東日本大震災に関する消費生活情報を更新しました。(粉ミルク)

公開日 2011年12月08日

更新日 2014年03月16日

1.震災に関する消費生活情報

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において被災をされた皆様に心からお見舞い申し上げます。

 また、救援等にご協力をいただいております関係各位に心から感謝申し上げます。

 さて、こうした大規模な災害の後には、大変残念なことながら災害に便乗した悪質商法が横行します。

 全国では、リフォーム工事の勧誘等の便乗商法や義援金の搾取等の事例が報告されており、本県でも義援金の搾取に関する情報が寄せられています。

 リフォームの勧誘等には、その場での契約はできるだけ控え、義援金は、確かな団体を通して送るようにしてください。

 また、情報に関しては、報道や行政機関のホームページ等の信頼できる情報源で真偽を確かめてください。

 その他、少しでも不審に思われた場合や被害に遭ってしまった場合は、消費生活センター等にご相談ください。

  県立消費生活センター:088−823−0999

  (参考)国民生活センター「震災に関する消費生活情報」

2.食品と放射能

 (1)食品の出荷制限等

 3月21日以降、国による出荷制限等により、食品衛生法上の暫定規制値を超えた放射能が検出された青果物等は、市場での流通が止められています。

 国では、今後も引き続き調査結果を分析・評価した上で、必要に応じて追加の指示をするとともに、出荷制限は各地域等の対象品目の分析の結果、暫定規制値を安定的に下回るようになるまで行うこととしております。

 なお、食品衛生法上の暫定規制値とは、原子力安全委員会が設定した指標を値としたもので、その数値のものを1年間食べ続けることで初めて健康に影響が出る可能性があります。また、暫定規制値を上回る食品を食べた場合であっても、直ちに健康に悪影響が生じるものではありません。

 県民の皆様には、根拠のない噂等に惑わされず、確かな情報に基づき冷静に対応していただきますよう、お願いします。

 (参考)厚生労働省「原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等(2011.12.5現在)」 [PDFファイル/121KB]

 (2)粉ミルクからの放射性物質の検出について NEW

 粉ミルク「明治ステップ(850g缶)」の一部から、微量の放射性セシウムが検出されています。

 これを受けて、明治乳業株式会社では、賞味期限が「2012年10月」の当該製品について、取替えを行っています。

 詳細は、明治乳業株式会社ホームページをご覧ください。

 (3)野生きのこと放射性物質について

 現在、一部地域において、キノコから暫定規制値を超える放射性物質が検出され出荷制限等がされています。

 消費者の皆様には、国や関係都県のモニタリング結果や各種制限に関する情報を、ホームページ等で確認するなど、キノコの採取の際には十分にご注意いただきますよう、お願いいたします。

 (参考)林野庁「野生きのこを採取される皆様への注意喚起について」

 (4)食品と放射能に関するリスクコミュニケーション

 食品の安全と放射能に関し、消費者の皆さんの疑問などへの説明資料として、消費者庁では「食品と放射能Q&A」 [PDFファイル/3.71MB]を作成し、消費者庁のホームページに掲載しています。


この記事に関するお問い合わせ

高知県 文化生活スポーツ部 県民生活課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階西)
電話: 消費生活担当 088-823-9653
生活安全・犯罪被害者等支援担当 088-823-9319
NPO担当 088-823-9769
ファックス: 088-823-9879
メール: 141601@ken.pref.kochi.lg.jp

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