平成21年度ものづくり名人の活動の様子

公開日 2009年07月28日

更新日 2014年03月16日

平成21年度 活動の様子

餃子づくり【平成21年7月15日 水曜日/佐川町立黒岩学校/清川英貴 名人、横山嘉之 名人、宮脇俊光 名人】

生徒と先生、合わせて34名が参加しました。



左から、清川名人、横山名人、宮脇名人です。


今日はどうぞよろしくお願いします。



*餃子の皮づくり*



まずは、名人が前でお手本。

中力粉に粉を入れ、お湯を少しずつ入れながら混ぜます。

全体が一つにまとまったら、台の上に乗せ、両手に力を入れてよくこね、耳たぶくらいの固さにします。

ラップをかぶせ、しばらくねかせます。(ねかせている間に具を作ります。)



*みんなもやってみよう!*


粉をボウルに入れて、お湯を入れて・・・

ぐちゃぐちゃ、こねこね、楽しいな。


生地が柔らかすぎて、手にたくさんくっつくときは

粉を足して調節しましょう。



*タネづくり*



今日授業で使う分は名人が作ってくれていましたが、お家でも作れるように、タネの作り方を教えてくれました。



1.白菜を細かくみじん切りにして、軽く塩をしておきます。




見慣れない中華包丁に鮮やかな包丁さばき!

先生も生徒もついつい見とれています。









2.ニラを3mmの長さに切ります。


トントントントン・・・

中華包丁は大きくて重いので、叩くだけでニラが切れます。

普通の包丁は、叩くだけでは切れません。


これ一本で、お肉や魚、どんな食材も調理できてしまうそうです。

エビのすり身を作るときは、包丁の広い面で叩けば、それだけですり身になります。

大変便利な包丁です。








3.ひき肉に塩をまぜて、ねばりが出るまでよく練ります。


4.水を少しずつ加えながらさらに練ります。


5.ニラと白菜を加えて、酒、醤油、コショウ、ごま油を加えよく混ぜ、時間があれば冷蔵庫にしばらく寝かせます。

(冷やすと味がなじみ、扱いやすくなります。)



この作業を終えた時点で、辺りにはごま油の良い香りが漂っていました。



*餃子の皮づくり*


続いて、餃子の皮を作っていきます。



先ほど作った生地を3つに分け、棒状に伸ばします。
















棒状になった生地を真ん中で2つに分け、それぞれ5等分にして、一つ一つ団子状に丸めます。

これで、大体30個分の小さなお団子ができます。

この小さなお団子1個が、餃子の皮1枚分になります。














お団子を、手のひらで押しつぶし、全体に片栗粉をふって、麺棒で円盤形に伸ばしていきます。


●生地の端から真ん中辺りまで麺棒を転がし、生地を伸ばす。

 ↓

●生地を回す。


この手順の繰り返しで、餃子の皮が出来ていきます。


名人がやると、まるで魔法のように次々できていくので、

「職人技やねぇ~」と思わずつぶやいた生徒さんがいました。

すかさず、「職人技やない、名人技で!」という教頭先生のツッコミが。


和気あいあいとした雰囲気の中で、餃子づくりが進みます。



*みんなもやってみよう!2*






さっき自分たちがこねた生地を3等分します。

等分したものの1つが1人前になります。

大体それで10個分の餃子の皮が作れます。














「もう疲れた~」


そんな声も聞こえてきます。


ずっと生地をこねたり、伸ばしたりで、

腕にはいい運動になったかもしれません。




できあがりまで、あと少し!



*タネを包む*




スプーンでひとさじタネをすくって、皮の真ん中に乗せ、包みます。


















この日作ったのは水餃子。


口の閉じ方は、皮の両端を合わせて手で止めるだけです。

一般的にイメージされる閉じ方は、焼き餃子のものだそうです。












名人が実際に作って見せてくれました。


一番手前が水餃子、

奥の二つが焼き餃子の閉じ方です。


焼き餃子は、皮の閉じ始めにたるみを持たせ、その上に上に被せるように皮を乗せていくと、

簡単にこのような形に仕上がるそうです。



*茹でる*



できた餃子を沸騰したお湯に入れ、5分ほど茹でます。


















ぷっかりお湯に浮いてきたら、できあがりの合図です。

*いただきます*



体育館でみんなでいただきました。


自分たちで作った餃子の味はどうだったでしょうか。


お家でもぜひ作ってみてくださいね。



*おまけ*



開口笑(かいこうしょう)という中華のドーナッツを名人が作ってくれました。


◆作り方◆

1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせます。

2. ボールにやわらかくしたラードを入れ、砂糖、卵、水を加えてよく混ぜます。

3. 2に1を加えて軽くこね、お団子状にし、ごまをまぶします。

4. 120度の油で揚げます。



*参考*


餃子と開口笑の材料です。

<餃子>30個分

ニラ 1/2束

ひき肉 150g

白菜  200g

中力粉 200g

湯   120cc

片栗粉、塩、酒、醤油、コショウ、ごま油


<開口笑>

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 小さじ1

卵   1個

水   大さじ1と1/2

ラード 大さじ1

砂糖  80g

ごま  20~30g


この記事に関するお問い合わせ

高知県 商工労働部 雇用労働政策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 労政担当 088-823-9763
能力開発担当 088-823-9765
働き方改革担当 088-823-9764
就業支援担当 088-823-9766
ファックス: 088-823-9277
メール: 151301@ken.pref.kochi.lg.jp
Topへ