交通事故の事例−10.自転車が加害者となった事故

公開日 2024年02月07日

事故事例集目次
1.自宅駐車場での事故 2.賠償金額が大幅に減額された自転車死亡事故 3.原付が駐車車両に衝突 4.薄暮時の高齢歩行者の事故 5.シートベルトは自分のためだけではありません 6.チャイルドシートの必要性
7.後部座席のシートベルトの必要性
(平成20年6月から全席シートベルトが義務化されました!)
8.飲酒運転で同乗者を死亡させてしまった 9.夜間の自転車事故 10.自転車が加害者となった事故 11.横断禁止場所を横断中に事故にあった 12.薄暮時の飛び出し事故


 

事故の概要

 高校生のA君は、部活動を終えた午後7時、急に降り出した雨の中を、自転車の傘差し運転で帰宅中でした。帰宅を急いでいたA君はかなりスピードを出して歩道と車道の区分ない道を左側通行をしていました。気が付くと目の前を、黒い服を着たBさん(83歳)が前を歩いていました。
 ブレーキをかける間もなくA君はBさんに背後から衝突し、Bさんは転倒して頭を強打し、重度の後遺障害が残りました。

事故の原因

 A君が傘差し運転をし、前方の確認をせずに運転をしていたこと、Bさんが左側通行をしていたことが原因です。

この事故から学ぶこと

 夜間、自転車は音がしないため、無灯火であったり、後からくると、歩行者にとっては大変危険ですし、スピードがでている時はその危険性はさらに増します。
 自転車利用者も、交通ルールを守り、歩行者との事故では加害者にもなりうることを認識した運転をしなければなりません。万一に備え、自転車の保険に加入しておくのもいいことです。

 

この記事に関するお問い合わせ

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