東北・関東地域からの稲わら等の流通・使用等に関する調査結果について

公開日 2020年06月04日

1 東北・関東地域からの稲わら等の流通・使用等に関する調査結果について

【調査の背景】

 本年3月11日の東京電力の福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」という)の発生以降に収集された高濃度の放射性セシウムを含む稲わらが県境を越えて流通し、複数県で牛に給与されたことが明らかになりました。

 この事態を受け、農林水産省から7月19日、全都道府県に対し「東北・関東地域からの稲わら等の流通・使用等に関する調査」について依頼がありました(21日締切)。
 
(※)東北・関東地域とは、青森県、岩手県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、山梨県、長野県の16都県のことです。

【調査の内容】

 原発事故以降に収集された稲わら、麦わら、牧草など(以下、「稲わら等」という)が本県の畜産農家において飼料などに使用されているかどうか及び現在も保有されているかどうかについて、関係機関や団体等からの聞き取りによる調査を行うというものです。

 本県では、7月19日から、県内の畜産農家に稲わら等を販売する業者(10社:県内6社、県外4社)に対して調査を行うとともに、比較的規模の大きい酪農や肉用牛の農家が稲わら等を直接取引する可能性もあるため、県独自の取組として、こういった農家(64戸:酪農36戸、肉用牛28戸)に対しても調査を行いました。

【調査の結果】

 県内農家への当該地域からの稲わら等の供給はありませんでした(7月20日)。

 

 

2 今後の対応について

 

 今回の調査結果を受け、稲わら等を取り扱う業者や利用する畜産農家の皆様に対し、飼料の安全性や品質の確保について、引き続き徹底するよう注意喚起をしました(7月21日)。

3 その他の情報

◆ 放射性セシウムに汚染された恐れのある牛肉について

詳しくは「食品・衛生課ホームページ(放射性セシウムに汚染された恐れのある牛肉について)」へ
詳しくは「農林水産省ホームページ(牛肉からの暫定規制値を超える放射性セシウムの検出について)」へ

この記事に関するお問い合わせ

高知県 農業振興部 畜産振興課

所在地: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号
電話: 総務担当 088-821-4551
酪肉振興担当 088-821-4810
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食肉センター整備準備室 088-821-4565
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