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空から落ちてくるもの

晴れた日の空は澄み切って、なにも落ちてくるものなんて無いように見えるね。
空には空気以外なんにも無いのでしょうか?

わたしたちの身の回りには、空気を汚しているものがたくさんあります。 火力発電所、工場の排気ガス、車の排気ガス、火山の煙やガス、家庭で使うストーブや台所のガスコンロ、お風呂など、ものを燃やして使うものがいろいろあります。 また、工事なんかで細かい土ぼこりなんかも出るね。

汚れた空気は少しずつ薄められながら、わたしたちのまわりにただよっていたり、空の高いところへ上がっていきます。 そのうちの粒の大きいものや重いものはまた地上に落ちてくるけれど、ガスや細かい粒はなかなか落ちません。 そんなガスや小さい粒の混じった空気のなかで、わたしたちは呼吸しているのです

雨の日、空からはもちろん雨が落ちてきます。
雨の水はきれいなのかな?

雨は細かい粒子に水の粒がくっついて雨の粒になります。 雨が細かい粒の時はすぐには地上に落ちてこずに空の高いところで漂っています。 これが雲です。 この時に空気を汚すけむりやガスなんかが空の高いところにあったら、雨のもとになる水の粒にくっついたり、溶けこんだりします。そして水の粒どうしが集まって大きい雨粒になり落ちてきますが、その途中にあるいろんなものも、またとかしこんだり、くっつけたりして地上に落ちてくるのです。

酸性雨はものを燃やして出るガスがとけこんで、酸性になった雨のことです。

雪も空から降ってくる。
まっしろくてきれいにみえる雪はどうかな?

最初にできる水の粒は雨と同じだけれど、それが凍ってできた雪は、雨より軽いからゆっくりゆっくり落てきます。 そうすると落ちてくる途中にあるいろんな汚れたものがくっつく時間が長いし、形が雨みたいにまん丸くないから、雨よりも汚れやすくなります。雨も雪も思ったよりも汚れていることがあるのです。

黄砂(こうさ)はどこからくるかしってる?

春などに空がうっすらと黄色くかすんだように見えることがありますね。 これは黄砂(こうさ)といって、昔から春の季節をあらわすものとして、春霞(はるがすみ)とよばれていました。
中国の内陸部乾燥地帯のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠で、砂嵐で吹き上げられた砂の細かい粒が、気流に乗って日本まで来るのです。遠いところではハワイにまで飛んでいくと言われています。 黄砂(こうさ)は昔からよく知られていることで、公害ではないけれど、地球全体の乾燥が進んでいることから、だんだん回数や量が増えていると言われています。



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