数字で見る高知家の暮らし



仕 事

高知県の有効求人倍率は、リーマンショック直後(H21年度)の0.4倍から平成29年9月の1.18倍と、大幅に改善しております。高知県は大企業こそ少ないですが、ニッチ分野において独自の技術を発展させることで、業績を大きく伸ばしている県内企業がたくさんあります。 少子高齢化・人口減少で担い手不足が深刻化する高知県では、U・Iターン希望者の就職活動を積極的に支援しております。





高知県は、温暖で冬場の日照時間が長いという恵まれた気象条件と、海岸部から四国山地に至る山間部までの変化に富んだ自然条件のもと、それぞれの地域特性に応じた多様な農業が展開されています。 特に、ナス、ニラ、ショウガ、ユズ等の出荷量は全国一で、園芸王国「高知」としても有名です。また、害虫の天敵となる昆虫などを利用した環境保全型農業も全国一、近年は園芸農業先進国オランダの技術を導入するなど、耕地面積当たりの農業算出額が日本一の生産を誇っています。



森林率84%という日本一の森林県・高知県では、森林の豊富な資源を余すことなく活用し、中山間地域の活性化につなげていくため、これまでに四国最大級の製材工場「高知おおとよ製材」や木材資源を主燃料とする木質バイオマス発電所などの整備を進めてきました。こうした取り組みにより、県内の原木需要は大きく高まり、原木生産量が2010年の40万4千立方メートルから2014年には61万立方メートルに大幅に増加しております。


713キロメートルの長い海岸線を持つ高知県は、豊かな水産資源に恵まれています。沿岸・沖合域では、釣り、はえ縄をはじめ、定置網やまき網など多種多様な漁業が営なまれており、キンメダイや清水サバなど、新鮮な魚介類を食卓に提供しています。近海カツオ漁業は2月初めにフィリピン近海からスタートし、10月には三陸得沖まで、カツオの北上にあわせて操業しており、遠洋マグロ漁業は、主に南太平洋海域で操業しています。


県内の各地域には、個性ある地場産品や技術など様々な資源があります。そういった資源を活かしながら、モノづくりやカフェ、レストラン開業など、自分のやりたいかとを、自分の住みたい場所で実現する方が増えています。 県では、高知に移住して起業を目指す方を応援しています。

住まい

高知市をはじめとする市街地には、不動産会社がたくさんあります。
下記のサイトから個別の不動産情報を検索できます。

中山間地域など不動産会社の少ない地域では、市町村が「空き家バンク」を運営している場合があります。「空き家バンク」とは、空き家物件情報を自治体のホームページなどで提供する仕組みのことです。比較的安価な物件が多いですが、その分、入居者負担で改修が必要な場合もあります。高知県内で「空き家バンク」に取り組んでいる市町村は下記サイトに掲載しております。
出産・子育て

「こうちプレマnet」は出産・育児について、役立つ情報や知識を提供する、新米ママ・パパの応援サイトです。子育てサークルや相談会の開催などの情報もあります。 具体的な悩み等の相談はプレママ相談へ。一般社団法人高知県助産師会「子育て・女性健康支援センター高知」が、電話やメールでお答えします。


高知県内の教育環境としては、高知市内及びその周辺に公立学校、私立学校、国公立大学、私立短期大学や専門学校などが数多くあります。
一方、中山間地域においては、学校は地域の文化や子育ての拠点になるものであり、高知県では、学校を「地域活性化の核」として捉えています。例えば、学校と地域が連携して地域の子どもたちを育んでいく「学校支援地域本部」の設置を進めています。高校においては、小規模校のメリットを活かすことにより、個々の生徒の学力状況や、就職や大学進学といった進路希望に応じてIT等も活用しながら、きめ細やかな個別指導を展開しています。
高知県内の私立学校(小・中・高校等)
高知県内の大学等
ビビビ五感全開 高知体験学習ガイド
幼児期から児童生徒、高校生まで充実した体験メニューを紹介しています。
山村留学
高知県内の4町村では、都市部の子どもを受け入れ、地域の暮らし・自然を体験する 「山村留学」に取り組んでいます。
転入学について
<公立小中学校の場合>
まず,いままで在籍している学校に転学することを届け出て,在学証明書,教科用図書給与証明書などの書類を受け取ります。
次に,転出先の市町村に転入手続きをし,転出先の市町村教育委員会の指定した学校に,上の在学証明書,教科用図書給与証明書などの書類を提出してください。
<高等学校の場合>
高等学校は,転入学試験があります。(4月,7月,8月,3月) 保護者の転勤などにともない転校を希望される場合は,在学している高等学校を通じて,転校希望先の高等学校に申し出てください。なお,全日制普通科の高等学校には通学区域の指定があり,また,転校希望の高等学校との教育課程が著しく異なる場合には転校できないことがあります。在学している高等学校によくご相談ください。
*詳しくはこちらへ
教育委員会事務局小中学校課(公立小中学校)TEL:088-821-4638
教育委員会事務局高等学校課(高等学校) TEL:088-821-4907
医 療
高知県は、看護師数や医師数も人口10万人当たりの比率では、全国の上位の水準です。また、事故や突然の発症によって早急な治療が必要になった時に、24時間365日救急搬送を受け入れる救急告示病院・診療所が県内41ヶ所。生命の危機を伴う重篤な救急患者に対する高度な医療を行う救命救急センターが、県内に3施設あります。
急病時は
「救急医療センター」(TEL:088-825-1299)へ電話を。
急な病気や怪我で受診できる医療 機関を紹介しています。年中無休、24時間対応。
夜間にお子さんの急病で心配になったら
「こうちこども救急ダイヤル(℡:♯8000又は088-873-3090)」 へ電話を。
ベテラン看護師による電話相談を行っています。年中無休、相談時間は午後8時~深夜1時。
高知県内の医療機関を検索したい場合は
高知県救急医療・広域災害情報システム「こうち医療ネット」では、病院・診療所・薬局などを、目的に応じた様々な条件から検索できます。
こうち医療ネット
安 全
東海から九州までの広い範囲で大きな被害が想定される「南海地震」の発生確率は、今後30年以内に70%程度と高まってきています。こうしたことから、高知県では、東日本大震災の発生直後から、南海地震対策を抜本的に強化し、スピード感を持って取り組みを進めております。
特に沿岸部では、避難路・避難場所や津波避難タワーを合わせて1,560箇所整備することとしており、その約9割が平成27年度末に完成しています。また、住宅の耐震化もさらに進めていくほか、地域住民が互いに助け合う自主防災組織の取り組みも積極的に支援していきます。
このサイトでは、南海トラフ地震への備えや対策を詳しく掲載。
また、ハザードマップに避難施設などを重ねた「高知県防災マップ」もご確認いただけます。