高知市より室戸方面へ向け国道５５号を南下しますと、安芸市赤野辺りから室戸市にかけての海岸道路沿いに、旭ヶ丘や大野大地といった段丘があります。

この段丘は、台地が海に迫る隆起海岸を形成していますが、過去の巨大地震や波の浸食でつくられたもので、あちこちでその痕跡がみられ、地球のエネルギーが感じられます。

台地上には畑が広がり施設園芸も行われているほか、「きらぼうすいか（すいか）」や「きらポテト（鳴門金時）」といった作物が栽培されており、大変うまいと評判で、産出量が少ないうえ時期が限られているためにすぐに売り切れになります。

安芸土木事務所は、西浜海岸や奈半利港海岸など約２５ｋｍの海岸の整備や管理を担当していますが、台地（海岸段丘）からの海岸線を紹介します。

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