高知県内の集落営農の活動状況(平成23年10月から12月)

公開日 2012年01月13日

安芸農業振興センター管内活動の動き(安芸市、室戸市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、馬路村、北川村、芸西村)

集落営農先進地視察研修の開催(10/6四万十町)

安芸振興センターでは、集落営農推進の一環として、県内でも早くから集落営農に取り組んできた四万十町への先進地視察研修を開催したところ、集落営農に関心のある集落代表者や集落営農組織の役員、JA、役場の担当者など12名が参加した。
当日は、JA四万十の集落営農支援対策の概要や桧生原営農組合の機械共同利用の取り組み、見付権七営農協議会での水稲作業受託の取り組みなどについて研修し、参加者は組織化に向けた合意形成手法や組織運営における課題やポイントなどについて理解を深めた。
今後は関係機関とともに、希望集落における組織化や既存組織の活動のレベルアップなどを支援する。(10月報告)

 

 

田野町大野集落での集落営農推進委員会開催

 

 

田野町大野集落では、農家の高齢化や兼業化、機械の老朽化が進む現状を踏まえ、集落営農組織(作業受託)の設立に向けた検討を行っており、11月12日に第2回目の集落営農推進委員会(農家代表5名、役場、振興センター)を開催した。
当日は10月に実施した集落アンケート調査の結果について議論し、今後、集落営農組織として取り組む内容について検討した。
振興センターでは、組織設立に向けた規約案の検討や共同利用機械の購入に向けた補助事業の導入について、関係機関とともに支援をしていく。(11月報告)

 

 

中央東農業振興センター管内の動き(南国市、香南市、香美市)

 

 

【集落営農】南国市南三畠集落の農業を考える会

 10月13日に、南国市南三畠集落の世話役、担い手農家5名が集まり、集落の農業を考える会が開催されました。
 農業者の高齢化や担い手不足に伴い、農地の維持や集落の環境保全などの課題が出てくるようになり、今後は集落営農の学習会や話し合いをしていくことになりました。まず、農家の状況・意向を把握するため、アンケート調査の実施について、南国市役所と連携して助言を行いました。
 参加者からは、「稲作機械は高いが、やめるにならん」、「田を荒らさないことが、まず大切」との声が聞かれました。
 農業改良普及課では、今後、集落の実態把握や話し合いに対する支援をしていきます(10月)

 

 

【こうち型集落営農】西後入集落営農組合がブロッコリーを定植(香美市土佐山田町)

 

 

 西後入集落営農組合は、組合員総出で、10月上旬から中旬にかけて、ブロッコリーを50a定植しました。
 協業を開始して4年目を迎えた今年は、育苗及び定植の省力化のため、従来のシーダーテープによる地床育苗に加え、高知県種苗センターのセル苗の導入を指導しました。作業を行った組合員からは、「セル苗はとても植えやすく、活着もいい」と好評でした。出荷は12月下旬を予定しています。
 農業改良普及課では、今後もブロッコリーの栽培指導等営農組合への支援を行っていきます

 

 

こうち型集落営農実現に向けて谷相地区交流会「またきいや谷相へ」を開催

 

 

 こうち型集落営農実現に向けて、普及計画の重点地区である香美市香北町谷相集落において、11月13日に交流会「またきいや谷相へ」を開催し、農業改良普及課は企画立案について支援しました。
 交流会には高知市や南国市から親子27名が参加し、午前中には谷相地区直販部会が栽培したほ場での芋ほりやこんにゃくづくり、午後には稲わらリースづくりや竹のかざぐるまづくりを体験し、お米のおいしさや谷相のよさを堪能しました。
 参加者からは、「お米を継続的に購入したい」「こんにゃくの作り方がわかったので、家でも作ってみたい」との意見がありました。
 11月21日に開催した反省会では、お米の販売について今年度から検討することになりました。農業改良普及課では、次年度の交流会開催に向け支援していきます。 (11月報告)

 

 

こうち型集落営農実現に向けて!谷相地区集落営農組合直販部会を開催

 

 

