米奥小学校の生徒や交流に来ていた大学生、保護者及び四万十町事務所の職員等、総勢約４０人が参加し、１１月１８日（土）、四万十町上秋丸工区において、山に登り、どんぐりの苗の採取、ポットへの植え付け作業を行いました。

ポットで育てられた苗は県道窪川船戸線（上秋丸工区）の道路改良工事の切り取り法面に植え、現地植生の自然林復元を目指します。

 

去年の１１月にもどんぐりを採取し、ポットに植え付けを行いましたが、天候の影響等により、発芽しなかった苗がありました。

上の写真は去年の１１月にどんぐりを採取し、植え付けたポット苗の様子です。

 

去年の１１月に植えたどんぐりのポット苗を１年後に撮影した写真です。

どんぐりが苗に成長しているものもありますが、ところどころ芽が出ていないものがあります。

 

そこで、法面に植えるポット苗を補充するため、山に登り、今年はどんぐりだけではなく苗を採取し、ポットに植え付けることとしました。

 

山に登る前に採取するどんぐりの苗の説明、注意事項を聞いています。

 

山に登っています。

 

どんぐりの苗を探しています。

 

どんぐりの苗を発見しました。

 

１０ｃｍくらいに成長しているどんぐりの苗をスコップを使用し、根ごと採取しました。

 

山で採取したどんぐりの苗をポットに植え付けています。

 

完成したどんぐりの苗の様子です。

 

最終的には、米奥小学校の生徒たちに工事完成後の法面へ苗の植え付けを行ってもらい、緑化の復元を行うことで環境保全の重要性を自ら実感し、学んでもらうことと併せて自分たちが育てた苗を植樹することで、より地元に愛着を持つことを期待しています。