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イルカの飼育を決意古くから捕鯨など漁業の町として栄えてきた室戸市。室戸岬漁港の新港は遠洋マグロ漁船の基地として整備が始まりましたが、国際的な規制によりマグロ漁船が減り、港の施設活用が課題となりました。そのような中、地域住民からイルカを飼育する話が持ち上がり、平成15年から室戸市と麻布大学との共同でイルカの飼育を開始。その後、レストランや直販所などもでき、「海の駅とろむ」がスタートしました。 しかし、台風の被害などにより、麻布大学が事業から撤退。升井さんは、「なんとかイルカの飼育を再開するため、地域住民が中心となってNPO法人を設立しました。そして、平成18年にドルフィンセンターをオープンし、県と市の支援を受けながら、年間2万人以上が訪れる施設となりました」と、これまでの経緯を教えてくれました。 施設の連携で相乗効果を「センターでは、人とイルカが一緒に楽しむことができる4つのふれ合いプログラム(イルカ見学、ドルフィンタッチ、トレーナー体験、ドルフィンスイム)を通じて地域の交流人口の増加に取り組んでいます。好奇心が旺盛で遊び好きなイルカとふれ合うことで、心から楽しみ、いやされるのが体験プログラムの魅力です。また、高知大学医学部と連携して、自閉症などの広汎性発達障害のある子どもたちに対するイルカセラピーの研究も行っています」。 今年、県の産業振興推進総合支援事業に採択され、施設の整備や広報活動などを行うことができるようになりました。 「施設やPRが充実すれば、来場者の増加が期待できます。さらに、現在海の駅とろむで計画中のダイビング事業とのタイアップや、「シレストむろと(旧バーデハウス室戸)」などの関連施設との連携による相乗効果で、地域の活性化につなげたいです」。升井さんたちスタッフにとっても、これからの取り組みに寄せる期待は大きいようです。
イルカとのふれ合いは貴重な体験
自然に近い状態で生き生きと遊ぶイルカたち |
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