高知東部自動車道・高知南国道路は、平成28年４月２３日になんこく南ＩＣ～高知龍馬空港ＩＣ間（延長4.1km）が開通し、平成２７年３月に開通した高知南ＩＣ～なんこく南ＩＣ間とあわせ、８．８ｋｍが通行可能となりました。

　今回の開通により、慢性的な渋滞に悩まされている周辺の渋滞緩和につながる他、移動時間が短縮され定時性が向上します。また、高知市内と高知龍馬空港や高知新港、東部地域の観光施設へのアクセス性が向上し、観光や産業の振興が期待されます。

　また、今回開通した区間は、大規模地震発生時の緊急輸送道路としての役割に加え、盛土構造の道路が津波をせき止める堤防となったり、津波発生時の緊急避難施設が４箇所併設されるなど、みなさまの命を守る「命の道」として、大きな効果が期待されます。

　平成３２年度には、高知JCT～高知南IC間の開通が予定されており、さらなる地域経済の発展が期待されています。

　開通したなんこく南ＩＣ～高知龍馬空港ＩＣ間について、詳しくは、こちら（土佐国道事務所のホームページ）をご覧ください。

　※高知東部自動車道（Ｌ＝３６ｋｍ）は、高知市と安芸市とを結ぶ無料で通行できる自動車専用道路で、国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所が整備を進めています。