土佐和紙総合戦略の策定について

　土佐和紙は1000年にわたり脈々と受け継がれてきた歴史ある伝統産業であり、その技術は最先端の紙製造技術にも応用されています。

　このような歴史と伝統を有する土佐和紙を後世に伝えるため、これまでも関係者による様々な取組がされてきたところですが、こうぞ生産者の高齢化等による原材料不足、和紙生産者の後継者育成、流通販売、文化伝承などの課題の解決には至っていないのが現状でした。

　そのため、県では庁内に部局横断型のプロジェクトチームを立ち上げて県庁を挙げて取り組むこととし、このたび、県内の手すき和紙職人や機械すき和紙事業者、市町村や関係団体の皆様から頂戴した御意見等を基に、土佐和紙総合戦略を策定いたしました。
　本総合戦略では、「土佐和紙の原料確保」、「用具の確保と土佐和紙職人の後継者育成」、「土佐和紙のＰＲ・販売促進・新商品開発」、「土佐和紙文化の発信と無形文化遺産登録」の４つの基本方針ごとに施策をとりまとめています。　

※令和２年度には、取り組みのPDCAをさらに回していくため、庁内だけでなく市町村や関係団体の皆様を委員とした土佐和紙振興対策推進会議を新たに立ち上げ、取り組んでいます。

 

　なお、本総合戦略の期間は令和5年（2023年）3月末日までとし、各施策については「計画・実行・評価・改善」のＰＤＣＡサイクルを回しながら、関係者の皆様とともに取り組んでいくこととしております。

　詳しくは下記のファイルを御覧ください。

　　土佐和紙総合戦略[PDF：1022KB]

　　土佐和紙総合戦略【概要版】[PDF：978KB]

 

土佐和紙振興対策推進会議

令和４年度

第１回土佐和紙振興対策推進会議（R4.5.27）

第２回土佐和紙振興対策推進会議（R4.9.15）

第３回土佐和紙振興対策推進会議（R4.12.28_書面開催）

第４回土佐和紙振興対策推進会議（R5.3.22）