高知県レッドデータブック(動物編)

 

 平成14年1月31日発行
 高知県林業振興・環境部環境共生課

 

 

1 高知県レッドデータブック(動物編)とは


 

 絶滅のおそれのある野生生物の種などをリストアップし、その保護のために、生息状況等とりまとめた資料集である。
 本県では、絶滅のおそれがある野生動物の種の現状を把握し、希少野生動物の適切な保全と生物種の多様性の確保を図るため、平成9年度より高知県希少動物分布等調査を行い、「高知県レッドデータブック(動物編)」を作成した。

 

 

2 作成の背景


 

・開発による生息地等の破壊や乱獲等により、野生生物の種の絶滅が、地球規模あるいは国レベル
 で急速に進行している。
・絶滅のおそれのある野生生物の保護対策を適切に推進していくためには、その現状を正しく把握す
 ることが不可欠である。
・環境省のレッドデータブックは、全国を基準に選定されているため、必ずしも地域の種の実状とは一
 致しないので、高知県内の現状をとりまとめた資料集を作成することを必要とした。

 

3 経緯


 

@H9年〜平成11年度
  高知県野生動物保護対策検討委員会の設置(委員長 岡村 収高知大学 名誉教授)
  検討委員会を7回開催(調査検討)
  高知県動物版レッドリスト発表(平成12年3月23日、平成13年9月5日改訂 公表)

 AH12〜H13年度
  高知県レッドデータブック(動物編)編集委員会の設置
  編集委員会を4回開催(執筆、編集、印刷)
  高知県レッドデータブック(動物編)完成

 

 

4 効果・活用


 

@行政資料の整備
 環境アセスメントや具体的な保護対策などの基礎資料として活用。
 
A県民の理解、保護意識の向上
 開発事業者や市町村はもとより、県民の希少動物保護への正しい理解の向上。

 

 

5 概要


 

 記載内容は、選定種のリストと、種毎の選定理由、形態、生態と分布、現況と保護対策等。
掲載種の内訳は、哺乳類 4種、鳥類 48種、爬虫類 1種、両生類 4種、汽水・淡水産魚類 26種、汽水・淡水産十脚甲殻類 4種、昆虫類 105種、 陸産貝類 25種、汽水・淡水産貝類 11種となっている。(絶滅危惧種U類以上)


高知県動物版レッドリスト掲載種数
(平成13年9月5日改訂公表)

絶滅(※) (EX) 12
野生絶滅(※) (EW)
絶滅危惧T類(※) TA類(CR) 62 117 216
TB類(EN) 55
絶滅危惧U類(※) (VU)  99
準絶滅危惧 (NT)  333
情報不足 (DD) 268
計 829

   
    (※)部分の選定種の解説を高知県レッドデータブック(動物編)に掲載。

 

 

6 頒布方法


 

関係行政機関、市町村、公立図書館、中・高・大学等に頒布を行う。
また、高知県の自然を理解するための資料及び環境アセスメントを行う際に必要な情報源等でもあり、有償頒布を行う。
下記のところで頒布申込みの受付を行う。
  
  頒布申込先:財団法人 高知県のいち動物公園協会(TEL 0887-56-3500)
  頒     価:一冊 4,200円(税込み・送料別途)
  そ の 他 :高知県のいち動物公園協会に申込み後、県環境共生課より納入通知書を発送。
          代金納入確認後、本を発送。

なお、送料については、発送地域、冊数等によって料金が異なるため頒布申込先に個別に問合せ。

*申し込み受付から発送まで2〜3週間程度。

 

 

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