研究の内容

公開日 2010年12月01日

平成24年度の研究課題

■海洋微細藻の大量培養技術の開発と有用物質生産研究

・海洋微細藻由来抗腫瘍性物質の大量生産技術の開発と創薬研究
 渦鞭毛藻の大量培養と安価で環境低負荷な大量精製法を検討する。また、得られた天然物でリード化合物を選抜し、将来のがん治療薬の開発につなげる。
・高オイル産生能等を有する付着珪藻の探索と大量培養
 付着性種を中心に、深層水培養に適合した微細藻類の探索と大量培養技術の開発を行うとともに、微細藻類が体内で生産する有用成分の生成能についても合わせて検討する。
・微細藻の有用物質産生能向上を目的とした培養環境の確立
 有用微細藻類を大量培養する際に、培養環境要因である光の波長・強度・照明方法や溶存ガスの量を調節することで、有用物質産生能を向上させることを目的とする。

■海洋深層水ミネラル調整液研究

 膜分離技術を利用した低濃度ナトリウムの高硬度水を製造するミネラル調整液製造プラントを活用し、新たな海洋深層水ビジネスチャンスの開拓と拡大に資する。

■海洋深層水研究所技術支援事業費

1.Mega-ton Water System 海水淡水化システムの実用化開発
 海水淡水化のパイロットプラントを設置し、表層水と深層水を使用しながら連続運転による比較試験を行うことにより、世界に先駆けて開発する海水淡水化システム実用化への実験データを得る。
2.海洋深層水を利用した海浜植物の栽培技術確立と商品化支援
 地域の特徴ある素材として有名なハマアザミと、最近注目されてきたアイスプラントを対象に、農家等に普及・指導できる栽培技術の確立と新たな商品としての事業化を支援する。
3.微細藻デュナリエラの培養技術と機能性に関する研究
 βカロテン生産量を従来の倍以上を目標とした高効率培養を目指すとともに、デュナリエラのもつ新規機能性を解明することにより、食品素材としての市場価値を高める。
4.スジアオノリ養殖事業の拡大を目指した総合的技術支援
 光波長変換フィルムの効果やスジアオノリの中に含まれる鉄分の分析方法を検討し、スジアオノリ養殖施設における安定的な周年生産化及び収量増を目指した技術確立を行うとともに、新商品開発等を総合的に支援する。
5.ホンダワラ類増殖方法の確立による藻場再生支援  有用な藻類であるホンダワラ類の幼胚・種苗を効率的に集藻・生産するとともに藻体の育成手法を探ることにより、県内各地の藻場再生に役立てることを目的とする。

平成23年度の研究課題

■緑藻ミルの高効率養殖及び原料加工に関する研究

 深層水及び表層水を使用し、栄養条件と照明条件等を制御してミルの収量、生長性、機能成分含量との関連を調査する。また、機能成分を維持した加工技術の開発を行うことで、新たな素材産業の創出につなげる。

■海洋微細藻由来抗腫瘍性物質の大量生産技術の開発と創薬研究

 渦鞭毛藻の大量培養と安価で環境低負荷な大量精製法を検討する。また、得られた天然物でリード化合物を選抜し、将来のがん治療薬の開発につなげる。

■冷海水水質調整装置の実用化とメジカの鮮度向上研究

 生食流通を視野に、各種鮮度指標を用いたメジカの生食期間の化学的検証や経時的なヒスタミン蓄積量の分析を行う。

■海洋深層水ミネラル調整液研究

 膜分離技術を利用した低濃度ナトリウムの高硬度水を製造するミネラル調整液製造プラントを活用し、新たな海洋深層水ビジネスチャンスの開拓と拡大に資する。

■海洋深層水研究所技術支援事業費

1.Mega-ton Water System 海水淡水化システムの実用化開発
 海水淡水化のパイロットプラントを設置し、表層水と深層水を使用しながら連続運転による比較試験を行うことにより、世界に先駆けて開発する海水淡水化システム実用化への実験データを得る。
2.海洋深層水を利用した海浜植物の栽培技術確立と商品化支援
 地域の特徴ある素材として有名なハマアザミと、最近注目されてきたアイスプラントを対象に、農家等に普及・指導できる栽培技術の確立と新たな商品としての事業化を支援する。
3.微細藻デュナリエラの培養技術と機能性に関する研究
 βカロテン生産量を従来の倍以上を目標とした高効率培養を目指すとともに、デュナリエラのもつ新規機能性を解明することにより、食品素材としての市場価値を高める。
4.スジアオノリ養殖事業の拡大を目指した総合的技術支援
 光波長変換フィルムの効果やスジアオノリの中に含まれる鉄分の分析方法を検討し、スジアオノリ養殖施設における安定的な周年生産化及び収量増を目指した技術確立を行うとともに、新商品開発等を総合的に支援する。
5.ホンダワラ類増殖方法の確立による藻場再生支援 
 有用な藻類であるホンダワラ類の幼胚・種苗を効率的に集藻・生産するとともに藻体の育成手法を探ることにより、県内各地の藻場再生に役立てることを目的とする。