 12月9日、こうち型集落営農の実現に向けて、普及計画の重点地区である、香美市香北町谷相集落の「直販部会」の実証ほで、ダイコンの春獲り栽培のは種を行いました。
 12月20日には被覆資材による霜対策を行い、4月末には収穫できる予定です。
 直販部会員からは、「被覆資材を利用した栽培は初めて、これなら寒くても大丈夫」との声がありました。
 農業改良普及課では、直販部会員の栽培技術と所得の向上にむけ、今後も支援する予定です。(12月)

 

 

【こうち型集落営農】谷相地区集落営農組合が水稲栽培研究会を開催

 

 

 12月15日、香美市香北町谷相公会堂において、10名の参加で水稲栽培研究会を開催しました。
 当研究会では、今年から、独自に作成した基準を満たしたお米を「谷相米」として、シールを貼付して販売しています。
 農業改良普及課は、研究会員の米の食味・外観等品質調査、他産地米との食味比較結果の報告、来年の栽培計画等を指導しました。参加者からは、「研究会全体で、食味と外観品質を向上していく必要がある」との声が聞かれました。
 農業改良普及課では、今後、組合として「谷相米」を販売できるよう、窓口の整備、規格・価格決定について助言し、運営面で支援していく予定です。(12月)

 

 

中央東農業振興センター嶺北農業改良普及所管内の動き(大豊町、本山町、土佐町、大川村)

 

 

集落で初そば収穫

 伊勢川営農組合園芸部(みのり会)の共同農園のソバが実り、初収穫されました。8月末に作付けしてから約75日間、開花時期には一面の白小花の景観が道行く人を楽しませました。11月20日には、ソバを活用した取組事例として、ソバを買い上げ農村レストランを運営している岡山県の集落活動を研修し、付加価値を高めることで産業振興につながる6次化の可能性を実地に学びました。12月上旬に集落で、今年の活動の振り返りと今後の活動について話し合います。ソバを食しながら話しあい、今後のソバの活用と栽培について、新たに具体的な活動計画が作成できるよう関係機関と共に支援します。 (11月)

 

 

れいほくの地に県下の担い手集う!

 

 

 11 月28 日、29 日、土佐町で「第13 回高知県農業担い手サミットinれいほく」が開催され、認定農業者、集落営農組織、農村女性リーダー等約140 名が集いました。地元、川村隆重氏の優良担い手事例紹介・表彰や記念講演でマネジメント関係(寺元経営コンサルタント)、TPP 関係(飯國高知大学大学院教授)、そして地元農協園芸部の環境保全型農業への取組も紹介されました。現地視察(ブランド米「土佐天空の郷」生産地、米粉工場、米粉の加工販売「米米ハート」、本山さくら市)も含め地元の生産者にとって大きな自信につながったと思います。
 普及所では、交流会も含め生産者が参加しやすい研修等で経営支援していきます。(12月)

 

 

中央西農業振興センター管内の動き(土佐市、いの町)

 

 

土佐市岩戸地区で集落営農設立を目指した活動が始まりました

 土佐市岩戸地区では岩戸環境保全会による「農地・水・環境保全向上対策」の水田景観保全の取り組みが行われていました。農業振興センターは今年度、この地区で集落営農によって農地を守る取り組みを啓発しました。
 9月22日の役員会、9月27日の集落座談会、10月7日の県外先進地視察で議論を積み重ね、集落ビジョン「夢を持って人が集まる岩戸」をたて、このテーマに添って準備会をつくって集落営農設立に向けた活動を行っていくことが同意されました。
 農業振興センターでは、今後、準備会の活動を支援し、集落営農組織の体制づくりや活動計画について提案、支援していきます。(10月)

 

 

土佐市岩戸地区で集落営農の検討を進めています

 

 

