ取引先との信頼関係を深める結果になっている。

 

【選定委員のコメント】

社員の悩み事、課題に寄り添う体制を構築し、実践してきたことで、スタッフと会社との信頼関係が構築され、今後、健康に関する取組を進めていくうえでも受容性が高いことが考えられます(今後も情報管理やプライバシーへの配慮は大切)。

平均年齢は40代後半であり、今後は健診結果に基づいて、社員の健康状況を把握し、働き方に応じた取組の一層の進展を期待しております。

 

【受賞のコメント】

この度は素敵な賞をありがとうございました。

我々は様々な特性を持った方を受け入れる事ができる無限大の可能性を秘めた業界です。働く方が健康でイキイキと1日でも長く健康年齢を延ばすことに貢献できる様に頑張ります。

そして来年度には、高齢者が1日でも長く健康的に働ける職場の実現のために、適切なトレーニングを持続できるように、働きながらトレーニングの習慣を定着させるしくみを作り、「健康年齢延期確定就労システム」に挑戦いたします。

 

四国開発株式会社

~再検査・精密検査・要治療の社員への受診勧奨の取組~

(会社データ)

業務内容:総合建設業

創業:  昭和41年12月

社員数: 52名

四国開発[JPG:3MB]

 

【取組に至った経緯】

 健診の再検査を放置したため入院が必要となった社員がおり、早期発見・早期治療、そして有所見者を減らすために再検査受診率100%を目標に掲げた。

 

【職場での健康づくりの取組内容・成果】

定期健康診断の結果、再検査や精密検査が必要な社員に対して再受診の通知を受診完了するまで毎月通知しているこの通知によって仕方なく受診した社員に疾病が見つかったこともあり、受診の徹底による成果が見られている。さらに、男性は前立腺がん、女性は乳がんの検診を社員全員に推奨し、費用は会社が全額負担している。また、社員全員が高知家健康パスポートを取得したことで会社全体の健康意識が高まり、全国土木建築国民健康保険組合アプリの歩数測定機能を活用して、運動機会の増加を図っている。

 

【選定委員のコメント】

社員の疾病罹患が背景となって、早期発見・早期治療、有所見の減少を徹底する取組につながっています。具体的には、再検査・再受診の通知を毎月の職場の動線(給与明細)で直接渡すことで、受診の徹底を図っておられ、がん検診を受けやすくする環境整備や、全員が高知家健康パスポートを取得し、取組の見える化、職場で参加する競争イベントを活用するなど、取組を活性化する工夫をされています。

平均年齢は50歳超であることから、今後は健診結果を経年で確認することなども重要と考えられます。

 

【受賞のコメント】

 これからも、社員が心身共に元気に働ける職場を目指し、健康づくりに取り組んでいきたいです。

 

 

 

 

連絡先

高知県 健康政策部 健康長寿政策課
住所: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎4階)
電話: 企画調整担当 088-823-9666
庁舎整備担当 088-823-9666
健康長寿県づくり担当 088-823-9683
よさこい健康プラン21推進室 088-823-9675
ファックス: 088-823-9137
メール: 131601@ken.pref.kochi.lg.jp