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ミネラル調整液

更新日 2010年04月19日

ミネラル調整液とは

 室戸海洋深層水から有用ミネラルのうち、Ca(カルシウム)Mg(マグネシウム)を自然の海水中の比率1対3近くに保ちながら、濃度比8倍(硬度)以上に非加熱で濃縮し、粉末化や濃縮の制限要因となる硫酸イオン濃度を1000mg/l以下に低減した新しい素材です。
 加えて、
Na(ナトリウム)濃度も1000mg/l以下に低減しており、今まで利用できなかった方面での用途開発が期待されています。

 また、株式会社H+Bライフサイエンスと共同で、ミネラル調整液とトレハロースの複合体であるミネラルトレハの粉末と液体の開発にも成功しております。
 現在、高知県および株式会社H+Bライフサイエンスでは、ミネラル調整液およびミネラルトレハを利用した
商品開発研究や市場調査等を目的とした県内企業からの利用申込みを受け付けております。

詳しくは、商工労働部 商工政策課(088-823-9789)もしくは
商工労働部 工業振興課 海洋深層水推進室(088-823-9022 までお問い合わせ下さい。


ミネラル調整液製造プラント

 海洋深層水を原料とし、添加物を加える事なく、膜処理技術のみで特定成分の濃度を調整した濃縮液(ミネラル調整液)を製造するプラントで、東レ株式会社、旭硝子エンジニアリング株式会社、高知女子大学の協力のもと、平成17年7月、当研究所に設置致しました。


<装置構成>
・UF(限外濾過装置):微細懸濁物を除去 東レ製
・RO(逆浸透膜装置):深層水中の溶質を濃縮 東レ製
・ED(電気透析装置):特定成分の濃縮・除去 旭硝子エンジニアリング製

ミネラル調整液の主要組成・規格

項目規格サンプル実績(※2)
<規格項目>
硬度50,000±5,000mg/l    52,330
Mg/Ca比   2.5から3.5     3.09
Na1,000mg/L以下(※1)     508
SO42-1,000mg/L以下(※1)     735
pH   6.0から8.0     7.29
生菌 100個/ml未満     34.3
真菌  30個/ml未満     ―
大腸菌群    陰性     ―
<規格外項目>
Ca     ―   3,445mg/l
Mg     ―  10,663mg/l
K     ―    2.4mg/l
Cl-     ―  36960mg/l
SO42-     ―   735mg/l
EC     ―   73.4mS/cm


※1 硬度50,000mg/lのミネラル調整液に対して
※2 サンプルの実績(n=3)