小脇淳平さん

【地域おこし協力隊としてどのような仕事を?】

住民の力で地域を活性化させる仕組みづくり

高知県が今後10年間で県内に130箇所の設立を目指している「集落活動センター」を、四万十市・西土佐地域に立ち上げるサポートをしています。「集落活動センター」は、福祉や防災などの生活支援、地域資源を活用した経済活動など、住民が主体となってすすめる活動の拠点となる施設。過疎化がすすむ中山間地域で、住民の手で地域を活性化し、持続させていく仕組みを一緒に作っていきます。他には、商工会が企画したイベントの運営のお手伝いなども。今後もサイクリングや食のイベントなど、いろいろ開催していく予定です。

【地域おこし協力隊に着任する前のお仕事は?】

田舎で働くことに自然と心が向いて

企業で営業や販売をしたり、地元の明石市で漁業に携わる仕事などをしていました。どれもやりがいはありましたが、個人のお客様だけでなく、もっと多くの人と深く関わりながら社会に貢献できる仕事がしてみたい、という思いがあって。そこから、田舎で働くということに自然と心が向いていきました。

【地域おこし協力隊に応募したきっかけ、また、高知県を選んだ理由は?】

惚れ込んだ西土佐地区で暮らせる幸せ

元々この西土佐地区が大好きで、15年前から毎年キャンプに来ていました。訪れる度に「いつか移住してみたい!」と思いは募るばかりでしたが、現地で仕事を見つけるのはとても難しくて。「市役所に相談してみようか…」と、四万十市のHPを開いたところ、運よく地域おこし協力隊の募集を見つけたんです。「これだ!」と、一気に決意が固まりました。

【高知で暮らしてみてよかったこと、苦労したことは?】

楽しみや喜びの方が多いから、多少の不便は気にしない

それはもう、大好きな四万十川の近くに住めて、趣味のカヌーが思う存分楽しめることですね。地元の業者の方にレンタルカヌーを安く譲ってもらい、念願のマイカヌーも手に入れました。また、地域の方にも、とてもよくしていただいています。道で会ったら「一杯飲みに来んか?」と気軽に声をかけてくれたり、着任したばかりの僕に「頼りにしちゅうき頼んだぞ!」と、言ってくれたり。もっともっと皆さんの声に応えたいな、とやる気がわいてきます。苦労というか、不便な点は買い物ですかね。一番近くのコンビニまで車で30分かかったりしますから。でも、逆にいらない物は買わなくなり無駄遣いが減りました。

【この秋、地域おこし協力隊が主人公のドラマ「遅咲きのヒマワリ」がスタート。ドラマに期待することは?】

じんわり心が温かくなるようなドラマだといいな

活動を通じて地域の皆さんに喜んでもらい、微力ながら地域の力になれたと感じる瞬間や、心の交流がじんわり温かく描かれると嬉しいですね。大変な面がありつつも、若者が夢や熱意を持って取り組める仕事なので、それが伝わればいいなと思います。

テレビドラマを見て

【ドラマ「遅咲きのヒマワリ」を見て感じたことは?】

とにかく反響の大きさに驚きました!

ドラマ開始後から次々に友達から連絡があり、自分の周りだけでも反響の大きさを感じます。ドラマをきっかけに、これまで地域おこし協力隊を全く知らなかった方にまで広く認知されたのでは。また、四万十市の市長さんがFacebookに僕個人のページをリンクしてくださったこともあって、四万十市出身で県外在住という方からメッセージをいただいたりも。「四万十市の為に色々ありがとうございます。頑張ってください!」なんて言っていただき、嬉しい限りです。

【地域おこし協力隊のやりがいは?】

たくさんの出会いと、四万十川への恩返し

地域住民の方はもちろん、四万十市、高知県、県外と広い範囲に渡って、とにかくたくさんの方に出会えることが楽しいですね。インターンシップの大学生から地元のお年寄りまで、これほど幅広い年代の方と交流できる仕事って貴重だと思います。また、四万十川は僕にとって毎年訪れていた場所で、ずっと心の支えでした。ここに来るだけで癒されたし、今でもカヌーに寝転んで川をゆらゆら漂っている時間が好きです。その四万十川周辺地域のために働けること、少しでも恩返しできることがとても幸せです。

【小脇さんが考える地域おこしとは?】

自分の地域を愛し、明るく、元気に暮らせること

最終的な目標は、地域の人、物、経済の流れを活性化させることですよね。その第一歩として、僕たち住民同士がさらに交流を深め、助け合い、知恵を出し合うことが大事です。一人でも多くの人が自分の地域を愛し、明るく、元気に暮らせることが地域おこしだと思います。

【地域おこし協力隊を目指す方にアドバイスを】

地域のために何がしたいかを明確に

田舎では、都会にいると一生経験できないようなことが、たくさん経験できます!特に若い方には 人生勉強になることも多く、自分を成長させてくれる仕事だと思いますね。また、自分のスキルや得意分野を地域のためにいかすという生き方や働き方は、とてもやりがいがあります。ただ、忘れてはいけないのは、自分の為だけではなく「地域のために何がしたいのか」という思い。まずはそれを見つけてください。

【3年後、やってみたいことはありますか?】

西土佐地区の魅力を伝え、移住者をサポート

3年後と言わず近い将来、地域おこし協力隊が中心となって「移住モニターツアー」をやってみたいです。地域にある空き家を改装して宿泊施設として整え、まずは短期滞在をしてもらい、僕たちがガイドを。自然や食べ物、遊びはもちろん、住民の魅力も伝えたいですね。というのも、僕が移住を決めた理由の一つに、ここで知り合った民宿の大将やカヌーレンタル店オーナーの存在があるんです。お二人はそれぞれUターン、Iターンの方ですが、旅行に来てお話させてもらう内に人柄に惹かれ、「こんなに楽しい方がいる場所で暮らしてみたい」と思いました。自分たちの実体験をもとに西土佐の魅力を発信し、移住を考えている方をサポートしたいですね。

  • index
上に戻る
トップページ ・お問合せ ・移住体験者インタビュー