 11月7日に岩戸地区で集落営農設立に向けた準備会(仮称)が開催されました。会では岩戸地区での水稲生産における経費の現況を確認し、耕起・田植え・収穫・調整の作業を集落営農組織が受託した場合の受託料金について検討を行いました。
 現状の機械規模での個人受託では人件費も出ない状況です。そこで、機械を共同利用し受託面積を増やし、今の人件費の水準を維持する考え方を2 通り検討してみると、これらの方法では受委託が可能であることがわかりました。これをもとに、作業受委託関係者で検討を重ね仕込みと料金を決めていく予定になりました。
 農業振興センターでは今後も、集落営農への取り組みに支援していきます。(11月)

 

 

農業経営の法人化を目指して研修会を開催しました

 

 

 11月25日に中央西農業振興センターで農業経営の法人化セミナーを高知県農業会議の協力を得て開催しました。
 当日は認定農業者をはじめ、市町村やJAなどの約30名が参加しました。研修内容は、法人化の目的やメリット・デメリットなどの基礎的な研修と鹿児島県の(株)さかうえ代表取締役坂上隆氏の講演でした。
坂上氏からは「農家も社長としての勉強をすべき。また経営の強みを持つこと。」、「消費者の求めるものなら、営業しなくても売れる。」などこれまでの経験をもとにしたお話がありました。
 また、参加者からの「販路を確保したうえで拡大した方が良いか、規模拡大してから販路拡大した方が良いか」、「農業経営での雇用者を導入する場合の留意点は?」などの質問にも丁寧に答えていただきました。
 今後も中央西農業振興センターは関係機関と連携して農業者の企業的経営への挑戦を支援します。(12月)

 

 

中央西農業振興センター 高知農業改良普及所管内の動き(高知市)

 

 

集落営農先進事例調査を実施しました(10月26、27日)

 普及所は、高知市認定農業者連絡協議会と連携して集落営農の先進地である島根県雲南市の事例調査を行いました。
 参加農家は、機械の共同利用に取り組み始たり、地域農業を維持する手段として集落営農を検討しており、調査先の取組経過や課題等、具体的な内容について熱心に意見交換しました。
 普及所では、関係機関と連携して事例調査も参考に地域での具体的な取組を支援していきます(11月)

 

 

「色彩選別機」で有利販売を目指す

 

 

 介良沖ノ丸環境農業組合(高知市)では、エコファーマーとして化学農薬を低減した「白鷺米」(高知市学校給食やJA高知市の味噌加工に供給)や酒米を生産しています。
 普及所は、米の品質向上と機械の共同利用による生産コスト低減を図るため、県単補助事業を活用した「色彩選別機」の導入を支援しました。
 この日は、導入したばかりの色彩選別機を使って、今年から栽培している土佐錦の選別を行いました。代表者は斑点米などが取り除かれるので有利販売につなげたいと意欲的でした。
 普及所では集落営農組織を中心として機械の共同利用や作業の共同化など、低コスト生産への取り組みをすすめていきます。(11月)

 

 

中央西農業振興センター 高吾農業改良普及所管内の動き(仁淀川町、佐川町、越知町、日高村)

 

 

集落営農組織「RAAVひらの営農組合」で役員会(10月21日)

 営農組合の共同ほ場では、これまで「ミシマサイコ」や「スイートコーン」等に取り組みましたが、天候不順等により生産性があがらず、役員からは「収益が上がるように取り組みたい」等の意見が出されました。普及所からは”土作りの徹底”や品目の選定について助言を行いながら、ほ場の運営方法について協議した。
 結果、各ほ場毎に栽培責任者を設置し、「ピーマン」「葉ニンニク」等に取り組むことになりました。
 普及所では、今後も関係機関と連携して、組織運営について支援していきます。 (10月)

 

 

佐川町集落営農先進地研修(11月30日から12月1日)

 

 

 佐川町の中山間地域等直接支払制度取り組み集落及び農地水環境保全向上対策取り組み集落の代表者等33名が「おくがの村」(島根県)「世羅高原」(広島県)において集落営農研修を実施しました。
 参加者からは、「集落営農の難しさ、厳しさに考えさせられるが、やりがいがありそうだ」「集落で話し合う場づくりの必要性を感じた」「これからは、個人で機械の更新もできないので農作業受委託の必要性を感じた」等の意見が出されました。
 普及所では、これらの意見が活かせる様、関係機関と連携し集落営農の一層の推進を行っていきます。(12月)

