交通事故の事例−12.薄暮時の飛び出し事故

公開日 2024年02月07日

事故事例集目次
1.自宅駐車場での事故 2.賠償金額が大幅に減額された自転車死亡事故 3.原付が駐車車両に衝突 4.薄暮時の高齢歩行者の事故 5.シートベルトは自分のためだけではありません 6.チャイルドシートの必要性
7.後部座席のシートベルトの必要性
(平成20年6月から全席シートベルトが義務化されました!)
8.飲酒運転で同乗者を死亡させてしまった 9.夜間の自転車事故 10.自転車が加害者となった事故 11.横断禁止場所を横断中に事故にあった 12.薄暮時の飛び出し事故


 

事故の概要

 11月の夕暮れ、小学生のA君は片側1車線の国道を渡ろうとしていました。ラッシュ時のため手前の車道は渋滞し、車はほとんど停止した状態でした。帰宅を急ぎ、車の間を抜けようとしたA君は、横断を開始し、渋滞の車列から出たとたん、反対側車線を走ってきたBさんの運転する車と衝突し、重傷を負いました。

事故の原因

 Bさんが前方の注意を十分にしていなかったことと、A君の安全不確認が原因です。

この事故から学ぶこと

 片側渋滞の車列から出る場合は、反対側車線の安全確認を十分に行う必要があります。
 また、夕方は、歩行者事故や自転車事故が多く発生します。この時間帯は、空はまだ明るいのに、路上はもう暗く、車の運転者は、歩行者や自転車を発見しにくくなっています。
 歩行者はこのことを十分認識し、安全を確認しながら行動するようにしてください。

 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 文化生活スポーツ部 県民生活課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階西)
電話: 消費生活担当 088-823-9653
生活安全・犯罪被害者等支援担当 088-823-9319
NPO担当 088-823-9769
ファックス: 088-823-9879
メール: 141601@ken.pref.kochi.lg.jp
Topへ