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鶏コクシジウム症

更新日 2012年06月25日

1 原 因

 ・コクシジウム原虫(Eimeria属)

2 発生状況

 ・幼若ビナに発生しやすく、その場合高い致死率となることがあります。
 ・胞子(コクシジウムの幼虫)を形成したオーシストというカプセルが経口的に体に入ることでかか
   ります。
 ・消化管(腸管)のみに寄生し、原虫の種類により寄生部位がやや異なります。
 ・オーシストが糞便中に排泄されることで、同じ場所で飼育されている他の鶏にうつります。
 ・オーシストは、土壌中での抵抗性が強く死滅することなく長期間にわたり存在します 。

3 症 状

 ・貧血がみられ、鶏冠の退色や萎縮が現れます。
 ・元気がなくなり、餌をあまり食べなくなるほか、うずくまったりします。
 ・血便や下痢便、肉様便を排泄したりします。(急性症状の場合)
 ・水様~軽度の下痢、被毛の逆立ち、衰弱などがみられることがあります(慢性症状の場合)

   羽毛逆立とうずくまりのイメージ   

4 予防と対策

 ・鶏を他から導入したり、出荷した際は、鶏舎内を一旦空してから、清掃後消毒を徹底(石灰消
   毒が効果的)して次の鶏を入れるようにします。(オールイン・オールアウト方式)
 ・鶏舎間でオーシストの移動を防ぐため、鶏や敷料(床に敷くオカクズなど)を他の鶏舎に極力移
   動しないようにします。
 ・予防としては、ヒナの時期に専用のワクチン(3種混合弱毒生ワクチン)を経口的に与えます。
 ・効果のある予防剤の入った飼料添加物を餌に混ぜて一定期間与えます。
 ・発症した場合は、有効な治療薬を2~3週齢から3~5日間与え、約4日間休止して再度3~5
   日間与えます。
 ・治療薬剤等を使った場合は、卵や鶏にこれらが残留することがあるため食用にすることが禁止
   さ れていることがあります。

  ※ワクチンや治療薬などを用いる場合は、これらを処方する獣医師の指示に従ってください。