 

 

須崎農業振興センター管内の動き(須崎市、津野町、檮原町、中土佐町)

 

 

中土佐町大野見地区での集落座談会の開催(10月17から20日)

 中土佐町大野見の3集落(奈路、吉野、神母野)を対象に10月17日、19日、20日に集落座談会を開催しました。
 座談会では、集落営農に取り組む先進事例のDVDを視聴し、各集落毎の農業就業人口や経営耕地面積、高齢化率の推移などと集落営農のタイプ等を説明し、集落営農について理解を深めて頂きました。
 いずれの集落も、「今後5年のうちに農作業ができなくなる」、「テレビなどを観て集落営農に関心を持っていた」、「機械の共同利用をしたい」と、集落の将来に不安を抱いていることがわかりました。
振興センターでは、アンケート等に基づき11月下旬には県内の先進地視察を支援し、関係機関と連携し集落営農の推進をしていきます。(10月)

 

 

須崎農業振興センター高南農業改良普及所管内の動き(四万十町)

 

 

法人経営をチェックしましょう 「農事組合法人ビレッジ影野」

 10月13日、農事組合法人ビレッジ影野事務所内で、4月から9月までの経営内容を協議する上半期経営検討会を開催しました。
 これは、集落営農組織であるビレッジ影野の所得向上に向け、営農計画に対する実績や今後の課題について共有するために普及所が実施したものです。
 検討会では、雨除けピーマンの成績を中心に協議を行い、「売上と収量は目標を達成できた」「今後も規模拡大したい」との意見が出され、下半期にも品目別収支を確認するため経営検討会を行うことが決まりました。
 普及所は、関係機関と連携し、所得確保に向けた活動支援を行います。(10月)

 

 

幡多農業振興センター管内の動き(四万十市、土佐清水市、宿毛市、黒潮町、大月町、三原村)

 

 

進めよう集落営農! ・・・四万十市で集落営農研究会を開催・・・

 10月18日、四万十市役所において、平成23 年度第2 回四万十市集落営農研究会が開催されました。
 当研究会は昨年6 月に設立され、新たな集落営農組織の育成に向けて、研究会に参加している12 地区から18 名が集まり、これまでの経過と今後の取り組みについて、アンケート結果報告や分散会を行いました。
 分散会では、座談会ができていない集落リーダーからは、「既存機械の処分、農家の意識改革が難しい」などの不安や苦労、座談会やアンケート実施集落リーダーからは、「リーダーとしての決意」など前向きな話も出て、疑問や不安をお互いに出し合った本音の意見交換ができました。
 振興センターでは、関係機関と連携して、計画的な集落座談会、アンケート調査実施から、組織設立に向けた支援を行っていきます。(10月)

 

 

進めよう集落営農! ・・・「四万十市集落営農研修会」を開催・・・

 

 

 11月16日、JA高知はた本所4階大ホールで「四万十市集落営農研修会」を開催しました。
 この研修会は四万十市・高知はた水田農業推進協議会の主催で行われ、広島県の集落営農法人「ファーム・おだ」組合長理事の吉弘昌昭氏の講演と管内の集落営農組織や集落代表、関係機関によるパネルディスカッションが行われ吉弘昌昭氏の講演ました。
 幡多地域および県内から80人を越える農家、関係機関が参加し、集落営農法人の活動や集落営農の取り組みに対して様々な質問が出され、集落営農の関心の高さがうかがえました。
 振興センターでは、今後もこうした研修会の支援を行い、集落営農の推進に取り組んでいきます。
(12月)


 

連絡先

高知県 農業振興部 地域農業推進課
住所: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号(西庁舎3階)
電話: 表示・市場担当 088-821-4541
集落営農担当 088-821-4807
複合経営拠点担当 088-821-4540
6次産業化担当 088-821-4537
ファックス: 088-873-5162
メール: 160201@ken.pref.kochi.lg.jp