「学校支援地域本部」では、地域の方々の力を借りて、学習支援や部活動支援、環境整備、登下校安全指導、学校行事支援等の様々な活動を通じ、子どもたちを育む環境づくりが行われていますが、学校が抱える様々な課題の解決や、厳しい環境にある子どもたちへの支援の充実には、地域と学校がパートナーとなってこれまで以上の地域の協力や学校活動への主体的な関わり、さらには、子どもたちを日常的に見守り育む仕組みづくりが不可欠となっています。

　このため本県では、「学校支援地域本部」から、国が示した「地域学校協働本部」の必須３要素に県独自に定めた要件を加えた「高知県版地域学校協働本部」へと発展を図っていくこととし、平成２９年度は、６市町の７校で「高知県版地域学校協働本部」モデル校の取組を行いました。

　今回の事例集では、各モデル校が、学校や地域の課題等を踏まえ、「高知県版地域学校協働本部」の趣旨に沿い協働活動に取り組んだ過程と成果を、ノウハウとしてまとめています。　

　ぜひ、各市町村や学校において、「学校支援地域本部」から連携・協働の体制である「高知県版地域学校協働本部」へと推進する際に活用していただければ幸いです。

　　平成２９年度高知県地域学校協働活動　高知県版地域学校協働本部モデル事例集[PDF：25MB]