平成22年度の研究課題

■海洋微細藻由来抗腫瘍物質の大量生産技術の開発と創薬研究

 海洋深層水の冨栄養性と室戸の海洋性気候を利用し、渦鞭毛藻の大量培養と安価で環境低負荷な大量精製法を検討する。また、得られた天然物で動物薬理試験や臨床試験に供する抗がん剤リード化合物を選抜し、将来のがん治療薬につなげる。

■海洋深層水を利用した海浜植物の栽培技術の開発

 室戸を代表する食材の一つであるハマアザミは乱獲が進み、自主採取が困難となって露地栽培が行われるようになったが、栽培方法が確立されていないため、戸数、面積とも多くはない。そこで、深層水を利用してハマアザミの風味付けを行うとともに栽培技術を確立し、安定供給を可能とする。併せて、深層水の塩分を利用した新野菜(アイスプラント等)の特産野菜化の可能性を検討する。

■海洋深層水ミネラル調整液研究

 ミネラル調整液並びに同調整液とトレハロースとの化学的結合による粉末及び液体を生産し、新しい産業素材として県内外の企業や生産者等にサンプル出荷し、付加価値の高い商品開発など幅広い分野での研究や市場調査を行う。これにより、新たな海洋深層水ビジネスチャンスの拡大につなげる。

■海洋深層水研究所技術支援事業

1.海洋深層水からのパウダーソルト製造法の開発
 清浄な海洋深層水及びミネラル調整液並びにミネラル調整液製造時の副生成物を原料として粉末化することにより、輸入品のパウダーソルトより高品質な国産パウダーソルトを開発する。
2.藻場再生を目指したホンダワラ類を対象とした母藻及び種苗の畜養手法の開発
 海洋深層水研究所においてホンダワラ類を対象とした母藻及び種苗の畜養手法を開発することによって、種苗確保の利便性を高める。得られた種苗を用いた現場海域への効率的な定着手法は水産試験場が開発する。
3.養殖状況に適合したスジアオノリ養殖株の探索
 冬場の低水温に耐えうる養殖株を、自然水域から探索するとともに、種を効率よく取ることができる養殖株の探索も併せて実施し、スジアオノリ養殖施設の周年生産化を支援する。

平成21年度の研究課題

■海洋深層水ミネラル調整液研究

■海洋深層水を利用した海浜植物の栽培技術の開発

■海洋深層水研究所技術支援事業

1.藻場再生を目指したホンダワラ類の大量種苗生産・畜養手法の開発
2.養殖状況に適合したスジアオノリ養殖株の探索
3.近海漁業漁獲物の鮮度保持に最適な水質調整装置の開発

平成20年度の研究課題

■深層水ミネラル調整液研究

 昨年度までに開発された海洋深層水を原料としたミネラル調整液並びに同調整液とトレハロース(林原企業G)との科学的結合による粉末及び液体を生産し、新しい産業素材としての県内外の企業や生産者等にサンプル出荷し、付加価値の高い商品開発など幅広い分野での研究や市場調査を行い新たな海洋深層水ビジネスチャンスの開拓と拡大に資する。

■海洋深層水中のホウ素除去技術の確立

 溶液中のホウ素除去技術について検討し、海洋深層水中のホウ素除去方法を確立する。

■海洋深層水を利用した海浜植物の栽培技術の開発

 室戸を代表する食材の一つであるハマアザミの栽培技術を確立するとともに、深層水の添加が風味に及ぼす影響を調査する。また、塩生植物についても栽培方法等を検討する。

■海洋深層水研究所技術支援事業

 海洋深層水の特性を利用した、シャーベット氷貯氷システムや、藻類の培養への深層水利用に関する技術支援を行う。

平成19年度の研究課題

■深層水ミネラル調整液研究

■海洋深層水を利用した施設園芸実証試験

■地域特産海藻の培養とその利用に関する研究

■海洋深層水研究所技術支援事業


平成18年度の研究課題

■深層水ミネラル調整液研究

■海洋深層水を利用した施設園芸実証試験

■地域特産海藻の培養とその利用に関する研究

■海洋深層水研究所技術支援事業


平成17年度の研究課題

■深層水ミネラル調整液研究

■海洋深層水を利用した施設園芸実証試験

■地域特産海藻の培養とその利用に関する研究

■海洋深層水研究所技術支援事業


■海洋深層水の水質等の調査研究

 海洋深層水研究所における、深層水の取水管は設置後15年が経過し、その材質や壁面の経年変化等の影響により、水質変化が起こっていないか等、検討すべき時期に来ている。
 本調査研究では、テレビカメラ等により、取水管内壁の観察や微生物及びそれに付随する物質による水質変化の状況を把握し、適正な運転条件とメンテナンスに関する調査を実施し、海洋深層水の更なる水質保全と安定供給や、取水施設管理上の重要な知見を得るとともに、取水施設を含めた深層水への信頼性を高める。


■海洋深層水利用に関する実態調査および動向調査


 全国各地の深層水に対する取り組み動向を把握し、本研究所の先導的な機能強化を図り、今後高知県での深層水研究の新たな展開の足がかりとする

→平成16年以前の研究内容


連絡先

高知県 商工労働部 海洋深層水研究所
住所: 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町7156番地
電話: 0887-22-3136
ファックス: 0887-23-1253
メール: kochidsl@pref.kochi.jp